第VI部 監査を使用したデータベース・アクティビティの監視
第VI部では、監査を使用したデータベース・アクティビティの監視方法について説明します。
- 監査の概要
Oracle Databaseは、業界で最も包括的な監査機能を備えており、誰がどのようなアクションをいつ実行したか、および監査レコードを生成したアクティビティに関連するコンテキストに関する詳細情報を取得することを可能にします。 - 監査ポリシーのプロビジョニング
Oracle Databaseには、アクティビティを監査するための様々な方法が用意されています。 - カスタム統合監査ポリシーの作成
Oracle Databaseは、特殊なニーズに合わせてカスタム統合監査ポリシーを作成および管理できる柔軟性を備えています。 - ファイングレイン監査ポリシーを使用した値ベースの監査
ファイングレイン監査を使用すると、値ベースの監査を実行して、特定の列の値に基づいて特定の行へのアクセスを監査できます。 - 監査証跡の管理
データベースの監査証跡を適切に管理することで、効率的なパフォーマンスとディスク領域の最適な使用が保証されます。AUDIT_ADMIN
ロールが付与されているユーザーは、監査証跡を管理、アーカイブおよび削除できます。