実地棚卸転記ステータスの設定方法

実地棚卸転記ステータスは、比較プロセス全体での実地棚卸のステータスを示します。

実地棚卸のステータスに影響を及ぼす設定

ステータスは、実地棚卸データの現在のステータスに従って、Oracle Assetsまたは自分で設定します。

実地棚卸のステータスの設定方法

次の表は、実地棚卸の各転記ステータスとその設定方法を示しています。

ステータス

説明

設定者

新品

実地棚卸データを資産台帳と比較する準備ができていることを示します。

ユーザーまたはアプリケーション

差異

比較のプロセスによって、この資産の事業所、ユニット数または従業員に違いが確認されたことを示します。

アプリケーション

台帳にない資産

比較プロセスで、入力した資産番号、現品票番号およびシリアル番号を使用して、資産台帳の一意の資産を検索できなかったことを示します。

アプリケーション

非在庫資産

実地棚卸の資産が実地棚卸に含まれるように指定されていないことを示します。

資産の「実地棚卸」チェック・ボックスを有効にする必要があります。

アプリケーション

複数の一致

比較プロセスで、この実地棚卸入力に対して資産台帳で複数の資産の一致が識別されたことを示します。

アプリケーション

完全に一致

実地棚卸のデータが資産台帳のデータと一致していることを示します。

「完全に一致」のステータスの場合、その実地棚卸の日付がFA_DISTRIBUTION_HISTORY表の資産に押されます。

アプリケーション

差異の調整

比較で差異がある場合に備えて指定した差異の解決処理に従ってドラフト一括トランザクションが作成されます。

自分

トランザクション待ち

資産台帳の情報を修正するために、ドラフトの一括トランザクションが作成されたことを示します。

一括トランザクションが転記されると、ステータスは「新規」に変更され、比較が実行されます。

アプリケーション

削除

誤って入力された実地棚卸データが「実地棚卸」インタフェース表から削除されることを示します。

自分