1 Oracleフリート・パッチ適用およびプロビジョニング
Oracleフリート・パッチ適用およびプロビジョニングは、Oracleホームのプロビジョニングと保守のためのソフトウェア・ライフサイクル管理方法です。
Oracleフリート・パッチ適用およびプロビジョニング(Oracle FPP)により、データベース、クラスタ、およびユーザー定義ソフトウェア・タイプの標準的な操作環境の一括デプロイメントおよびメンテナンスが可能になります。Oracle Fleet Patching and Provisioningを使用すると、クラスタのインストールと、Oracle Grid InfrastructureおよびOracle Database 12cリリース2 (12.2)以降のプロビジョニング、パッチ適用、スケーリングおよびアップグレードを行うこともできます。また、アプリケーションおよびミドルウェアのプロビジョニングもできます。
ノート:
Oracle Grid Infrastructure 19c以上では、以前は高速ホーム・プロビジョニング(RHP)と呼ばれていた機能がOracleフリート・パッチ適用およびプロビジョニング(Oracle FPP)になりました。- Oracle Fleet Patching and Provisioningについて
Oracle FPPは、Oracle Database (単一インスタンスのOracle Database、Oracle RAC、Data Guard構成など)のすべてのパッチ適用およびアップグレードのニーズに対応したワンストップ・ソリューションです。 - Oracle Fleet Patching and Provisioningの機能
Oracle Fleet Patching and Provisioning (Oracle FPP )は、構成および管理タスクを容易にする様々な機能を備えています。 - Oracle Fleet Patching and Provisioningのアーキテクチャ
Oracle Fleet Patching and Provisioning (Oracle FPP)のアーキテクチャは、Oracle FPPサーバーおよび任意の数のOracle FPPクライアントで構成されます。 - Oracle Fleet Patching and Provisioningの概念
Oracle Fleet Patching and Provisioning (Oracle FPP)では、クライアントレス・ターゲット、イメージおよび作業用コピーを管理できます。