定型仕訳のタイプ

次のタイプの定型仕訳を使用して、データ入力時間を削減し、期間ごとに繰り返される仕訳の精度を向上できます。

  • スケルトン: 金額なし

  • 標準: 固定金額を使用

  • 算式: 変動金額を使用

スケルトン仕訳

スケルトン仕訳には、各期間に同じ勘定科目が含まれますが、金額が異なります。スケルトン仕訳を生成した後、「仕訳の編集」ページで仕訳明細金額を入力し、未転記の仕訳バッチを編集します。

スケルトン仕訳を使用して、従業員数、ユニットの販売数、石油のバレル数、その他の統計要因など、統計仕訳を記録します。たとえば、各期間のコスト・センターの従業員数を入力するには、次のようにします。

  1. 従業員数勘定科目を含むスケルトン仕訳を定義します。

  2. スケルトン仕訳を生成します。

  3. バッチを転記する前に、実際の従業員数を入力します。

ノート: 各期間の合計従業員数を入力する場合は、次期間の期首に仕訳が自動的に逆仕訳されるように設定します。それ以外の場合、各期間の従業員数における変更のみを入力するのであれば、仕訳の逆仕訳は必要ありません。

ベスト・プラクティスとして、スケルトン定型仕訳をスプレッドシートで作成するか、既存の仕訳をコピーすることをお薦めします。

スプレッドシートで仕訳を作成するには:

  1. 「ナビゲータ」「仕訳」を選択します。

  2. 「スプレッドシートでの仕訳の作成」リンクを選択して、ワークブック・テンプレートを1回ダウンロードします。

  3. スケルトン仕訳を作成して保存します。

  4. 期間ごとにテンプレートをオープンし、テンプレート内にすでにある仕訳明細の金額を入力します。

  5. バッチをアップロードします。

  6. 「仕訳の編集」ページで仕訳をオープンし、金額を追加します。

  7. 更新したら、仕訳バッチを保存、完了および転記します。

仕訳をコピーするには:

  1. 「ナビゲータ」「仕訳」「仕訳の管理」を選択します。

  2. コピーする仕訳を検索します。

  3. 仕訳をオープンします。

  4. 「バッチ処理」メニュー→「コピー」をクリックします。

  5. 新しい仕訳に対して必要な変更を加えます。

  6. 仕訳バッチを保存、完了および転記します。

標準定型仕訳

標準定型仕訳には、各期間に同じ勘定科目と金額が含まれます。スケルトン定型仕訳の場合と同様に、ベスト・プラクティスとして、標準定型仕訳をスプレッドシートで作成することをお薦めします。

  1. 「ナビゲータ」「仕訳」を選択します。

  2. 「スプレッドシートでの仕訳の作成」リンクを選択して、ワークブック・テンプレートを1回ダウンロードします。

  3. 標準仕訳を作成して保存します。

  4. 期間ごとに、転記を選択してバッチをアップロードおよび発行します。定型仕訳が作成されて転記されます。

算式定型仕訳

算式定型仕訳には、計算マネージャで「式」コンポーネントおよび割当てウィザードを使用して作成された算式が含まれます。これらの算式により、期間ごとに異なり、既存の勘定科目残高やその他の基準に基づく、仕訳金額が計算されます。

定型仕訳を使用して、単純または複雑な配賦や消去を実行します。たとえば、次を配賦できます。

  • 賃貸費用の一部を別のディビジョンに配賦できます。

  • 収益合計に対する部門収益の比率に基づいて、マーケティング原価のプールを複数部門に配賦できます。