Oracle Fleet Patching and Provisioning管理者ガイド Oracle Exadata Infrastructureの更新 Oracle ExadataのRoCEスイッチの更新 Oracle ExadataのRoCEスイッチの更新 Oracle ExadataのRDMA over Converged Ethernet (RoCE)スイッチを上位のRoCEスイッチ・ファームウェア・バージョンに更新します。 Oracle ExadataのRoCEスイッチのイメージを作成します。 次のコマンドは、Oracle ExadataのRoCEスイッチのイメージをイメージとしてOracle FPPサーバーにインポートします。この例で、imageは追加するRoCEスイッチのイメージの名前、imagetypeはOracle ExadataソフトウェアのEXAPATCHSOFTWARE、versionはOracle Exadataソフトウェアのバージョン、およびpathはインポートするRoCEスイッチのイメージの絶対パスの場所を指定します。 rhpctl import image -image image_name -imagetype EXAPATCHSOFTWARE -version software_version -path absolute_path このコマンドを使用してRoCEスイッチのイメージをインポートする場合、versionパラメータは、ノードのpatchmgrで必要なRoCEスイッチ・ソフトウェアの正確なバージョン(23.4.0.0.0.221111.1など)である必要があります。pathパラメータには、RoCEスイッチ更新のzipファイルを含める必要があります。 Oracle ExadataのRoCEスイッチのイメージをクライアント・クラスタにデプロイします。 ノート:イメージをデプロイする必要があるのは、クライアントからパッチ操作を実行する場合のみです。Oracle FPPサーバーからパッチ操作を実行する場合、このステップは必要ありません。 次のコマンドは、Oracle ExadataのRoCEスイッチのイメージをクライアント・クラスタにデプロイします。この例で、imageはデプロイするOracle Exadata RoCEスイッチのイメージの名前、clientはイメージをデプロイするクラスタの名前、およびpathはrhpclientのないターゲット側またはクライアント側でOracle ExadataのRoCEスイッチのイメージをデプロイする絶対パスの場所を指定します。 rhpctl deploy image -image image_name -client client_cluster_name -path image_file_path 現在の構成を評価し、RoCEスイッチのアップグレード前チェックを実行します。 次のコマンドでは、現在の構成を評価し、アップグレード前チェックを実行します。この例では、imageで更新に使用するOracle ExadataのRoCEスイッチのイメージの名前を指定し、clientでRoCEスイッチを更新するクラスタの名前を指定します。 rhpctl update exadata -roceswitches comma_separated_list_of_RoCE_nodes -image image_name -client client_cluster_name -eval Oracle ExadataのRoCEスイッチを新しいイメージで更新します。 rhpctl update exadata -roceswitches comma_separated_list_of_IB_nodes -image image_name -client client_cluster_name Oracle ExadataのRoCEスイッチのイメージを問い合せて、イメージ・タイプを確認します。 rhpctl query image -image RoCE1 Image name: RoCE1 Owner: user@server10 Site: server10 ... ... Image Type: Exadata network switch Complete: TRUE 関連トピック rhpctl update exadata 親トピック: Oracle Exadata Infrastructureの更新