資産計上しきい値および少額しきい値の設定

このタスクでは、資産計上しきい値および少額しきい値を設定する方法を示します。

  1. 「設定および保守」→設定: 財務→「固定資産」→「資産台帳の管理」→「詳細ルール」タブに移動します。
  2. 次の表の値を入力します:
    フィールド 摘要
    資産計上しきい値タイプ
    • 取得価額: この値を選択すると、資産またはソース明細の合計取得価額が資産計上しきい値制限と比較されます。
    • ユニット: この値を選択すると、資産のユニット当たりの取得価額が資産計上しきい値制限と比較されます。
    しきい通貨 資産計上しきい値が保持される通貨で、元帳の機能通貨とは異なる場合があります。
    ノート: このフィールドは、「外貨での資産計上しきい値」機能にオプト・インした場合にのみ使用できます。
    しきい換算レート・タイプ 資産計上しきい金額を関連元帳の機能通貨に換算するために使用されるレート・タイプ。
    ノート: このフィールドは、「外貨での資産計上しきい値」機能にオプト・インした場合にのみ使用できます。
    資産計上しきい金額 資産の資産計上にかかる最低金額。取得価額がこの金額を下回る資産は費用処理されます。
    少額しきい金額 少額資産は、資産計上する必要がある資産ですが、その取得があった期間または耐用期間の初年度のいずれかに完全に減価償却する必要があります。設定に少額しきい値が不要の場合は、資産計上しきい値と少額しきい値に同じ金額を入力します。
  3. 「保存」をクリックします。

カテゴリへの少額資産減価償却ルールの設定

異なるカテゴリに異なるしきい金額が必要な場合は、カテゴリ別にしきい金額を指定することもできます。

ノート: しきい金額をカテゴリ別に指定すると、カテゴリしきい金額によって資産台帳に定義されているしきい金額が上書きされます。
  • 「設定および保守」→設定: 財務→「固定資産」→「資産カテゴリの管理」→カテゴリの選択→「編集」→「会計基準」セクション→「デフォルト・ルール」タブにナビゲートします。

  • 「カテゴリの編集」ページの「少額資産」セクションで、資産計上しきい金額、少額しきい金額、減価償却方法、耐用期間および按分方法を入力します。

  • 「保存」をクリックします。