資産の減損
資産の帳簿価額が回収可能金額を上回ると、資産は減損されます。
貸借対照表の日付ごとに、資産が減損されていないか評価する必要があります。資産の減損を示すものがあった場合、次のことを実行する必要があります。
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資産の回収可能金額を見積もります。
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資産の回収可能金額がその帳簿価額未満である場合は、資産の帳簿価額を回収可能金額にまで減らします。
この引下げを減損損失といいます。
回収可能金額の見積
純販売価格と使用価値のうちより高い方を判断して、回収可能金額を見積もります。
場合によっては、個々の資産の回収可能金額を見積もることができない場合があります。次のことを実行する必要があります:
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資産が属する現金生成ユニットの回収可能金額を決定します。
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現金生成ユニット・レベルで減損損失を計算します。
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計算した減損損失を現金生成ユニットのすべての資産に比例配賦します。