DISABLE_FS_FAILOVER_CONDITION
DISABLE_FS_FAILOVER_CONDITION関数を使用すると、ファスト・スタート・フェイルオーバーを実行する条件を削除できます。
DISABLE_FS_FAILOVER_CONDITION関数
DBMS_DG.DISABLE_FS_FAILOVER_CONDITION (
condition IN VARCHAR2,
severity OUT BINARY_INTEGER)
RETURN BINARY_INTEGER;パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
condition |
無効にするファスト・スタート・フェイルオーバー条件。 |
severity |
この関数によって返されたステータスに関連付けられている重大度。重大度は、次のOracleエラー番号のいずれかになります。
|
使用上のノート
-
この関数では、2進整数が返されます。
戻り値
| 健全性条件 | 説明 |
|---|---|
| "データファイル書込みエラー" |
ファスト・スタート・フェイルオーバーが有効化され、データファイル書込みエラー条件が指定されている場合、任意のデータ・ファイル(一時ファイル、システム・データ・ファイル、UNDOファイルなど)で書込みエラーが発生すると、ファスト・スタート・フェイルオーバーが開始されます。 |
| "破損した制御ファイル" |
制御ファイルが破損しました。この条件はデフォルトで有効になっています。 |
| "破損したディクショナリ" | 重要なデータベース・オブジェクトのディクショナリが破損しました。この条件はデフォルトで有効になっています。 |
| "アクセス不可能なログ・ファイル" | I/Oエラーにより、LGWRがログ・グループのどのメンバーにも書き込むことができません。 |
| "スタック・アーカイバ" | デバイスに空き容量がないかデバイスを使用できないためにアーカイバがREDOログをアーカイブできません。 |
| エラー | 説明 |
|---|---|
ORA-00000: 正常に完了しました。 |
ファスト・スタート・フェイルオーバー条件が無効になりました。 |
その他 |
Data Guard Brokerで、ファスト・スタート・フェイルオーバー条件を無効にできませんでした。 |