C Global Data Services制御ユーティリティ(GDSCTL)コマンド・リファレンス

この付録では、Global Data ServicesまたはOracle Globally Distributed Database構成で使用するためのGlobal Data Servicesユーティリティ(GDSCTL)・コマンドのすべてのリファレンス情報を示します。

C.1 add brokerconfig

Oracle Data Guard Broker構成をGlobal Data Servicesプールに追加します。

構文

add brokerconfig -connect connect_identifier 
                 [-pwd password]  
                 [-gdspool gdspool_name] 
                 [-region region_name] 
                 [-savename]
                 [-force]

オプション

表C-1 GDSCTL add brokerconfigのオプション

オプション 説明

-connect connect_identifier

ブローカ構成のデータベースの接続記述子に解決されるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名を指定します。

-force

指定した場合、既存のGDS構成が削除されます。既存の実行中のSDBが削除されるため、SDB全体を削除する場合にのみ使用してください。

-gdspool gdspool_name

Oracle Data Guard Broker構成を追加するプール。

指定したGlobal Data Servicesプールがデータベースまたは別の構成にすでに含まれている場合、GDSCTLからエラーが返されます。

-pwd password

GSMUSERのパスワード。-pwdを指定しない場合は、パスワードを入力するよう求められます。

-region region_name

データベースが属しているGlobal Data Servicesリージョン。リージョンを指定する場合、すべてのデータベースがそのリージョンに追加されます。リージョンを指定しない場合、すべてのデータベースはUNASSIGNEDのリージョンを使用して追加されます。リージョンがUNASSIGNEDの場合、modify databaseコマンドを使用してリージョンを変更する必要があります。

-savename

このオプションを指定すると、ネット・サービス名にマップされる接続記述子ではなく、-connectオプションで指定されたネット・サービス名をGlobal Data Servicesカタログに格納します。

使用上のノート

  • add brokerconfigコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用して、プール管理者権限を持つユーザー(GSMUSERデータベース・アカウント)としてGlobal Data Servicesカタログ・データベースに接続する必要があります。CONNECTコマンドを使用して、ブローカ構成を追加するデータベースのGSMUSERに接続する必要があります。

  • GDSプールにすでにデータベースまたは他の構成が含まれている場合、エラーが返されます。-regionを指定した場合、プライマリ・データベースのリージョンのみが定義されます。カタログに複数のリージョンが存在する場合、スタンバイのGDSリージョン・プロパティは割り当てられません。ユーザーは、modify databaseを使用してGDSリージョンを指定する必要があります。

DB1データベース用のOracle Data Guard Broker構成をGlobal Data ServicesプールMYREADERFARMおよびWESTリージョンに追加します。

GDSCTL> add brokerconfig -connect 192.168.1.1:1521:sid -region west -gdspool myreaderfarm

例外またはエラー・コード

このコマンドを不適切に使用すると、GDSCTLから次に示すエラーが返されます。

表C-2 GDSCTL add brokerconfigの例外またはエラー・コード

例外 説明

ERROR-44866

1つのプールに含めることができるのは1つのData Guard Broker構成のみです。Global Data ServicesプールにすでにOracle Data Guard Broker構成が含まれている場合、GDSCTLからエラー44866が返されます。この場合、Oracle Data Guardを使用してデータベースを追加する必要があります。

C.2 add cdb

CDBをシャード・カタログに追加します。

構文

add cdb -connect connect_identifier
         [-pwd gsmrootuser_pwd]
         [-savename]
         [-cpu_threshold cpu]
         [-disk_threshold disk]
         [-rack rack_id]
         [-force]

オプション

表C-3 GDSCTL add cdbのオプション

オプション 説明
-connect connect_identifier

シャードとして追加するデータベースの接続記述子に解決されるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名を指定します。

-pwd gsmrootuser_pwd

GSMROOTUSERパスワードを入力します。指定しない場合、ユーザーはパスワードの入力を求められます。

-savename

ネット・サービス名にマップされる接続記述子ではなく、-connectオプションで指定されたネット・サービス名をシャード・カタログに格納します。

-force

指定した場合、既存のGDS、およびこのシャードに関する情報を含むシャードとシャード・カタログのシャーディング構成がリライトされます。

-cpu_threshold cpu

CPU使用率割合のしきい値を指定します。

-disk_threshold disk

同期単一ブロック読取りの平均待機時間(ミリ秒単位)を指定します。

-rack rack_id

ラック(ハードウェア・キャビネット)の識別子または同様の可用性特性を持つノードの別の物理的なグループを指定します。指定した場合、GDSは、レプリケートされたデータを含むデータベースが同じラックに配置されないようにすることを強制します。これが不可能な場合、エラーが発生します。

使用上のノート

ADD CDBは、CDBに関するメタデータをシャーディング・カタログに追加します。このコマンドは、ADD SHARDコマンドで-cdbオプションを指定して、PDBをシャードとしてデプロイする場合にのみ必要です。複数のCDBでは、異なるシャード・データベースからの複数のPDBシャードをサポートできますが、このサポートは、CDBごとに特定のシャードされたデータベースからの1つのPDBシャードのみに制限されます。

db11という名前のCDBをシャード・カタログに追加します。

GDSCTL> add cdb -connect db11 -pwd gsmrootuser_pwd

C.3 add credential

シャード・ジョブを実行するためのリモート・スケジューラ・エージェントで使用できる資格証明を追加します。

構文

add credential -credential credential_name 
               -osaccount account_name
               -ospassword password
              [-windows_domain domain_name]

オプション

表C-4 GDSCTL add credentialのオプション

オプション 説明

-credential credential_name

追加する資格証明の名前を指定します。

-osaccount account_name

リモート・ジョブに使用されるオペレーティング・システム・アカウントを指定します。

-ospassword password

アカウントの対応するパスワードを指定します。

-windows_domain domain_name

Windowsアカウントを指定した場合、そのアカウントの対応するドメイン名を指定します。

使用上のノート

このコマンドは、管理コマンドに応じて、シャードされたホスト上でジョブの実行に使用する資格証明を追加します。オペレーティング・システム・アカウントは、OSDBAグループに存在するリモート・ホストで有効なアカウントである場合があります。このアカウントは、他の目的に使用されないかぎり、対話型ログインを有効にする必要はありません。必要に応じて、特定の非対話型アカウントをリモート・スケジューラ用に作成できます。OSパスワードは特定のアカウントに対して有効な現行パスワードである必要があります。

