27 厳密認証の使用のカスタマイズ
Oracle Databaseのネイティブ・ネットワーク暗号化および厳密認証のもとで、複数の認証方法を構成できます。
27.3 複数の認証方式の構成
多くのネットワークにおいて、単一のセキュリティ・サーバーで複数の認証方式が使用されています。
そのため、Oracle Databaseでは、Oracleクライアントが特定の認証方式を使用できるように、および、Oracleデータベース・サーバーが指定された任意の方式を受け入れることができるように、ネットワークを構成できます。
Oracle Net Managerを使用するか、または任意のテキスト・エディタを使用してsqlnet.oraファイルを変更することによって、クライアント・システムとサーバー・システムの両方で複数の認証方式を設定できます。クライアントとサーバーの両方に認証方式を追加するには、Oracle Net Managerを使用します。
ノート:
SecurID機能はRADIUSによって提供されます。RADIUSサポートはRSA ACE/Serverに組み込まれています。
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27.4 外部認証のためのOracle Databaseの構成
パラメータを使用して、ネットワーク認証を使用するようにOracle Databaseを構成できます。
27.4.1 sqlnet.oraでのSQLNET.AUTHENTICATION_SERVICESパラメータの設定
SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICESパラメータでは、使用する認証方式とバージョンを定義します。
すべてのクライアントおよびサーバーで、サポートされている認証方式をそれぞれが使用できるようにするには、
sqlnet.oraファイルでSQLNET.AUTHENTICATION_SERVICESパラメータを設定する必要があります。
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