Oracle Transactional Business Intelligenceでの合弁企業運用レポートへのアクセスの構成

次のタスクを実行して、Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)の合弁企業運用レポートへのアクセス権を持つ合弁企業ユーザーを設定します。

  • ロールを作成し、そのロールにBI作成者ロールを追加します。次に、このロールを各ユーザーに割り当てます。
  • キー・フレックスフィールド・セグメントがOTBIに対して有効になっていることを確認します。
  • ユーザーが元帳にアクセスできるように設定されていることを確認します。

これらのタスクを実行するには、「ITセキュリティ・マネージャ」ロールを持つユーザーである必要があります。

BI作成者ロールが含まれるロールを作成するには:
  1. セキュリティ・コンソールを開き、「ロール」タブを選択し、「ロールの作成」をクリックします。

  2. 「基本情報」で、次のフィールドに入力します:

    • ロール名。

    • ロール・コード。

    • ロール・カテゴリ。「財務 - ジョブ・ロール」を選択します。

  3. 「ロール階層」ページに到達するまで「次」をクリックします。
  4. 「ロールの追加」をクリックし、「BI作成者ロール」を検索します。
  5. そのロールを選択してメンバーシップを追加します。
  6. 保存のページに達するまで「次」をクリックし、保存してページを閉じます。
  7. 「ユーザー」タブをクリックし、ロールを割り当てるユーザーを検索します。
  8. そのユーザーのリンクをクリックしてユーザー詳細にアクセスします。
  9. 「編集」をクリックし、「ロールの追加」をクリックします。
  10. 追加したロールを検索し、メンバーシップの追加、「完了」をクリックします。
キー・フレックスフィールド・セグメントがOTBIに対して有効になっていることを確認するには:
  1. FSMで、「勘定体系構造インスタンスの管理」タスクを検索します。

  2. 「勘定体系構造インスタンスの管理」で、「キー・フレックスフィールド・コード」フィールドに一般会計のGL#を入力して「検索」をクリックします。

  3. 結果で、General Ledgerアプリケーションの行を選択して「構造インスタンスの管理」をクリックします。

  4. 「キー・フレックスフィールド構造インスタンスの管理」の「構造インスタンス・コード」フィールドに、合弁企業を管理する構造インスタンスのコードを入力し、「検索」をクリックします。

  5. 結果で、構成インスタンスの行を選択して「処理」、「編集」をクリックします。

  6. 「キー・フレックスフィールド構造インスタンスの編集」で、適切なセグメント・コードを持つ行を選択して「処理」、「編集」をクリックします。

  7. ダイアログ・ボックスで、「BI有効」チェック・ボックスをクリックし、「OK」をクリックします。

  8. 「保存してクローズ」をクリックしてから、「完了」をクリックします。
ユーザーが元帳にアクセスできるように設定されていることを確認するには:
  1. FSMで、「エンタープライズ・プロファイル」機能領域の「ユーザーの参照データ・セット・データ・アクセスの管理」タスクを検索して開きます。

  2. 「ユーザーのデータ・アクセスの管理」で、「データ・アクセスがあるユーザー」オプションを選択します。

  3. 「セキュリティ・コンテキスト」リストで、「元帳」を選択します。

  4. ユーザー名を入力し、「検索」をクリックします。

    結果には、ユーザーがアクセスできる元帳が表示されます。

  5. ユーザーに適切な元帳へのアクセス権が付与されていない場合は、「データ・アクセスがないユーザー」オプションを使用して元帳へのユーザー・アクセスを設定します。