指定した資格証明がすでに存在する場合、このコマンドはエラーを返します。

east_region_credという名前の資格証明を追加します。

GDSCTL> add credential –credential east_region_cred –osaccount agent_user
 –ospassword password

C.4 add database

データベースをGlobal Data ServicesリージョンおよびGlobal Data Servicesプールに追加します。

構文

add database -connect connect_identifier 
            [-region region_name]
            [-gdspool gdspool_name]
            [-pwd password]
            [-savename]
            [-cpu_threshold cpu] 
            [-disk_threshold disk]
            [-validate_network]

オプション

表C-5 GDSCTL add databaseのオプション

オプション 説明

-connect connect_identifier

追加するデータベースの接続記述子に解決されるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名を指定します。

-cpu_threshold cpu

CPU使用率割合のしきい値を指定します。

-disk_threshold disk

同期単一ブロック読取りの平均待機時間(ミリ秒単位)を指定します。

-gdspool gdspool_name

データベースが属するGlobal Data Servicesプール。

-pwd password

GSMUSERのパスワード。-pwdを指定しない場合は、パスワードを入力するよう求められます。

-region region_name

データベースが属するGlobal Data Servicesリージョン。

-savename

このオプションを指定すると、ネット・サービス名にマップされる接続記述子ではなく、-connectオプションで指定されたネット・サービス名をGlobal Data Servicesカタログに格納します。

-validate_network

このフラグにより、ホスト間のネットワーク接続のチェックや、VNCRエントリの有効性のチェックなど、いくつかのネットワーク検証チェックが有効化されます。

使用上のノート

  • このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用して、プール管理者権限を持つユーザーとしてGlobal Data Servicesカタログ・データベースに接続する必要があります。

  • -savenameが指定されない場合、GDSCTLは、構成をカタログに保存する前に、ネット・サービス名に指定されたものを完全接続文字列に置き換えます。

  • GDSCTLのデフォルトは、autovncrがカタログに対して有効であることです。autovncrがカタログに対して無効である場合、Global Data Servicesプールを構成してGlobal Data Services構成にデータベースを追加するには、それらのデータベースが実行されているノードが、データベース登録の登録用有効ノード・チェック(VNCR)リストの一部である必要があります。add invitednode (add invitedsubnet)コマンドを使用して有効ノードを定義します。

データベースDB1をWESTリージョンおよびGlobal Data ServicesプールMYREADERFARMに追加します。

GDSCTL> add database -connect 127.0.0.1:1521:db1 -region west -gdspool
   myreaderfarm

IPアドレス接続文字列ではなく、myaliasを使用してデータベースを追加します。

GDSCTL> add database -connect myalias -gdspool myreaderfarm

例外またはエラー・コード

このコマンドを不適切に使用すると、GDSCTLから次に示すエラーが返されます。

表C-6 GDSCTL add databaseの例外またはエラー・コード

例外 説明

ERROR-44866

プールにすでにOracle Data Guard Broker構成が含まれている場合、GDSCTLからエラーが返されます。この場合、Oracle Data Guardを使用してデータベースを追加する必要があります。つまり、プールにOracle Data Guard Broker構成が含まれている場合、Data Guard Broker構成への追加によってのみデータベースをプールに追加できます。

ERROR-44868

追加するデータベースがOracle Data Guard Broker構成に含まれている場合、GDSCTLからエラーが返されます。この場合、add brokerconfig コマンドを使用する必要があります。

C.5 add file

後続のGDSCTLコマンドで使用できるカタログにファイルの内容を追加します。

構文

add file -file file_name 
         -source local_filename

オプション

表C-7 GDSCTL add fileのオプション

オプション 説明
-file file_name

追加するファイル・オブジェクトの名前を指定します。

-source local_filename

GDSCTLを実行しているマシンに対してローカルのファイルを指定するオペレーティング・システムのファイル名を指定します。

使用上のノート

このコマンドは、カタログに名前付きファイル・オブジェクトを作成し、ファイルを開いてカタログに内容を格納することでオペレーティング・システム・ファイルの内容をそのオブジェクトに関連付けます。オペレーティング・システム・ファイルの内容が変更される場合、MODIFY FILEコマンドを使用して内容をカタログにリロードできます。

指定したファイル・オブジェクトがすでに存在する場合、このコマンドはエラーを返します。

east_region_db_paramsという名前のファイルをローカル・ソース・ファイル/tmp/dbca_params.txtから追加します

GDSCTL> add file -file east_region_db_params -source /tmp/dbca_params.txt

C.6 add gdspool

Global Data ServicesプールをGlobal Data Servicesフレームワークに追加します。

構文

add gdspool -gdspool gdspool_name_list 
           [-users user_list]

オプション

表C-8 GDSCTL add gdspoolのオプション

オプション 説明

-gdspool gdspool_name_list

Global Data Servicesプール名のカンマ区切りリスト。

Global Data Servicesプールには、そのGDS構成内で一意の名前を付ける必要があります。作成時にプールの名前を指定しない場合、その名前はデフォルトでoradbpoolになります。プール名の長さは最大30バイトで、任意の有効な識別子(先頭は英字でその後に0個以上のASCII英数字またはアンダースコア(_)を続ける)を使用できます。

-users user_list

プール管理者ロールを付与されるユーザーのカンマ区切りリスト。

使用上のノート

  • デフォルトのGDSプールのDBPOOLORAは、create gdscatalogを使用してGDSカタログが作成されるときに自動的に作成されます。

  • このコマンドを実行する前に、connect コマンドを使用して、Global Data Services管理者権限を持つユーザーとしてGlobal Data Servicesカタログ・データベースに接続する必要があります。

  • GDSCTLのデフォルトは、autovncrがカタログに対して有効であることです。autovncrがカタログに対して無効である場合、Global Data Servicesプールを構成してGlobal Data Services構成にデータベースを追加するには、それらのデータベースが実行されているノードが、データベース登録の登録用有効ノード・チェック(VNCR)リストの一部である必要があります。add invitednode (add invitedsubnet)コマンドを使用して有効ノードを定義します。

