Oracle Fleet Patching and Provisioningのサーバー構成チェックリスト
このチェックリストを使用して、Oracle Fleet Patching and Provisioning (Oracle FPP)のサーバー構成の最小要件を確認します。
表3-1 Oracle Fleet Patching and Provisioningのサーバー構成チェックリスト
チェック内容 | タスク |
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Oracle Grid Infrastructureインストール |
Oracle FPPを構成する新しいクラスタにOracle Grid Infrastructureをインストールします。 ノート: Oracle FPPサーバーにはOracle Clusterwareインストールが必要であるため、Oracle FPPサーバーはOracle Restartサーバー上に構成できません。 |
オペレーティング・システムのカーネルのバージョン |
オペレーティング・システムのカーネルを、Oracle ACFSカーネル・モジュールがすでにビルドされているバージョンにインストールまたはアップグレードします。 |
メタデータ・リポジトリ構成 | Oracle FPPサーバーには、メタデータ・リポジトリを構成するための2つのオプションがあります:
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Oracle FPPサーバーの記憶域 | Oracle FPPサーバーで使用されるOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスク・グループに、少なくとも100 GBの追加のディスク領域を割り当てます。 |
Oracle FPPサーバーのネットワーク |
Oracle Clusterwareで管理されるアプリケーションVIPを1つ作成します。 ノート: Oracle Grid Infrastructureのグリッド・ネーミング・サービス(GNS)の高可用性グリッド・ネーミング・サービス機能は、Oracle Database 23aiでは非推奨になりました。 |
ファイアウォール | Oracle FPPサーバーおよびクライアントで使用されるポートがファイアウォールでフィルタ処理されないことを確認します。「表2-2 フリート・パッチ適用およびプロビジョニングの通信ポート」を参照してください |
カスタム証明書 | オプションで、Oracle FPPサーバーまたはOracle FPPクライアントの設定中にサーバー-サーバー通信およびクライアント-サーバー通信に指定するカスタム・セキュリティ証明書を作成します。初期構成後にセキュリティ証明書を変更することもできます。 |