所有者定義割当ルールの作成

「所有者定義割当ルール」ページを使用して、所有者定義割当ルールを作成します。

設定を迅速化するために、既存の割当ルールをコピーして新しい割当ルールを作成できます。複数の割当ルールをMicrosoft Excelスプレッドシートで定義して、そのスプレッドシートからすべてを一度にアップロードすることもできます。

合弁企業会計担当および合弁企業アプリケーション管理者は、所有者定義割当ルールを作成および管理できます。

  1. 「設定および保守」にナビゲートし、「財務」オファリングの下の「合弁企業管理」機能領域を選択します。
  2. 「合弁企業の所有権定義割当ルールの管理」タスクをクリックします。
  3. 「所有者定義割当ルール」で、「追加」をクリックします。
    または、「その他の処理」、「Excelで管理」をクリックし、スプレッドシートを使用して複数の所有者定義割当ルールを追加します。このスプレッドシートの中には列に入力する方法の説明が含まれており、これらの列にはユーザー・インタフェースのフィールドが反映されるとともに、フィールドの値のリストも含まれています(該当する場合)。
  4. 「詳細」セクションで、割当ルールの名前と説明を入力します。
  5. 「合弁企業」フィールドで、どの合弁企業の割当ルールを作成するかを選択します。「アクティブ」ステータスの合弁企業のみがリストに表示されます。
  6. 処理順序の番号を入力します。
    処理順序とは、複数の割当ルールが同じ時間枠に設定されているときに、どの順序で割当ルールを処理するかを決定するためのものです。設定する割当ルールが1つのみの場合も、番号を入力する必要があります。
    ヒント: 順序については、たとえば10、20、30のような採番パターンを使用することをお薦めします。このようにすると、後で既存の割当ルールの間に追加の割当ルールを挿入できるようになります。
  7. 「開始日」および「終了日」のフィールドに、割当ルールの有効日範囲を入力します。
    この日付範囲と、割当ルール・プロセスの実行対象の期間とを比較することによって、選択された期間に使用される割当ルールが決定します。
  8. 所有権定義または直接請求利害関係者のいずれかを選択します。
    その所有権定義または直接請求利害関係者がリストにない場合は、最初に合弁企業定義に追加する必要があります。それに応じて合弁企業定義を更新してから、割当ルールに戻って選択を行います。
  9. 割当ルールの適用先となる合弁企業トランザクションを持つ勘定科目または合弁企業勘定科目セットを指定します。
    • 単一の勘定科目を指定するには、「勘定科目」フィールドをクリックし、各セグメント値を選択してその勘定科目を指定するか、検索フィルタを使用して勘定科目を指定します。
    • 勘定科目セットを指定するには、その勘定科目セットをリストから選択します。「アクティブ」ステータスの勘定科目セットのみが「勘定科目セット」リストに表示されます。
      ノート: その勘定科目または勘定科目セットの元帳が、割当ルール上の合弁企業の元帳と一致している必要があります。
  10. 「保存」をクリックします。
  11. プロジェクト関連トランザクションの割当ルールを設定する場合:
    1. 「プロジェクト情報」領域で「追加」をクリックします。
    2. 追加された行で、プロジェクト関連トランザクションを識別するための次のプロジェクト値の1つまたは組合せを選択します:
      • プロジェクト番号、タスク番号、支出タイプ
      • プロジェクト番号、支出タイプ
      • プロジェクト番号、タスク番号
      • プロジェクト番号
      • 支出タイプ
        ノート: 支出タイプのうち、支出タイプ区分が「その他トランザクション」と設定されているもののみがサポートされます。詳細は、支出カテゴリおよび支出タイプを参照してください。タスク番号のみの行の追加はできません。タスク番号はプロジェクト番号なしでは存在できないためです。
    3. 必要に応じてさらに行を追加します。
  12. 完了したら、「発行」をクリックします。