MYREADERFARMという名前のGlobal Data Servicesプールを構成に追加します。

GDSCTL> add gdspool -gdspool myreaderfarm

C.7 add gsm

グローバル・サービス・マネージャをGlobal Data Servicesフレームワークに追加します。

構文

add gsm -gsm gsm_name
        -catalog connect_id
       [-pwd password]
       [-wpwd password]
       [-region region_name]
       [-localons ons_port]
       [-remoteons ons_port]
       [-listener listener_port]
       [-endpoint gmsendpoint]
       [-remote_endpoint remote_endpoint]
       [-trace_level level]
       [-encryption encryption]
       [-validate_network] 

オプション

表C-9 GDSCTL add gsmのオプション

オプション 説明

-catalog connect_id

Global Data Servicesカタログ・データベースの接続識別子を指定します。ネットワーク・サービス名を指定する場合、それはローカル・ネーミング・メソッドによって、追加されるグローバル・サービス・マネージャがカタログ・データベースに接続できるようにする接続記述子に解決できる必要があります。

-endpoint gsmendpoint

グローバル・サービス・マネージャがクライアント接続リクエストをリスニングするプロトコル・アドレスを指定します。このオプションを使用する場合、指定した値によってデフォルト・エンドポイントがオーバーライドされます。

-gsm gsm_name

追加するグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。名前を指定しない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名( set gsmコマンドで指定)を使用します。

-listener listener_port

リスナー・ポートを指定します。デフォルト・ポートは1522です。

-localons ons_port

ローカルONSポートを指定します。このオプションを指定しない場合、GDSCTLはデフォルトのONSポート(ほとんどのプラットフォームで6123)を使用します。

-pwd password

GSMCATUSERのパスワードを指定します。パスワードを指定しないと、パスワードの入力を求められます。

-region region_name

グローバル・サービス・マネージャが属するリージョンを指定します。region_nameの値は、既存のGlobal Data Servicesリージョンの名前と一致する必要があります。リージョンを指定しない場合、GDSCTLはリージョンを割り当てずにグローバル・サービス・マネージャを追加します。

-remote_endpoint remote_endpoint

グローバル・サービス・マネージャがデータベース登録リクエストを受信し、構成内の他のグローバル・サービス・マネージャと通信するために使用するプロトコル・アドレスを指定します。このオプションを使用する場合、指定した値によってデフォルト・エンドポイントがオーバーライドされます。

-remoteons ons_port

リモートONSポートを指定します。このオプションを指定しない場合、GDSCTLはデフォルトのONSポート(ほとんどのプラットフォームで6234)を使用します。

-trace_level level

グローバル・サービス・マネージャのトレース・レベル(Oracleサポート・サービスの指示により使用)を指定します。

-wpwd password

グローバル・サービス・マネージャ・ウォレットを保護するパスワードを指定します。ウォレット・パスワードを指定しない場合、かわりにシステム生成パスワードが使用されます。このオプションでパスワードを指定した場合、そのパスワードを提供しないとウォレットを変更できなくなります。

-encryption encryption

GSM、GDSCTL、およびデータベース間で使用されるAdvanced Network Option (ANO)の暗号化プロトコル。OFFは、ANOが無効であることを意味します。( AES256 | AES192 | OFF)。

-validate_network このフラグにより、ホスト間のネットワーク接続のチェックや、VNCRエントリの有効性のチェックなど、いくつかのネットワーク検証チェックが有効化されます。

使用上のノート

  • このコマンドを使用する際、Global Data Servicesカタログ・データベースを指定する必要があります。

  • このコマンドは、グローバル・サービス・マネージャを追加するコンピュータでローカルに実行する必要があります。

  • このコマンドを実行するには、グローバル・サービス・マネージャを追加するコンピュータでオペレーティング・システム権限を持っている必要があります。

  • このコマンドを実行すると、GDSCTLはGlobal Data ServicesカタログにGSMCATUSERユーザーとして接続し、GSMCATUSERのパスワードを入力するよう求めます。

Global Data Serviceカタログ・データベースDB1の場所を指定して、gsm1という名前のグローバル・サービス・マネージャを追加します。

GDSCTL> add gsm -gsm gsm1 -catalog 127.0.0.1:1521:db1

C.8 add invitednode (add invitedsubnet)

Global Data Servicesカタログ・データベースに直接接続を確立して、最初のグローバル・サービス・マネージャを起動する前に、ホスト・アドレスまたはサブネット情報をカタログ内の登録用有効ノード・チェック(VNCR)リストに追加します。

構文

add {invitednode | invitedsubnet}
            [-group group_name] 
            [-catalog catalog_dbname [-user user_name/password]]
          vncr_id
            [-validate_network]

オプション

表C-10 GDSCTL add invitednode (add invtitedsubnet)のオプション

オプション 説明

-catalog catalog_dbname

Global Data Servicesカタログ・データベースのネット別名または接続文字列を指定します。無効なアドレスまたは接続文字列を入力すると、GDSCTLは、connect コマンドを使用して作成済の事前に確立されている接続を使用します。

-group group_name

許可されたノードのグループを定義する別名を指定します。この別名は、許可されたノードに関連する他のコマンドで参照されます。

-user user_name[/password]

カタログ・データベースのGlobal Data Services管理者のユーザー資格証明を指定します。ユーザーまたはパスワードを指定しないと、GDSCTLからこの情報の入力を求められます。

vncr_id

グローバル・サービス・マネージャに登録できるノードのリストを指定します。リストには、IPv4およびIPv6アドレスのホスト名またはCIDR表記を含めることができます。ワイルドカード形式(*)は、IPv4アドレスでサポートされます。リストにホスト名があると、そのホスト名にマップされたすべてのIPアドレスが含まれることになります。ホスト名は、パブリック・ネットワーク・インタフェースと一致している必要があります。

-validate_network

このフラグにより、ホスト間のネットワーク接続のチェックや、VNCRエントリの有効性のチェックなど、いくつかのネットワーク検証チェックが有効化されます。

使用上のノート

  • このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用して、プール管理者権限を持つユーザーとしてGlobal Data Servicesカタログ・データベースに接続する必要があります。

  • GDSCTLのデフォルトは、autovncrがカタログに対して有効であることです。autovncrがカタログに対して無効である場合、Global Data Servicesプールを構成してGlobal Data Services構成にデータベースを追加するには、それらのデータベースが実行されているノードが、データベース登録の登録用有効ノード・チェック(VNCR)リストの一部である必要があります。add invitednode (add invitedsubnet)コマンドを使用して有効ノードを定義します。

