Oracle Transactional Business Intelligenceでの合弁企業運用レポートへのアクセスの構成
次のタスクを実行して、Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)の合弁企業運用レポートへのアクセス権を持つ合弁企業ユーザーを設定します。
- ロールを作成し、そのロールにBI作成者ロールを追加します。次に、このロールを各ユーザーに割り当てます。
- キー・フレックスフィールド・セグメントがOTBIに対して有効になっていることを確認します。
- ユーザーが元帳にアクセスできるように設定されていることを確認します。
これらのタスクを実行するには、「ITセキュリティ・マネージャ」ロールを持つユーザーである必要があります。
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セキュリティ・コンソールを開き、「ロール」タブを選択し、「ロールの作成」をクリックします。
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「基本情報」で、次のフィールドに入力します:
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ロール名。
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ロール・コード。
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ロール・カテゴリ。「財務 - ジョブ・ロール」を選択します。
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- 「ロール階層」ページに到達するまで「次」をクリックします。
- 「ロールの追加」をクリックし、「BI作成者ロール」を検索します。
- そのロールを選択してメンバーシップを追加します。
- 保存のページに達するまで「次」をクリックし、保存してページを閉じます。
- 「ユーザー」タブをクリックし、ロールを割り当てるユーザーを検索します。
- そのユーザーのリンクをクリックしてユーザー詳細にアクセスします。
- 「編集」をクリックし、「ロールの追加」をクリックします。
- 追加したロールを検索し、メンバーシップの追加、「完了」をクリックします。
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FSMで、「勘定体系構造インスタンスの管理」タスクを検索します。
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「勘定体系構造インスタンスの管理」で、「キー・フレックスフィールド・コード」フィールドに一般会計のGL#を入力して「検索」をクリックします。
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結果で、General Ledgerアプリケーションの行を選択して「構造インスタンスの管理」をクリックします。
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「キー・フレックスフィールド構造インスタンスの管理」の「構造インスタンス・コード」フィールドに、合弁企業を管理する構造インスタンスのコードを入力し、「検索」をクリックします。
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結果で、構成インスタンスの行を選択して「処理」、「編集」をクリックします。
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「キー・フレックスフィールド構造インスタンスの編集」で、適切なセグメント・コードを持つ行を選択して「処理」、「編集」をクリックします。
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ダイアログ・ボックスで、「BI有効」チェック・ボックスをクリックし、「OK」をクリックします。
- 「保存してクローズ」をクリックしてから、「完了」をクリックします。
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FSMで、「エンタープライズ・プロファイル」機能領域の「ユーザーの参照データ・セット・データ・アクセスの管理」タスクを検索して開きます。
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「ユーザーのデータ・アクセスの管理」で、「データ・アクセスがあるユーザー」オプションを選択します。
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「セキュリティ・コンテキスト」リストで、「元帳」を選択します。
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ユーザー名を入力し、「検索」をクリックします。
結果には、ユーザーがアクセスできる元帳が表示されます。
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ユーザーに適切な元帳へのアクセス権が付与されていない場合は、「データ・アクセスがないユーザー」オプションを使用して元帳へのユーザー・アクセスを設定します。