Oracle Fleet Patching and Provisioningサーバー

Oracle Fleet Patching and Provisioning (Oracle FPP)サーバーは、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)、Oracle Advanced Cluster File System (Oracle ACFS)、アプリケーションVIPなどのコンポーネントを使用する、高可用性ソフトウェア・プロビジョニング・システムです。

Oracle FPPサーバーは、Oracleホームをプロビジョニングし、Oracle FPPクライアントおよびrhpclientのないターゲットで使用できるようにするための中央サーバーとして主に機能します。

Oracle FPPサーバーの機能:

• 管理ホームのゴールド・イメージおよびイメージ・シリーズを効率よく保存します(ユーザー、ロールおよび権限に関連する、個別のバイナリおよびメタデータを含む)。

• 作業用コピーおよびOracle FPPクライアントの情報を格納します。

• リクエストに応じて、Oracle FPPクライアントおよびrhpclientのないターゲットに、使用可能なホームのリストを提供します。

• すべてのサイトにパッチを適用するのではなく、ソフトウェア・ホームにパッチを1回適用してから、そのホームをOracle FPPクライアントまたはrhpclientのないターゲットにデプロイします。

• 既存のデプロイに関するレポートが可能となります。

• 物理サーバーと仮想マシンにホームをデプロイします。

• イメージ・シリーズに対する変更をサブスクライバに通知します。

• すべてのRHPCTLコマンドの実行の監査ログを保持します。