  • VNCRは、指定されたIPアドレスからOracleサービスへのアクセスを許可したり、拒否します。VNCRの詳細は、『Oracle Database Net Services管理者ガイド』を参照してください。

ネットマスク255.255.255.248をカタログに追加します。

GDSCTL> add invitednode 255.255.255.248 

サーバーeast1.example.comをカタログの別名グループEAST_SRVに追加します。

GDSCTL> add invitednode east1.example.com

サーバーeast2.example.comをカタログの別名グループEAST_SRVに追加します。

GDSCTL> add invitednode east2.example.com

C.9 add region

リージョンをGlobal Data ServicesフレームワークまたはOracle Globally Distributed Database構成に追加します。

構文

add region -region region_list 
          [-buddy region_name]

オプション

表C-11 GDSCTL add regionのオプション

オプション 説明

-buddy region_name

バディ・リージョンの名前を指定します。

-region region_list

Global Data Servicesリージョン名のカンマ区切りリストを指定します。

Global Data Servicesリージョンの名前は、対応するGlobal Data Services構成内で一意である必要があります。最初のリージョンの作成時に名前を指定しない場合、そのリージョンにはoraregionというデフォルト名が付けられます。リージョン名の長さは最大30文字で、任意の有効な識別子(先頭は英字でその後に0個以上のASCII英数字またはアンダースコア(_)を続ける)を使用できます。

使用上のノート

  • Global Data Servicesカタログがcreate gdscatalogコマンドで作成されると、デフォルトのREGIONORAリージョンが自動的に作成されます。

  • このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用して、Global Data Services管理者権限を持つユーザーとしてGlobal Data Servicesカタログ・データベースに接続する必要があります

2つのGlobal Data ServicesリージョンEASTおよびWESTを現在の構成に追加します。

GDSCTL> add region -region east,west

C.10 add service

グローバル・サービスをGlobal Data Servicesプールに追加します。

構文

add service
           [-gdspool gdspool_name]
           -service service_name
           (-preferred_all | (-preferred dbname_list [-available dbname_list]))
           [-locality {ANYWHERE | LOCAL_ONLY [-region_failover]}]
           [-role {PRIMARY | PHYSICAL_STANDBY [-failover_primary] | 
              LOGICAL_STANDBY | SNAPSHOT_STANDBY | TRUE_CACHE}]
           [-lag {lag_value | ANY}]
           [-notification {TRUE | FALSE}]
           [-rlbgoal {SERVICE_TIME | THROUGHPUT}]
           [-dtp {TRUE | FALSE}]
           [-sql_translation_profile stp_name] 
           [-clbgoal {SHORT | LONG}]
           [-tafpolicy {BASIC | NONE | PRECONNECT}]
           [-policy policy]
           [-failovertype {NONE | SESSION | SELECT | TRANSACTION | AUTO}]
           [-failovermethod {NONE | BASIC}]
           [-failoverretry failover_retries]
           [-failoverdelay failover_delay]
           [-edition edition_name] 
           [-commit_outcome {TRUE | FALSE}]
           [-retention retention_seconds]
           [-session_state {DYNAMIC | STATIC | AUTO}] 
           [-replay_init_time replay_init_time]
           [-pdbname pdbname]
           [-drain_timeout]
           [-stop_option  {NONE,IMMEDIATE, TRANSACTIONAL}]
           [-failover_restore {NONE|LEVEL1|AUTO}]
           [-table_family family]
           [-failover_restore {NONE|LEVEL1|AUTO}]
           [-reset_state {NONE|LEVEL1|LEVEL2|AUTO}]

オプション

表C-12 GDSCTL add serviceのオプション

オプション 説明

-available dbname_list

優先データベースが使用できない場合に、サービスが実行される使用可能なデータベースのカンマ区切りリストを指定します。使用可能なインスタンスのリストは指定できません。データベースのみです。modify serviceコマンドを-server_poolパラメータとともに使用して、インスタンス・レベルの優先を指定できます。

使用可能なデータベースのリストは、優先データベースのリストと相互に排他である必要があります。

このオプションは、-preferred_allオプションとともに使用できません

True Cache実装の場合、優先データベースまたはTrue Cacheを使用できない場合の、そのサービスを実行する使用可能なデータベースまたはTrue Cacheを、カンマ区切りリストで指定します。使用可能なインスタンスのリストは指定できません。データベースとTrue Cacheのみです。modify serviceコマンドを-server_poolパラメータとともに使用すると、インスタンスレベルの設定を指定できます。

使用可能なデータベースまたはTrue Cacheのリストは、優先データベースまたはTrue Cacheのリストと相互に排他的である必要があります。

このオプションは、-preferred_allオプションとともに使用できません

-clbgoal {SHORT | LONG}

接続ロード・バランシングの目標。ランタイム・ロード・バランシングを使用する場合、または統合された接続プールを使用する場合は、このパラメータの値としてSHORTを使用します。サービスのノードごとにセッション数でバランスを取る長時間の接続(バッチ・ジョブなど)の場合は、このパラメータの値としてLONGを使用します。

このオプションのデフォルト値(指定していない場合)はSHORTです。

True Cacheサービスについては、ランタイム・ロード・バランシングのために、接続ロード・バランシング目標をSHORTに設定します。

-commit_outcome {TRUE | FALSE}

トランザクション・ガードを有効化します。TRUEに設定すると、トランザクションのセッションがリカバリ可能な停止により失敗したときに、トランザクションのコミット結果にアクセスできます。

—drain_timeout

排出時間を秒単位で設定します。

-dtp {TRUE | FALSE}

このサービスの分散トランザクション処理を有効化するかどうかを示します。このサービスは、ポリシー管理データベースではサービスに、管理者管理データベースの単一ノードでは優先サービスになります。

-edition edition_name

サービスの初期セッション・エディションを指定します。

サービスにエディションを指定すると、そのサービスを指定するそれ以降のすべて接続で、初期セッション・エディションとしてこのエディションが使用されます。ただし、セッション接続で異なるエディションを指定した場合は、そのセッション接続で指定したエディションが初期セッション・エディションとして使用されます。

