Oracle Essbase残高キューブの概要
Oracle EssbaseはOracle General Ledgerに組み込まれており、多次元の残高キューブを提供します。トランザクションまたは仕訳が一般会計に転記されるたびに、残高キューブが同時に更新されます。
次の表は、Essbaseディメンションとその説明およびディメンション・メンバーの例を示しています。
ディメンション |
摘要 |
例 |
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会計期間 |
元帳または元帳セットのカレンダに基づきます。年、四半期または期間をレポートします。 |
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元帳または元帳セット |
レポート用の元帳を選択するために使用されます。複数の元帳が共通の勘定体系を共有している場合、それらは同じキューブに含まれることがあります。 |
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勘定体系セグメント |
勘定体系のセグメントごとに異なるディメンションを使用します。階層別に編成されます。すべての詳細セグメント値を含むデフォルト階層が提供されます。「勘定科目階層の公開」ユーザー・インタフェースで公開された階層が含められます。 |
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シナリオ |
示されている残高が、実績金額または予算金額のいずれであるかを示します。配賦関連のディメンションは事前定義済のメンバーであり、配賦ソリューションで必要です。配賦ディメンションがエンド・ユーザーに直接使用されることはありません。 予算シナリオ・ディメンション・メンバーは、会計シナリオ値セットのユーザー定義メンバーで、「シナリオ・ディメンション・メンバーの作成」プロセスの実行後にキューブに表示されます。 |
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残高金額 |
値が、期首残高、期間活動または期末残高のいずれであるかを示します。借方、貸方および正味金額をレポートに使用できます。 |
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金額タイプ |
金額が、基準、期間累計、四半期累計または年累計のいずれを表すのかを示します。 |
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通貨 |
残高に使用する通貨を選択するために使用されます。 |
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通貨タイプ |
残高の通貨タイプを選択するために使用されます。 |
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