アップグレード強制後のアクセス不可能ノードの追加

この手順を使用して、クラスタの強制アップグレード後にアクセス不可能ノードを追加します。

Oracle Grid Infrastructure 12c以上では、クラスタの強制アップグレード後、ここで説明している手順を使用して、アクセス不可能ノードを削除するのではなく、以前のリリースで求められていた、クラスタにノードを追加することが可能になりました。このオプションを使用するには、Oracle Grid Infrastructure 23aiソフトウェアがノードにインストールされている必要があります。
  1. クラスタに追加するノードでrootユーザーとしてログインします。
  2. Oracle Grid Infrastructureホーム・ディレクトリに移動します。
    $ cd Grid_home
  3. 次のコマンドを実行します。upgraded_nodeは、正常にアップグレードされたクラスタ・ノードの1つです。
    $ rootupgrade.sh -join -existingnode upgraded_node