GDSCTLは、指定されたエディション名の妥当性をチェックしません。接続中、接続ユーザーは指定されたエディションのUSE権限を持っている必要があります。そのエディションが存在しないか、接続ユーザーが指定されたエディションのUSE権限を持たない場合は、エラーが発生します。

-failover_primary

-roleオプションをPHYSICAL_STANDBYに設定する場合、このオプションを使用してサービスによるプライマリ・データベースへのフェイルオーバーを有効にできます。

-roleTRUE_CACHEであるときは、True Cacheを使用できない場合にサービスをプライマリ・データベースにフェイルオーバーできます。-preferredまたは-available listにプライマリ・データベースも含めるか、-preferred_allオプションを使用します。

-failoverdelay failover_delay

アプリケーション・コンティニュイティおよびTAF向けに、このパラメータは、フェイルオーバー時の各インシデントの再接続試行間の遅延(秒)を指定します。

-failovermethod {NONE | BASIC}

TAFフェイルオーバー・メソッド(下位互換性維持のためのみ)。

ファイルオーバー・タイプ(-failovertype)をNONE以外の値に設定した場合は、このパラメータでBASICを選択する必要があります。

-failoverretry failover_retries

アプリケーション・コンティニュイティおよびTAFの場合は、事象が発生した後に接続を試行する回数が、このパラメータによって決定されます。

-failovertype {NONE | SESSION | SELECT | TRANSACTION}

フェイルオーバー・タイプを指定します。

Javaのアプリケーション・コンティニュイティを有効化するには、このパラメータをTRANSACTIONに設定します。OCIに対して透過的アプリケーション・フェイルオーバー(TAF)を有効化するには、このパラメータをSELECTまたはSESSIONに設定します。

-gdspool gdspool_name

サービスを追加するGlobal Data Servicesプールの名前を指定します。プール名を指定せず、ユーザーにアクセス権が付与されているgdspoolが1つのみの場合、アクセス権が付与されたこのgdspoolがデフォルトのgdspoolとして使用されます。

-lag {lag_value | ANY}

サービスのラグを秒単位で指定します。キーワードANYを使用して、ラグ時間の上限がないことを示します。このパラメータは、このサービスのプロバイダに許容される最大ラグを指定します。サービスは、ラグがこの値を超えるデータベースでは提供されません。

指定されたラグ時間を超えてTrue Cacheがプライマリ・データベースより遅れている場合は、サービスにより、True Cacheが追いつくまでそのTrue Cacheへのリクエストの転送が中止されます。

lagのデフォルト値(指定していない場合)はANYです。

-locality {ANYWHERE | LOCAL_ONLY}

サービス・リージョン・ローカリティを指定します。このオプションを指定しない場合、GDSCTLはデフォルト値のANYWHEREをサービスに使用します。

True Cacheサービスについて、局所性をLOCAL_ONLYに設定します。これにより、負荷に関係なくGDSによって同じリージョン内のTrue Cacheにのみルーティングすることを指定します。このオプションは、-region_failoverとともに使用します。それにより、リージョン内のすべてのTrue Cacheに障害が発生した場合に、クライアント接続およびリクエストが別のリージョンにルーティングされるようになります。

-notification {TRUE | FALSE}

OCI接続に対して高速アプリケーション通知(FAN)を有効化します。

-pdbname pdb_name

プラガブル・データベース名を指定します。

-policy {AUTOMATIC | MANUAL}

サービスの管理ポリシーを指定します。

AUTOMATIC(デフォルト)を指定する場合、計画された再起動の場合も障害の発生後の場合もデータベースが再起動すると、サービスが自動的に起動します。自動再起動はサービス・ロールの影響も受けます。

MANUALを指定する場合、データベースの計画された再起動時にサービスが自動的に再起動されることはありません。MANUALを設定しても、サービスは実行中にグローバル・サービス・マネージャによって監視され、障害が発生すると再起動されます。

-preferred dbname_list

サービスを実行する優先データベースまたはTrue Cacheをカンマ区切りリストで指定します。優先インスタンスは指定できません。データベースとTrue Cacheのみです。modify serviceコマンドを使用して、インスタンス・レベルの優先を指定できます。

優先データベースのリストは、使用可能なデータベースのリストと相互に排他である必要があります。

このオプションは、-preferred_allオプションとともに使用できません

-preferred_all

Global Data Servicesプール内のすべてのデータベースが優先データベースであることを指定します。その後プールに追加するデータベースは、このサービスの優先データベースとして構成されます。

このオプションは、-preferredオプションおよび-availableオプションとともに使用できません

True Cacheサービスについて、このサービスを既存および将来のすべてのTrue Cacheで開始することを指定します(- failover_primaryとともに使用した場合は、プライマリ・データベースでも開始される)。

-region_failover

サービスでリージョン・フェイルオーバーが有効であることを示します。このオプションは、-localityオプションにLOCAL_ONLYを指定する場合にのみ使用できます。

-replay_init_time replay_init_time

アプリケーション・コンティニュイティ向けに、このパラメータは時間(秒)を指定し、その時間の経過後はリプレイは開始できません。デフォルト値は300秒です。

-retention retention_seconds

commit_outcomeがTRUEに設定される場合、このパラメータによってコミットの結果がデータベースに保持される時間(秒)が決まります。

-rlbgoal {SERVICE_TIME | THROUGHPUT}

ランタイム・ロード・バランシングの目標(ロード・バランシング・アドバイザ)。応答時間に基づいて接続のバランスを取るには、このパラメータをSERVICE_TIMEに設定します。スループットに基づいて接続のバランスを取るには、このパラメータをTHROUGHPUTに設定します。

True Cacheサービスについて、ランタイム・ロード・バランシング目標をSERVICE_TIMEに設定して、スループットではなくレスポンス時間によって接続を分散させます。

このオプションを使用しない場合、ランタイム・ロード・バランシングの目標のデフォルト値は、SERVICE_TIMEになります。

-role {[PRIMARY] | [PHYSICAL_STANDBY|TRUE_CACHE] [-failover_primary] | [LOGICAL_STANDBY] |[SNAPSHOT_STANDBY]}

このサービスがデータベースで起動するためにデータベースに付与されている必要のあるデータベース・ロールを指定します。これは、Oracle Data Guard Broker構成を含むGlobal Data Servicesプールにのみ適用されます。

