19.5 Oracle Enterprise ManagerのText Manager

Oracle Enterprise Managerには、Oracle Text索引の構成、メンテナンスおよび管理を行うためのText Managerが用意されています。Text Managerを使用すると、Oracle Text索引の構成および管理に関する基本的なタスクをすべて実行できます。単一のOracle DatabaseインスタンスまたはOracle Real Application Clusters環境におけるOracle Text索引の全般的な状態を監視できます。Text Managerには重要な情報のサマリーが表示され、目的の詳細レベルへのドリルダウンや問題の解決、実行の必要があるアクションの理解が可能です。

「テキスト索引」ページに、処理中のジョブ、直前の7日間以内にスケジュールされているジョブ、または問題が発生しているジョブが表示されます。このページからジョブ・スケジューラに移動して、このデータベース・インスタンスに対するすべてのジョブの概要を表示したり、選択したジョブを管理できます。Oracle Enterprise Managerのオンライン・ヘルプでは、Text Managerの各機能を使用するための詳細および手順を説明しています。

この項では、次の項について説明します。

ノート:

Text ManagerによってOracle Textの索引を作成することはできません。Oracle Text索引を作成するには、「Oracle Textの索引の作成」「Oracle Textでの索引付け」で説明しているように、CREATE INDEX文を使用します。

19.5.1 Text Managerの使用

Text Managerにアクセスして、Oracle Text索引を管理したり、指定した索引に対してジョブをスケジュールできます。

Text Managerのメイン・ページで、「アクション」リストから選択した索引に対し、次のアクションを実行できます。

  • 同期化

  • 最適化

  • 再構築

  • 失敗した操作の再開

  • ログの表示

  • エラーの表示

  1. Cloud Controlへのアクセス権限を持つユーザー・アカウントによってデータベースにサインインします。たとえば、SYSまたはSYSTEMと、データベースのインストール中に指定したパスワードを使用します。
  2. データベースのホームページで、「スキーマ」タブをクリックします。
  3. 「Text Manager」グループで、「テキスト索引」を選択します。

    「テキスト索引」ページには、このデータベース・インスタンスのOracle Text索引のリストが表示されます。

「テキスト索引」ページからOracle Text索引を選択すると、その索引に対して編集とアクションのオプションが使用可能になります。たとえば、検索の属性を構成するには、選択した索引に対して「編集」をクリックします。「テキスト索引の編集」ページで、ワイルドカードの語句の最大数、ファジー・スコア、ファジーの拡張の数などの属性を設定できます。また、索引名およびパーティション名を変更し、NETWORK_DATASTOREの設定を指定することもできます。

19.5.2 Oracle Text索引の一般情報の表示

「テキスト索引の表示」ページを使用して、指定した索引の一般的な情報(索引タイプ、並列度、同期モード、ワイルドカード制限、ファジー・スコア、ファジーの数値的結果、データストアなど)を表示できます。索引のパーティションに関する情報も表示できます。

Oracle Text索引の一般情報を表示するには、「テキスト索引」ページの索引リストで索引の名前をクリックします。「テキスト索引の表示」ページが開き、「一般」タブが選択されています。このページでアクションを選択して、メンテナンス・タスクを実行できます。

19.5.3 Oracle Text索引の状態のチェック

Text Managerでは、「テキスト索引」ページにデータベース・インスタンスのOracle Text索引が表示されます。このページを使用すると、アプリケーション全体が適切に実行されていることを確認するために必要な重要なアクションを理解できます。

「テキスト索引」ページを使用して、次の情報を表示できます。

  • 過去7日間に発行された索引およびジョブのステータス。

  • 無効なパーティションを含むOracle Text索引、つまり無効なテキスト索引の数。すべてのOracle Text索引の無効なパーティション(ある場合)の数もまた表示されます。

  • 進行中の状態の索引およびパーティションの数。

  • すべてのパーティションが有効で、処理中のアクティビティを含まない索引の数。

  • このデータベース・インスタンスに対して検出されたOracle Text索引の合計数。

  • 各Oracle Text索引の索引タイプ、所有者、同期化されていないドキュメントの数、ドキュメントの合計数、および断片化の割合。

リストからOracle Text索引を選択すると、アクションを編集または実行するためのオプションを使用できるようになります。