定型仕訳のタイプ
次のタイプの定型仕訳を使用して、データ入力時間を削減し、期間ごとに繰り返される仕訳の精度を向上できます。
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スケルトン: 金額なし
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標準: 固定金額を使用
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算式: 変動金額を使用
スケルトン仕訳
スケルトン仕訳には、各期間に同じ勘定科目が含まれますが、金額が異なります。スケルトン仕訳を生成した後、「仕訳の編集」ページで仕訳明細金額を入力し、未転記の仕訳バッチを編集します。
スケルトン仕訳を使用して、従業員数、ユニットの販売数、石油のバレル数、その他の統計要因など、統計仕訳を記録します。たとえば、各期間のコスト・センターの従業員数を入力するには、次のようにします。
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従業員数勘定科目を含むスケルトン仕訳を定義します。
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スケルトン仕訳を生成します。
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バッチを転記する前に、実際の従業員数を入力します。
ベスト・プラクティスとして、スケルトン定型仕訳をスプレッドシートで作成するか、既存の仕訳をコピーすることをお薦めします。
スプレッドシートで仕訳を作成するには:
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「ナビゲータ」→「仕訳」を選択します。
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「スプレッドシートでの仕訳の作成」リンクを選択して、ワークブック・テンプレートを1回ダウンロードします。
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スケルトン仕訳を作成して保存します。
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期間ごとにテンプレートをオープンし、テンプレート内にすでにある仕訳明細の金額を入力します。
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バッチをアップロードします。
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「仕訳の編集」ページで仕訳をオープンし、金額を追加します。
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更新したら、仕訳バッチを保存、完了および転記します。
仕訳をコピーするには:
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「ナビゲータ」→「仕訳」→「仕訳の管理」を選択します。
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コピーする仕訳を検索します。
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仕訳をオープンします。
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「バッチ処理」メニュー→「コピー」をクリックします。
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新しい仕訳に対して必要な変更を加えます。
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仕訳バッチを保存、完了および転記します。
標準定型仕訳
標準定型仕訳には、各期間に同じ勘定科目と金額が含まれます。スケルトン定型仕訳の場合と同様に、ベスト・プラクティスとして、標準定型仕訳をスプレッドシートで作成することをお薦めします。
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「ナビゲータ」→「仕訳」を選択します。
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「スプレッドシートでの仕訳の作成」リンクを選択して、ワークブック・テンプレートを1回ダウンロードします。
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標準仕訳を作成して保存します。
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期間ごとに、転記を選択してバッチをアップロードおよび発行します。定型仕訳が作成されて転記されます。
算式定型仕訳
算式定型仕訳には、計算マネージャで「式」コンポーネントおよび割当てウィザードを使用して作成された算式が含まれます。これらの算式により、期間ごとに異なり、既存の勘定科目残高やその他の基準に基づく、仕訳金額が計算されます。
定型仕訳を使用して、単純または複雑な配賦や消去を実行します。たとえば、次を配賦できます。
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賃貸費用の一部を別のディビジョンに配賦できます。
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収益合計に対する部門収益の比率に基づいて、マーケティング原価のプールを複数部門に配賦できます。