True Cacheサービスの場合は、TRUE_CACHEを使用します。これにより、サービスがプライマリ・データベースではなく他のTrue Cacheでのみ実行されるようになります

関連項目: データベース・ロールの詳細は、『Oracle Data Guard概要および管理』を参照してください

-service service_name

グローバル・サービスの名前を指定します。

add serviceコマンドで指定するサービス名は、ドメイン修飾することも(sales.example.comなど)、しないことも(salesなど)可能です。指定した名前がドメイン修飾されていない場合、サービスはデフォルトのドメイン名である<GDS_pool_name>.<GDS_configuration_name>を使用して作成されますが、サービスを管理する後続のgdsctlコマンドでは、より短いドメイン修飾なしの名前を使用できます。指定した名前がドメイン修飾されている場合、サービスを管理するために使用する後続のすべてのgdsctlコマンドで、完全修飾ドメイン・サービス名を使用する必要があります。

グローバル・サービス名は、GDSプール内で一意である必要があり、ドメイン修飾されている場合はGDS構成内でも一意である必要があります。グローバル・サービスは、データベースに同じ名前のローカル・サービスまたはグローバル・サービスがすでに存在する場合、そのデータベースで作成できません。

グローバル・サービス名には、英数字、アンダースコア(_)およびピリオド(.)を含めることができます。最初の文字は英数字にする必要があります。グローバル・サービス名の長さは最大64文字です。ドメイン修飾されたグローバル・サービス名の長さは、最大250文字です。

グローバル・サービスに接続するために使用されるOracle Net接続記述子には、ドメイン修飾されたサービス名を含める必要があります。

-session_state {DYNAMIC | STATIC}

アプリケーション・コンティニュイティ向けに、このパラメータはトランザクション型ではないセッションの状態がアプリケーションによって変更されるかどうかを指定します。ほとんどのアプリケーションにDYNAMICの設定をお薦めします。

-sql_translation_profile stp_name

Oracle以外のデータベースからOracleデータベースにアプリケーションを移行したら、このオプションを使用して、追加するサービスのSQL翻訳プロファイルを指定します。

このオプションは、DBMS_SERVICEサービス属性のSQL翻訳プロファイル・パラメータに対応します。

ノート:

  • SQL翻訳機能を使用するには、事前にすべてのサーバー側アプリケーション・オブジェクトおよびデータをOracle Databaseに移行しておく必要があります。

  • SQL翻訳プロファイルを表示するには、config serviceコマンドを使用します。

関連項目: SQL翻訳の詳細は、Oracle Database SQL翻訳および移行ガイドを参照してください

—stop_option

デフォルトの停止オプションをNONEIMMEDIATEまたはTRANSACTIONALに設定します

-table_familyfamily

サービスのプロパティとして表ファミリの名前を指定します。このパラメータは、CONFIG TABLE FAMILYの出力に示すように、表ファミリの値(ルート表schema.name)のいずれかを取ります。

スキーマ名または表名の大/小文字を区別する場合は、2レベルの引用符(外側に一重引用符、内側に二重引用符)を使用して文字列全体を囲みます。たとえば、'"TESTUSER1.Customers6"'のようにします。名前の大/小文字を区別しない場合は、引用符は不要です。

現時点での表ファミリが1つのみのときに、このパラメータの指定を省略すると、add serviceコマンドで作成したサービスが、その表ファミリに自動的に関連付けられます。

-tafpolicy {BASIC | NONE }

TAFポリシーの指定(管理者管理データベースのみ)。

-failover_restore

アプリケーション・コンティニュイティのセッション状態のリストア(NONE | LEVEL1 | AUTO)

-reset_state

セッション状態のリセット(NONE -default | LEVEL1 | LEVEL2 | AUTO)

使用上のノート

データベース固有のオプションは、このレベルでは設定できません。modify serviceコマンドは、データベース固有のオプションを設定する際に使用する必要があります。

-preferred_allまたは-preferredのどちらかを必ず指定します。-preferred_allを指定すると、このグローバル・サービスに対してプール内のすべてのデータベースが優先されます(このグローバルサービスはプールに挿入されたデータベースにも追加されます)。

ターゲット・データベースがCRSで制御されていない場合でも、システムでクラスタウェアを起動しないかぎり、クラスタウェアを実行するシステムにはサービスを追加できません。新しいグローバル・サービスを追加する前に、クラスタウェア対応システムでクラスタウェアが起動していることを確認します。

Oracle Shardingでは、table_familyパラメータが指定されていないと、どの表ファミリにもサービスが関連付けられなくなり、プロパティの値がNULLに設定される点に注意してください。これは、存在する表ファミリが常に1つであるユーザー定義シャーディングとコンポジット・シャーディングの場合に該当します。また、システム管理のシャーディングに存在する表ファミリが1つのみの場合にも当てはまります。表ファミリが削除されると(表ファミリのルート表が削除されると)、サービスのtable_familyプロパティはNULLにリセットされます。

ノート:

Database 23aiでは、SESSION_STATE_CONSISTENCY = STATICが指定されたセッション属性値FAILOVER_TYPE = TRANSACTIONは、サポートされているサービス属性の組合せではなくなりました。かわりに、サービス構成でFAILOVER_TYPE = AUTO with SESSION_STATE_CONSISTENCY = AUTO or FAILOVER_TYPE = TRANSACTION with SESSION_STATE_CONSISTENCY = DYNAMICのいずれかの組合せを使用します。これらの構成では、セッション移行およびセッションのフェイルオーバー時にセッション状態が維持されるように、Oracleデータベースでセッション状態を追跡します。

sales_reportという名前のサービスを、ローカリティに値ANYWHEREを指定してGlobal Data ServicesプールMYREADERFARMに追加します。

GDSCTL> add service -gdspool myreaderfarm -service sales_report -locality ANYWHERE

daily_sales_reptという名前のサービスを、優先インスタンスがDB1に設定され、使用可能なインスタンスがDB3とDB4に設定されたGlobal Data ServicesプールMYDGPOOLに追加します。サービスはBASICトランザクション・フェイルオーバー・ポリシーを使用します。

GDSCTL> add service -gdspool mydgpool -s daily_sales_rept -preferred db1 
  -available db3,db4 -tafpolicy BASIC

