機能通貨以外での現金仮払金の設定

Oracle Fusion Expensesを使用すると、従業員は海外出張の前に、機能通貨以外の通貨で海外出張で使用する現金仮払金を受け取ることができます。出張から戻ると、経費精算書を発行します。

払戻通貨が現金仮払金通貨と一致するように選択されている場合、現金仮払金はその特定の海外出張の経費精算書に適用されます。

この機能を設定する前に、次の前提条件が満たされていることを確認してください:

  • 会社は、許可された通貨で現金仮払金を支払うことができます。

  • ビジネス・ユニットの現金仮払金オプションで、「仮払金使用可能」オプションが「はい」に設定されています。

この機能の設定に必要なタスクは次のとおりです:

  1. 払戻通貨選択の有効化

  2. 現金仮払金通貨の指定

現金仮払金通貨の指定

許可される現金仮払金通貨を追加するステップは次のとおりです:

  1. 「設定および保守」作業領域で、次のオプションを選択します。

    • オファリング: 財務

    • 機能領域: 経費

    • タスク: 現金仮払金ポリシーおよび許可ポリシーの管理

  2. 「現金仮払金ポリシーおよび許可ポリシーの管理」ページで、必要なビジネス・ユニットを選択します。

  3. 「特定のビジネス・ユニットの編集」ダイアログ・ボックスの「仮払金通貨の許可」フィールドで、現金仮払金の通貨を選択します。

  4. 「保存して閉じる」をクリックします。

従業員は、指定した通貨で現金仮払金を要求できるようになりました。