230 DBMS_XDBRESOURCE
DBMS_XDBRESOURCE
パッケージは、リソースのメタデータと内容を操作するインタフェースを提供します。
この章のトピックは、次のとおりです:
参照:
DBMS_XDBRESOURCE
の使用方法の例は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください。
DBMS_XDBRESOURCEの概要
DBMS_XDBRESOURCE
パッケージでは、リソースのメタデータと内容を取得および設定するルーチンが提供されています。 DBMS_XMLDOM
パッケージに用意されているDOMトラバース機能を利用するには、DBMS_XDBRESOURCE
.MAKEDOCUMENT
ルーチンを使用して、XDBResource
インスタンスをDOMDocument
タイプに変換します。
DBMS_XDBRESOURCEのセキュリティ・モデル
DBMS_XDBRESOURCE
パッケージは、XDB
が所有しているため、SYS
またはXDB
によって作成される必要があります。 EXECUTE
権限は、PUBLIC
に付与されます。 このパッケージ内のサブプログラムは、現行のユーザーの権限を使用して実行されます。
DBMS_XDBRESOURCEサブプログラムの要約
この表は、DBMS_XDBRESOURCE
サブプログラムを示し、簡単に説明しています。
表230-1 DBMS_XDBRESOURCEパッケージ・サブプログラム
サブプログラム | 説明 |
---|---|
XDBResourceに使用されているすべてのメモリーを解放します。 |
|
XDBResourceを指定すると、そのACLを文字列として戻します。 |
|
指定したリソースのACLドキュメントを |
|
XDBResourceを指定すると、その作成者を戻します。 |
|
XDBResourceを指定すると、その文字セットを戻します。 |
|
XDBResourceを指定すると、そのコメントを戻します。 |
|
リソースの内容を |
|
リソースの内容を |
|
リソースの内容を |
|
XDBResourceを指定すると、そのコンテンツ・タイプを戻します。 |
|
リソースの内容をXMLとして戻します。 |
|
リソースの内容を文字列として戻します。 |
|
XDBResourceを指定すると、その作成日を戻します。 |
|
XDBResourceを指定すると、その作成者を戻します。 |
|
メタデータにxpathと名前空間を指定すると、要求されたカスタム・メタデータを戻します。 |
|
XDBResourceを指定すると、その表示名を戻します。 |
|
XDBResourceを指定すると、その言語を戻します。 |
|
XDBResourceを指定すると、その最終変更者を戻します。 |
|
XDBResourceを指定すると、その変更日を戻します。 |
|
XDBResourceを指定すると、その所有者を戻します。 |
|
XDBResourceを指定すると、その参照数を戻します。 |
|
XDBResourceを指定すると、そのバージョンIDを戻します。 |
|
特定のリソースのACLが変更された場合は |
|
特定のリソースのACLが変更された場合は |
|
特定のXPathで示される要素または属性が変更された場合は |
|
特定のリソースの文字セットが変更された場合は |
|
特定のリソースのコメントが変更された場合は |
|
特定のリソースの内容が変更された場合は |
|
特定のリソースのコンテンツ・タイプが変更された場合は |
|
特定のリソースの作成日が変更された場合は |
|
特定のリソースの作成者が変更された場合は |
|
このXPathのカスタム・メタデータが変更された場合は |
|
特定のリソースの表示名が変更された場合は |
|
特定のリソースの言語が変更された場合は |
|
特定のリソースの最終変更者が変更された場合は |
|
特定のリソースの変更日が変更された場合は |
|
特定のリソースの所有者が変更された場合は |
|
特定のリソースの参照数が変更された場合は |
|
特定のリソースのバージョンIDが変更された場合は |
|
特定のリソースがフォルダの場合は |
|
入力したリソースが |
|
XDBResourceをXMLDOMインタフェースを使用して処理できるDOMDocumentに変換します。 |
|
リソースを任意の変更で更新します。 |
|
特定のXDBResourceのACLを指定したパスに設定します。 |
|
特定のXDBResourceの作成者を指定した文字列に設定します。 |
|
特定のXDBResourceの文字セットを指定した文字セットに設定します。 |
|
特定のXDBResourceに対応するコメントを設定します。 |
|
特定のリソースの内容を特定の |
|
特定のXDBResourceのコンテンツ・タイプを設定します。 |
|
XPathと名前空間で指定したカスタム・メタデータを新規データに設定します。 |
|
特定のXDBResourceの表示名を設定します。 |
|
特定のXDBResourceの言語を設定します。 |
|
特定のXDBResourceの所有者を設定します。 |
FREERESOURCEプロシージャ
このプロシージャは、XDBResourceに使用されているすべてのメモリーを解放します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.FREERESOURCE ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-2 FREERESOURCEプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
解放するXDBResource。 |
GETACLファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはそのACLを文字列として戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETACL ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-3 GETACLファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETACLDOCFROMRESファンクション
このファンクションは、指定したリソースのACLドキュメントをXMLType
として戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETACLDOCFROMRES ( res IN XDBResource) RETURN SYS.XMLTYPE;
パラメータ
表230-4 GETACLDOCFROMRESファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETAUTHORファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはその作成者を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETAUTHOR ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-5 GETAUTHORファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETCHARACTERSETファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはその文字セットを戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETCHARACTERSET ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-6 GETCHARACTERSETファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETCOMMENTファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはそのコメントを戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETCOMMENT ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-7 GETCOMMENTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETCONTENTBLOBファンクション
このファンクションは、リソースの内容をBLOB
として戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETCONTENTBLOB ( res IN XDBResource, csid OUT PLS_INTEGER) RETURN BLOB;
パラメータ
表230-8 GETCONTENTBLOBファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
|
戻された |
GETCONTENTCLOBファンクション
このファンクションは、リソースの内容をCLOB
として戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETCONTENTCLOB ( res IN XDBResource) RETURN CLOB;
パラメータ
表230-9 GETCONTENTCLOBファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETCONTENTREFファンクション
このファンクションは、リソースの内容をXMLTypeRef
として戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETCONTENTREF ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-10 GETCONTENTREFファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETCONTENTTYPEファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはそのコンテンツ・タイプを戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETCONTENTTYPE ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-11 GETCONTENTTYPEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETCONTENTXMLファンクション
このファンクションは、リソースの内容をXMLTypeRef
として戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETCONTENTXML ( res IN XDBResource) RETURN XMLType;
パラメータ
表230-12 GETCONTENTXMLファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETCONTENTVARCHAR2ファンクション
このファンクションは、リソースの内容を文字列として戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETCONTENTVARCHAR2 ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-13 GETCONTENTVARCHAR2ファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETCREATIONDATEファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはその作成日を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETCREATIONDATE ( res IN XDBResource) RETURN TIMESTAMP;
パラメータ
表230-14 GETCREATIONDATEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETCREATORファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはその作成者を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETCREATOR ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-15 GETCREATORファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETCUSTOMMETADATAファンクション
メタデータにxpathと名前空間を指定すると、このファンクションは要求されたカスタム・メタデータを戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETCUSTOMMETADATA ( res IN XDBResource, xpath IN VARCHAR2, namespace IN VARCHAR2) RETURN XMLType;
パラメータ
表230-16 GETCUSTOMMETADATAファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
|
カスタム・メタデータのXPath。 |
|
ネームスペース |
使用上のノート
XPath式の1番目の要素は"Resource"である必要があります。
GETDISPLAYNAMEファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはその表示名を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETDISPLAYNAME ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-17 GETDISPLAYNAMEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETLANGUAGEファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはその言語を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETLANGUAGE ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-18 GETLANGUAGEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETLASTMODIFIERファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはその最終変更者を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETLASTMODIFIER ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-19 GETLASTMODIFIERファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETMODIFICATIONDATEファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはその変更日を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETMODIFICATIONDATE ( res IN XDBResource) RETURN TIMESTAMP;
パラメータ
表230-20 GETMODIFICATIONDATEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETOWNERファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはその所有者を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETOWNER ( res IN XDBResource) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表230-21 GETOWNERファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETREFCOUNTファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはその参照数を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETREFCOUNT ( res IN XDBResource) RETURN PLS_INTEGER;
パラメータ
表230-22 GETREFCOUNTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
GETVERSIONIDファンクション
XDBResourceを指定すると、このファンクションはそのバージョンIDを戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.GETVERSIONID ( res IN XDBResource) RETURN PLS_INTEGER;
パラメータ