システム管理のシャードされたデータベースでは、サービスのプロパティとして表ファミリIDパラメータを指定します。

GDSCTL> add service –gdspool shdpool –table_family sales.customer -service sales –preferred_all -locality ANYWHERE

C.11 add shard

シャードをシャード・カタログに追加します。

構文

add shard -connect connect_identifier
         [-pwd password]
         [-savename]
         [-region region_name] 
         [-force]
         [-cdb cdb_name] 
         [-cpu_threshold cpu]
         [-disk_threshold disk]
         [{-shardgroup shardgroup_name | -shardspace shardspace_name}]
         [-deploy_as {PRIMARY | STANDBY | ACTIVE_STANDBY}]
         [-rack rack_id]
         [-replace old_db_name]         
         [-gg_service (http|https):ogg_host:sm_port/GGHOME_directory]
         [-validate_network]

オプション

表C-13 GDSCTL add shardのオプション

オプション 説明
-connect connect_identifier

シャードとして追加するデータベースの接続記述子に解決されるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名を指定します。

-pwd password

GSMUSERパスワードを入力します。指定しない場合、ユーザーはパスワードの入力を求められます。

-savename

ネット・サービス名にマップされる接続記述子ではなく、-connectオプションで指定されたネット・サービス名をシャード・カタログに格納します。

-region region_name

このシャードが属するGDSリージョンを指定します。このパラメータは、ユーザー定義のシャーディングにのみ有効です。他の共有方法の場合、シャードグループごとに指定します。

-force

指定した場合、既存のGDS、およびこのシャードに関する情報を含むシャードとシャード・カタログのシャーディング構成がリライトされます。

-cdb cdb_name

このパラメータを使用する場合、シャードはPDBである必要があり、CDBがカタログにすでに存在している必要があります。

-cpu_threshold cpu

CPU使用率割合のしきい値を指定します。

-disk_threshold disk

同期単一ブロック読取りの平均待機時間(ミリ秒単位)を指定します。

{-shardgroup shardgroup_name | -shardspace shardspace_name}

このシャードが追加されるシャードグループまたはシャード領域の名前を指定します。

ユーザー定義のシャード構成でこのコマンドを使用する場合、-shardspaceを使用します。システム定義の複合シャーディング構成では、-shardgroupを使用します。

-deploy_as {PRIMARY | STANDBY | ACTIVE_STANDBY}

デプロイメント後にシャードグループに追加されたシャードに割り当てるロールを指定します。このパラメータは、Data Guardレプリケーションでのみ使用します。指定したロールは、デプロイメント後にシャードに割り当てられます。有効な値は次のとおりです。

  • PRIMARY – シャードはプライマリ・データベースとしてデプロイする必要があります

  • STANDBY – シャードはData Guardスタンバイ(マウント済)としてデプロイする必要があります

  • ACTIVE_STANDBY – シャードはActive Data Guardスタンバイとしてデプロイする必要があります

このパラメータを指定しない場合、デフォルト値はSTANDBYです

-rack rack_id

ラック(ハードウェア・キャビネット)の識別子または同様の可用性特性を持つノードの別の物理的なグループを指定します。指定した場合、GDSは、レプリケートされたデータを含むデータベースが同じラックに配置されないようにすることを強制します。これが不可能な場合、エラーが発生します。

-replace old_db_name

このパラメータは、古いシャードを置換するときに、そのdb_unique_nameを指定します。ADD SHARDコマンドの既存のパラメータ(connectなど)は、新しい(置換)シャードの属性を参照する必要があります。

このパラメータは、Oracle GoldenGate環境ではサポートされません。

-gg_service (http|https):ogg_host:sm_port/deployment

このパラメータはOracle GoldenGateレプリケーションでは必須で、このシャードでGoldenGateレプリケーションを管理するGoldenGate管理サーバーのURIを指定します。形式は次のとおりです。例:

shard1.example.com:9005/shard1

-validate_network このフラグにより、ホスト間のネットワーク接続のチェックや、VNCRエントリの有効性のチェックなど、いくつかのネットワーク検証チェックが有効化されます。

使用上のノート

add shardを実行する前に、『Oracle Globally Distributed Databaseガイド』の説明に従い、validateShardプロシージャを実行して、シャードを検証する必要があります

  • DEPLOYコマンドの実行後、シャードはシャードされたデータベースの一部になります(-replaceが指定されている場合を除く)。

  • ADD SHARDを使用してシャーディング構成に追加するデータベースは、これまでに別の構成でシャードとしてデプロイされていてはいけません(ただし、-replaceを指定した場合を除く)。以前にデプロイされたシャードを再度追加すると、ADD SHARDコマンドは成功しますが、最終的にDEPLOYコマンドを実行したときに、そのシャードのシャード・ディレクタ(GSM)への正常な展開と登録ができなくなります。
  • ADD SHARDは、GDSにデータベース(シャード)のみを登録します。レプリケーションは新しく追加したデータベースに構成されず、DEPLOYが実行されるまで、他のデータベースのデータは分散されません。

  • Oracle Database 23aiの導入により、トポロジにシャードを追加する際のデフォルトの動作が変更され、現在のバージョンのスキーマがキャプチャされて新しいシャードに適用されます。以前は、シャード・データベース上のすべての累積DDLが新しいシャードに1つずつ順番に適用されていましたが、その一部は後のDDLによって否定される可能性がありました。
  • Data Guardレプリケーションの場合、シャードをスタンバイとして既存のData Guard構成に追加できます。データを再シャードする必要はありません。追加されるシャードは構成に適した状態であると予想されます。スタンバイはプライマリからクローンし、同じDBIDである必要があります。DEPLOYを実行すると、ブローカ構成を形成するために、そのDBIDを使用して既存のプライマリ・データベースとスタンバイ・データベースが相互に照合されます。ブローカが構成されていない場合はブローカが構成されます。それ以外の場合は正しく構成されているかどうかが検証されます。ブローカが構成されると、Data Guardが機能し、スタンバイがオンラインになる前に、必要に応じてスタンバイでキャッチアップを実行できるようにします。ブローカはフェデレーテッド・データベース用に構成されていないことに注意してください。

  • -DEPLOY_ASオプションは、システム/コンポジット・シャーディングのための-SHARDGROUPとは併用できません。
  • -replaceパラメータを使用する場合、その使用方法の詳細は、『Oracle Globally Distributed Databaseガイド』を参照してください。

