ADD_FAR_SYNC
ADD_FAR_SYNC
関数を使用すると、Data Guard Broker構成に遠隔同期インスタンスを追加できます。このコマンドを使用するには、Oracleウォレット・ベースの認証を構成し、SYSDBA権限で接続する必要があります。
ADD_FAR_SYNC
関数
書式
DBMS_DG.ADD_FAR_SYNC (
far_sync_name IN VARCHAR2,
far_sync_ci IN VARCHAR2,
severity OUT BINARY_INTEGER)
RETURN BINARY_INTEGER;
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
far_sync_name |
ブローカでこの遠隔同期インスタンスを参照するために使用する名前。この名前は、対応するデータベースの |
far_sync_ci |
完全指定の接続記述子またはOracle Net Servicesのネーミング・メソッド(TNSなど)により解決される名前です。指定した値は、データベース・プロパティ |
severity |
この関数によって返されたステータスに関連付けられている重大度。重大度は、次のOracleエラー番号のいずれかになります。
|
使用上のノート
-
この関数では、2進整数が返されます。
-
この関数は、プライマリ・データベース、または有効化されているスタンバイ・データベースか遠隔同期インスタンスに接続している間のみコールできます。
戻り値
エラー | 説明 |
---|---|
ORA-00000: 正常に完了しました。 |
遠隔同期インスタンスはData Guard Broker構成に正常に追加されました。 |
その他 |
Data Guard Brokerで構成に遠隔同期インスタンスを追加できませんでした。戻り値で、この失敗の理由が示されます。 |