表230-23 GETVERSIONIDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASACLCHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースのACLが変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASACLCHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-24 HASACLCHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASAUTHORCHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースの作成者が変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASAUTHORCHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-25 HASAUTHORCHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASCHANGEDファンクション
XPathを指定すると、このファンクションはXPathで示される要素または属性が変更されているかどうかを判別します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASCHANGED ( res IN XDBResource, xpath IN VARCHAR2, namespace IN VARCHAR2) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-26 HASCHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
|
チェックするXPath。 |
|
使用する名前空間。 |
HASCHARACTERSETCHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースの文字セットが変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASCHARACTERSETCHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-27 HASCHARACTERSETCHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASCOMMENTCHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースのコメントが変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASCOMMENTCHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-28 HASCOMMENTCHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASCONTENTCHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースの内容が変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASCONTENTCHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-29 HASCONTENTCHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASCONTENTTYPECHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースのコンテンツ・タイプが変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASCONTENTTYPECHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-30 HASCONTENTTYPECHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASCREATIONDATECHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースの作成日が変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASCREATIONDATECHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-31 HASCREATIONDATECHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASCREATORCHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースの作成者が変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASCREATORCHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-32 HASCREATORCHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASCUSTOMMETADATACHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースのカスタム・メタデータが変更されているかどうかをチェックします。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASCUSTOMMETADATACHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-33 HASCUSTOMMETADATACHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASDISPLAYNAMECHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースの表示名が変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASDISPLAYNAMECHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-34 HASDISPLAYNAMECHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASLANGUAGECHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースの言語が変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASLANGUAGECHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-35 HASLANGUAGECHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASLASTMODIFIERCHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースの最終変更者が変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASLASTMODIFIERCHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-36 HASLASTMODIFIERCHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASMODIFICATIONDATECHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースの変更日が変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASMODIFICATIONDATECHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-37 HASMODIFICATIONDATECHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASOWNERCHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースの所有者が変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASOWNERCHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-38 HASOWNERCHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASREFCOUNTCHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースの参照数が変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASREFCOUNTCHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-39 HASREFCOUNTCHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
HASVERSIONIDCHANGEDファンクション
