パートナ拠出金をクローズするための仕訳のパートナ拠出金勘定科目の導出

パートナ拠出金をクローズするために作成する仕訳には、次の3つの仕訳明細が含まれます:

  • パートナ拠出金の未回収金額の合弁企業のパートナ拠出金勘定科目への借方

  • 契約デフォルト手数料勘定科目への貸方(契約デフォルト手数料が適用される場合)

  • 残高を払い戻す勘定科目への貸方

これらの仕訳明細の勘定科目を導出するために、合弁企業管理の「勘定科目ルールの管理」タスクで提供される次の勘定科目ルールを使用できます:

  • パートナ拠出金勘定科目: 自

  • 契約デフォルト手数料勘定科目

  • 利害関係者コスト・センター: 自

補助元帳会計では、「パートナ拠出金勘定科目: 自」および「契約デフォルト手数料勘定科目」という勘定科目ルールを使用して、合弁企業パートナ拠出金勘定科目および契約デフォルト手数料勘定科目がパートナ拠出金から取得されます。「利害関係者コスト・センター: 自」という勘定科目ルールは、残高の払戻先となる利害関係者のコスト・センターを取得するのに使用されます。

これらの勘定科目ルールは、次の画像に示すように、仕訳ルール・セットの例で提供されている仕訳明細に割り当てられた状態で提供されています。これは貸方2件と借方1件の明細を示しています。契約デフォルト手数料を記録するための貸方明細には、「契約デフォルト手数料勘定科目」という勘定科目ルールが割り当てられています。払戻金額を記録するためのもう1つの貸方明細には、「パートナ拠出金勘定科目: 自」と「利害関係者コスト・センター: 自」の2つの勘定科目ルールが割り当てられています。このように設定すると、コスト・センター・セグメント値が利害関係者のコスト・センターで上書きされます。未回収金額を記録するための借方明細には、「パートナ拠出金勘定科目: 自」という勘定科目ルールが割り当てられています。

この画像は、仕訳ルール・セットの例で提供されているパートナ拠出金クローズ仕訳の借方および貸方仕訳明細ルールを示しています。

仕訳ルール・セットの例のコピーを作成して使用することも、コピーして実際のニーズに合わせて変更を加えることもできます。たとえば、払戻金額を別のセグメントに記録するために、そのセグメントを上書きする勘定科目ルールを作成できます。