はじめに
このガイドでは、Oracle Grid Infrastructure環境(Oracle ClusterwareおよびOracle Automatic Storage Management)をインストールして構成する準備としてサーバーを構成する方法について説明します。
また、Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC)をインストールする準備としてサーバーと記憶域を構成する方法についても説明します。
- 対象読者
- ドキュメントのアクセシビリティについて
- ダイバーシティ&インクルージョン
- Java Access Bridgeの設定によるJava Accessibilityの実装
Microsoft Windowsシステムで支援テクノロジがJava Accessibility APIを使用できるようにJava Access Bridgeをインストールします。 - コマンド構文
このガイドのコマンド例を理解するには、これらのコマンド構文規則を参照してください。 - 表記規則
対象読者
このガイドでは、ネットワークおよびシステムの管理者が必要とする構成についての情報と、クラスタ用Oracle Grid Infrastructureのインストールで、Oracle ClusterwareおよびOracle Automatic Storage Managementをインストールして構成するデータベース管理者(DBA)が必要とするデータベースのインストールについての情報を記載しています。
Oracle RACをインストールする、特別なシステム・ロールを持つユーザーに対しては、システム管理者、ネットワーク管理者またはストレージ管理者として、クラスタ用Oracle Grid Infrastructureのインストール準備段階でシステムを構成すること、およびオペレーティング・システムのroot権限を必要とするすべての構成タスクを完了することを目的としています。Oracleグリッド・インフラストラクチャのインストールおよび構成が正常に完了した場合、システム管理者が行う必要があることは、構成情報の指定と、Oracle RACのインストール中にrootとしてスクリプトを実行する権限をデータベース管理者に付与することのみです。
このマニュアルは、Oracle Databaseの概念を十分に理解していることを前提としています。
親トピック: はじめに
ドキュメントのアクセシビリティについて
オラクルのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
お客様のOracleサポート・サービスへのアクセスおよびご利用は、該当するサービスの注文時に指定された利用条件に従うものとします。
親トピック: はじめに
ダイバーシティ&インクルージョン
Oracleはダイバーシティ&インクルージョンに積極的に取り組んでいます。Oracleは、ソート・リーダーシップと革新性を高める社員の多様性を尊重し、その価値を重んじています。従業員、お客様、パートナー様にポジティブな影響をもたらすインクルーシブな文化を醸成する私たちのイニシアティブの一環として、製品やドキュメントからインセンシティブな用語を取り除くように努めています。また、Oracle製品および業界標準が進化する中、お客様の既存の技術との互換性を維持する必要性およびサービスの継続性確保の要求にも留意しています。このような技術的な制限により、当社のインセンシティブな用語を削除する取組みは継続中であり、時間と皆様のご協力が必要となります。
親トピック: はじめに
Java Access Bridgeの設定によるJava Accessibilityの実装
Microsoft Windowsシステムで支援テクノロジがJava Accessibility APIを使用できるようにJava Access Bridgeをインストールします。
Java Access Bridgeは、Java Accessibility APIを実装するJavaアプリケーションおよびアプレットをMicrosoft Windowsシステム上のユーザー補助テクノロジから可視にするためのテクノロジです。
Java Access Bridgeの使用に必要な、最低限サポートされているバージョンのユーザー補助テクノロジの詳細は、Java Platform,Standard Editionアクセシビリティ・ガイドを参照してください。また、インストール手順とテスト手順、およびJava Access Bridgeの使用方法についてもこのガイドを参照してください。
親トピック: はじめに
コマンド構文
このガイドのコマンド例を理解するには、次のコマンド構文規則を参照してください。
規則 | 説明 |
---|---|
$ |
コマンド例のBourneまたはBASHシェル・プロンプト。プロンプトをコマンドの一部として入力しないでください。 |
% |
コマンド例のCシェル・プロンプト。プロンプトをコマンドの一部として入力しないでください。 |
# |
コマンド例のスーパーユーザー(root)プロンプト。プロンプトをコマンドの一部として入力しないでください。 |
monospace |
UNIXコマンド構文 |
バックスラッシュ\ |
バックスラッシュは、UNIXおよびLinuxコマンドの行の継続を表す記号です。コマンド例が1行に入りきらない場合に使用します。コマンドは、表示どおりにバックスラッシュを付けて入力するか、またはバックスラッシュなしで1行に入力します。
|
中カッコ{ } |
中カッコは、必須の入力項目を表します。
|
大カッコ[ ] |
大カッコは、カッコ内の項目を任意に選択することを表します。
|
省略記号... |
省略記号は、同じ項目を任意の数だけ繰り返すことを表します。
|
italic |
イタリック体は、変数を表します。変数には値を代入します。
|
縦線 | |
縦線は、大カッコまたは中カッコ内の複数の選択項目の区切りに使用します。
|
親トピック: はじめに
表記規則
規則 | 意味 |
---|---|
boldface |
太字体は、アクションに関連付けられたグラフィカル・ユーザー・インタフェース要素や、本文または用語集で定義されている用語を示します。 |
italic |
イタリック体は、ブック・タイトル、強調、またはユーザーが特定の値を指定するプレースホルダー変数を示します。 |
|
等幅体は、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、またはユーザーが入力するテキストを示します。 |
親トピック: はじめに