このファンクションは、特定のリソースのバージョンIDが変更された場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.HASVERSIONIDCHANGED ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-40 HASVERSIONIDCHANGEDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
ISFOLDERファンクション
このファンクションは、特定のリソースがフォルダの場合はTRUE
、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.ISFOLDER ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-41 ISFOLDERファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
ISNULLファンクション
このファンクションは、入力したリソースがNULL
の場合にTRUE
を戻します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.ISNULL ( res IN XDBResource) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表230-42 ISNULLファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
入力リソース。 |
MAKEDOCUMENTファンクション
このファンクションは、XDBResourceを、XMLDOMインタフェースを使用して処理できるDOMDocumentに変換します。
参照:
DBMS_XMLDOMパッケージ
構文
DBMS_XDBRESOURCE.MAKEDOCUMENT ( res IN XDBResource) RETURN DBMS_XMLDOM.DOMDocument;
パラメータ
表230-43 MAKEDOCUMENTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
SAVEプロシージャ
このプロシージャは、リソースを任意の変更で更新します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.SAVE ( res IN XDBResource);
パラメータ
表230-44 SAVEプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
SETACLプロシージャ
このプロシージャは、特定のXDBResourceのACLを指定したパスに設定します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.SETACL ( res IN OUT XDBResource, ACLPath IN VARCHAR2);
パラメータ
表230-45 SETACLプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
|
新規ACLの絶対パス |
SETAUTHORプロシージャ
このプロシージャは、特定のXDBResourceの作成者を指定した文字列に設定します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.SETAUTHOR ( res IN OUT XDBResource, author IN VARCHAR2);
パラメータ
表230-46 SETAUTHORプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
|
作成者。 |
SETCHARACTERSETプロシージャ
このプロシージャは、特定のXDBResourceの文字セットを指定した文字セットに設定します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.SETCHARACTERSET ( res IN OUT XDBResource, charSet IN VARCHAR2);
パラメータ
表230-47 SETCHARACTERSETプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
|
新しい文字セット。 |
SETCOMMENTプロシージャ
このプロシージャは、特定のXDBResourceに対応するコメントを設定します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.SETCOMMENT ( res IN OUT XDBResource, comment IN VARCHAR2);
パラメータ
表230-48 SETCOMMENTプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
|
新しいコメント。 |
SETCONTENTプロシージャ
このプロシージャは、特定のリソースの内容を指定したデータ・タイプに置き換えます。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.SETCONTENT ( res IN OUT XDBResource, data IN BFILE, csid IN NUMBER); DBMS_XDBRESOURCE.SETCONTENT ( res IN OUT XDBResource, data IN BLOB, csid IN PLS_INTEGER); DBMS_XDBRESOURCE.SETCONTENT ( res IN OUT XDBResource, data IN CLOB); DBMS_XDBRESOURCE.SETCONTENT ( res IN OUT XDBResource, data IN REF SYS.XMLType, sticky IN BOOLEAN := TRUE); DBMS_XDBRESOURCE.SETCONTENT ( res IN OUT XDBResource, data IN VARCHAR2); DBMS_XDBRESOURCE.SETCONTENT ( res IN OUT XDBResource, data IN SYS.XMLType);
パラメータ
表230-49 SETCONTENTプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
|
|
|
|
|
|
SETCONTENTTYPEプロシージャ
このプロシージャは、特定のXDBResourceのコンテンツ・タイプを設定します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.SETCONTENTTYPE ( res IN OUT XDBResource, conttype IN VARCHAR2);
パラメータ
表230-50 SETCONTENTTYPEプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
|
新しいコンテンツ・タイプ。 |
SETCUSTOMMETADATAプロシージャ
このプロシージャは、XPathと名前空間で指定したカスタム・メタデータを新規データに設定します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.SETCUSTOMMETADATA ( res IN OUT XDBResource, xpath IN VARCHAR2, namespace IN VARCHAR2, newMetadata IN XMLType);
パラメータ
表230-51 SETCUSTOMMETADATAプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
|
変更するXPath。 |
|
使用する名前空間。 |
|
特定のXPathのメタデータを置き換える必要がある新規データ。 |
使用上のノート
XPath式の1番目の要素は"Resource"である必要があります。
SETDISPLAYNAMEプロシージャ
このプロシージャは、特定のXDBResourceの表示名を設定します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.SETDISPLAYNAME ( res IN OUT XDBResource, name IN VARCHAR2);
パラメータ
表230-52 SETDISPLAYNAMEプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
|
新しい表示名。 |
SETLANGUAGEプロシージャ
このプロシージャは、特定のXDBResource
の言語を設定します。
構文
DBMS_XDBRESOURCE.SETLANGUAGE ( res IN OUT XDBResource, ACLPath IN VARCHAR2);
パラメータ
表230-53 SETLANGUAGEプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBResource。 |
|
新しいパス。 |