補助元帳会計基準を使用した売掛/未収金勘定の上書き

自動会計ルールから導出されたデフォルト売掛/未収金勘定の上書きが必要になる場合があります。ビジネス・ニーズに基づいて、補助元帳会計基準または各合弁企業の合弁企業定義を使用して、勘定上書きを設定できます。

ノート: 合弁企業定義と補助元帳会計基準の両方で勘定上書きを設定した場合は、補助元帳会計基準で指定した勘定科目が合弁企業売掛/未収金請求書に使用されます。

補助元帳会計基準を使用して売掛/未収金勘定を上書きするには、マッピング・セット、勘定科目ルール、仕訳ルール・セットおよび会計処理基準を設定する必要があります。マッピング・セットを使用して、入力値の組合せを特定の出力値にマップします。合弁企業の売掛/未収金勘定を導出するには、請求書の「相互参照」フィールドをマッピング・セットの入力ソースとして使用できます。このフィールドによって、合弁企業名が請求書ヘッダーに記録されます。その後、合弁企業を売掛/未収金勘定にマップできます。

  1. 「設定および保守」にナビゲートし、「財務」オファリングの下の「売掛管理」機能領域を選択します。
  2. 「表示 - すべてのタスク」を選択し、「マッピング・セットの管理」タスクをクリックします。
  3. 「作成」をクリックします。
  4. ヘッダー領域の次のフィールドに入力します:
    • 名前。
    • 短縮名。
    • 出力タイプ。「セグメント」を選択します。
    • 「摘要」。
  5. 「入力ソース」で、「追加」(「+」アイコン)をクリックします。
  6. 入力ソースの検索および選択で、次の検索基準の詳細を入力します:
    • 補助元帳アプリケーション。ドロップダウン・リストから「売掛管理」を選択します。
    • イベント区分。ドロップダウン・リストから「請求書」を入力します。
    • ソース。入力ソースとして「トランザクション相互参照」を検索して選択します。
  7. 「勘定体系」で、合弁企業のプライマリ元帳の勘定体系を入力します。
  8. 「<勘定体系名>: マッピング」で、「追加」(「+」アイコン)をクリックして行を追加し、次の例に示すように、合弁企業から売掛/未収金勘定にトランザクション相互参照をマップします: この図は、マッピング・セットの「マッピング・セットの編集」ページを示しており、トランザクション相互参照を入力ソースとして使用して、合弁企業"ALBERTA"が売掛/未収金勘定"11-3013-56552-11-0001"にマップされています。
    マッピング・セットを作成したら、勘定科目ルールに割り当てます。次に、その勘定科目ルールをイベント「請求書」および仕訳明細「請求書収益」の仕訳ルール・セットに追加します。続いて、その仕訳ルール・セットを会計処理基準に割り当てます。
    合弁企業レベルで勘定上書きを設定する方法の詳細は、「合弁企業売掛/未収金請求書の売掛/未収金勘定の指定」を参照してください。