7.133 SDO_GEOR.setGrayScaleTable
形式
SDO_GEOR.setGrayScaleTable( georaster IN OUT SDO_GEORASTER, layerNumber IN NUMBER, tableName IN VARCHAR2);
説明
GeoRasterオブジェクトのレイヤーのグレースケール・マッピング表を設定します。または、tableNameパラメータにNULLが指定された場合、既存の値を削除します。
ノート:
このプロシージャは、グレースケール・マッピング表の名前をGeoRasterに登録します。ただし、今回のリリースのGeoRasterでは、グレースケール・マッピング表を使用した操作は実行されません。
パラメータ
使用上のノート
グレースケール表示の詳細は、「SDO_GEOR_GRAYSCALEオブジェクト型」を参照してください。
処理の完了後、GeoRasterオブジェクトは自動的に検証されます。
GeoRasterオブジェクトのレイヤーのグレースケール・マッピング表を戻すには、SDO_GEOR.getGrayScaleTableファンクションを使用します。
layerNumberがNULLか、GeoRasterオブジェクトに対して無効な場合、またはtableNameが空の文字列('')の場合は例外が発生します。
例
次の例では、GEORASTER_TABLE表で、GEORID列値が4である行に含まれているGeoRasterオブジェクト(GEORASTER列)のレイヤー3のグレースケール・マッピング表として、GST1を設定します。(GEORASTER_TABLE表の定義は、「記憶域パラメータ」の例1-1の次に説明されています。)
DECLARE grobj sdo_georaster; BEGIN SELECT georaster INTO grobj FROM georaster_table WHERE georid=4 FOR UPDATE; sdo_geor.setGrayScaleTable(grobj, 3, 'GST1'); UPDATE georaster_table SET georaster = grobj WHERE georid=4; COMMIT; END; /
親トピック: SDO_GEORパッケージのリファレンス