はじめに

『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』では、Oracle Clusterwareのアーキテクチャと、この製品の概要について説明します。また、Oracle Clusterwareの管理とデプロイメントについても説明します。

このマニュアルの情報は、特に指定がないかぎり、すべてのプラットフォーム上で動作するOracle Clusterwareに適用されます。このマニュアルの内容は、他のOracleマニュアルにおけるシングル・インスタンスのOracle Databaseの管理およびデプロイメントに関する項目の説明を補足するものです。必要に応じて、プラットフォーム固有のマニュアルも参照してください。ここでは、次の内容について説明します。

対象読者

Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイドでは、データベース管理者、ネットワーク管理者およびシステム管理者を対象とし、Oracle Clusterwareのアーキテクチャの説明、および管理とデプロイメントに関するトピックを提供しています。

このガイドは、Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)データベースを管理する管理者を対象としています。

Java Accessibilityを実装するためのJava Access Bridgeの設定

Microsoft Windowsシステムのアシスティブ・テクノロジがJava Accessibility APIを使用できるように、Java Access Bridgeをインストールします。

Java Access Bridgeは、Java Accessibility APIを実装するJavaアプリケーションおよびアプレットをMicrosoft Windowsシステム上のユーザー補助テクノロジから可視にするためのテクノロジです。

Java Access Bridgeの使用に必要なサポートされているアシスティブ・テクノロジの最小バージョンの詳細は、Java Platform, Standard Edition アクセシビリティ・ガイドを参照してください。また、インストールとテストの手順およびJava Access Bridgeの使用手順の詳細は、このガイドを参照してください。

コマンド構文

このガイドのコマンド例を理解するには、次のコマンド構文規則を参照してください。

規則 説明
$ コマンド例のBourneまたはBASHシェル・プロンプト。プロンプトをコマンドの一部として入力しないでください。
% コマンド例のCシェル・プロンプト。プロンプトをコマンドの一部として入力しないでください。
# コマンド例のスーパーユーザー(root)プロンプト。プロンプトをコマンドの一部として入力しないでください。
monospace UNIXコマンド構文

バックスラッシュ\

バックスラッシュは、UNIXおよびLinuxコマンドの行の継続を表す記号です。コマンド例が1行に入りきらない場合に使用します。コマンドは、表示どおりにバックスラッシュを付けて入力するか、またはバックスラッシュなしで1行に入力します。

dd if=/dev/rdsk/c0t1d0s6 of=/dev/rst0 bs=10b \  count=10000

中カッコ{ }

中カッコは、必須の入力項目を表します。

.DEFINE {macro1}

大カッコ[ ]

大カッコは、カッコ内の項目を任意に選択することを表します。

cvtcrt termname [outfile]

省略記号...

省略記号は、同じ項目を任意の数だけ繰り返すことを表します。

CHKVAL fieldname value1 value2 ... valueN

italic

イタリック体は、変数を表します。変数には値を代入します。

library_name 

縦線|

縦線は、大カッコまたは中カッコ内の複数の選択項目の区切りに使用します。

FILE filesize [K|M]

表記規則

このドキュメントでは、次のテキスト表記規則が使用されます:

規則 意味

boldface

太字体は、アクションに関連付けられたグラフィカル・ユーザー・インタフェース要素や、本文または用語集で定義されている用語を示します。

italic

イタリック体は、ブック・タイトル、強調、またはユーザーが特定の値を指定するプレースホルダー変数を示します。

monospace

等幅体は、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、またはユーザーが入力するテキストを示します。