ノート: Oracle Sharding高可用性のためのOracle GoldenGateレプリケーション・サポートは、Oracle Database 21cでは非推奨になりました。

シャードをDB11データベースのシャードグループGROUP1に追加します。

GDSCTL> add shard –connect db11 –shardgroup group1

シャードSH1をデータベースDB11で置き換えます。

GDSCTL> add shard –replace sh1 –connect db11

C.12 add shardgroup

シャードグループをシャード領域に追加します。

構文

add shardgroup -shardgroup shardgroup_name 
              [-region region_name] 
              [-shardspace shardspace_name]
              [-deploy_as {PRIMARY | STANDBY | ACTIVE_STANDBY}]
              [-repfactor number]

オプション

表C-14 GDSCTL add shardgroupのオプション

オプション 説明

-shardgroup shardgroup_name

シャードグループの名前を指定します。この名前は、すべてのシャード領域間で一意である必要があります。

シャードグループ名は最大30文字の長さの英字(この後に0個以上の英数ASCII文字またはアンダースコア(_)を続ける)です。

-region region_name

リージョンの名前を指定します。指定しない場合は、デフォルトのリージョンが使用されます。

-shardspace shardspace_name

シャードグループを追加するシャード領域の名前を指定します。

-deploy_as {PRIMARY | STANDBY | ACTIVE_STANDBY}

デプロイメント後にシャードグループに追加されたシャードに割り当てるロールを指定します。このパラメータは、Data Guardレプリケーションでのみ使用します。有効な値は次のとおりです。

このパラメータを指定しない場合、デフォルト値はSTANDBYです

  • PRIMARY – シャードはプライマリ・データベースとしてデプロイする必要があります

  • STANDBY – シャードはData Guardスタンバイ(マウント済)としてデプロイする必要があります

  • ACTIVE_STANDBY – シャードはActive Data Guardスタンバイとしてデプロイする必要があります

-repfactor number

レプリケーション・ファクタ(このシャードグループに格納される各データのレプリカの数)を指定します。このパラメータはOracle GoldenGateレプリケーションでのみ使用可能で、CREATE SHARDCATALOGコマンドでレプリケーション・ファクタのデフォルト値が指定されていないかぎり必須です。GoldenGateではユーザー定義のシャーディングがサポートされないため、このパラメータはこのシャーディング方法には適用されません。

使用上のノート

このコマンドは、システム管理または複合シャーディングでのみ使用でき、ユーザー定義のシャーディングでは使用できません。

ノート: Oracle Sharding高可用性のためのOracle GoldenGateレプリケーション・サポートは、Oracle Database 21cでは非推奨になりました。

GOLDシャード内のWESTリージョンにGROUP1シャードグループを追加します。

GDSCTL> add shardgroup -shardgroup group1 -region west –shardspace gold

C.13 add shardspace

シャード領域をシャード・カタログに追加します。

構文

add shardspace -shardspace shardspace_name 
              [-chunks number] 
              [-protectmode dg_protection_mode]
              [repfactor][repunits]

オプション

表C-15 GDSCTL add shardspaceのオプション

オプション 説明
-shardspace shardspace_name

シャード領域の名前を指定します。

シャード領域名は最大30文字の長さの英字(この後に0個以上の英数ASCII文字またはアンダースコア(_)を続ける)です。

-chunks number

シャード領域の一意のチャンクの数を指定します。-chunksの値は、任意のシャード領域の最大のシャードグループのサイズの2倍より大きくする必要があります。

このパラメータは、ユーザー定義のシャーディングまたはフェデレーテッド・データベースには適用されません。シャード領域のすべてのシャードグループには同じ数のチャンクが含まれています。このパラメータを指定しない場合、デフォルトのチャンクの数は、最初のDEPLOYコマンドの実行時に決定され、最大数のデータベースを使用したシャードグループのデータベースごとに120です。

-protectmode dg_protection_mode

Data Guard保護モード(MAXPROTECTIONMAXAVAILABILITYまたはMAXPERFORMANCE (デフォルト))を指定します。このパラメータはOracle GoldenGateレプリケーションには適用されません。

-repfactor

レプリケーション・ファクタ(このシャードグループに格納される各データのレプリカの数)このパラメータは、NATIVEレプリケーションおよびシステム管理のシャーディングまたは複合シャーディングでのみ使用でき、これらの場合は必須です。この場合、シャード・グループがないため、ユーザー定義のシャーディングまたはフェデレーテッド・データベースには適用されません。

-repunits

レプリケーション・ユニットの総数(SNRのみ)。

使用上のノート

このコマンドは、ユーザー定義のシャーディング、複数のシャード領域を前提とする複合シャーディング、および現在の構成に他のシャード領域が存在しない場合のシステム管理シャーディングに適用されます。

GOLDシャード領域をData Guard MAXAVAILABILITY保護モードで追加します。

GDSCTL> add shardspace –shardspace gold –protectmode maxavailability

C.14 alter move

シャード・データベースでのスケジュール済チャンク移動操作の一時停止、再開または取消しを行います。

構文

ALTER MOVE {-RESUME|-SUSPEND|-CANCEL}
         [-CHUNK {chunk_id_list}]
         [-SHARD shd_lst]
         [-verbose] 
         

オプション

表C-16 GDSCTL ALTER MOVEのオプション

オプション 説明
-cancel

指定したスコープの保留中のチャンク移動リストからチャンクを削除します。

-chunk chunk_id_list

数値チャンク識別子をカンマ区切りて指定するか、シャード・データベース内のすべてのチャンクの場合はALLを使用します。

-resume

指定されたスコープの「移動失敗」状態のチャンク移動を再開(再スケジュール)します。

-shard shd_lst

シャードのカンマ区切りリスト。

-suspend

指定されたスコープの保留中のチャンク移動を一時停止します。

-verbose

詳細出力モードを有効にします。

使用上のノート

チャンク移動の一時停止: 保留中のチャンク移動を延期するには、ALTER MOVE -SUSPENDを使用します。

チャンク移動の再開: ALTER MOVE -RESUMEを使用して、(「移動失敗」状態で)一時停止または中断状態である指定されたチャンク移動を「スケジュール済」状態にして、それらを事実上再スケジュールします。

チャンク移動の取消: 保留中のチャンク移動を取り消すには、ALTER MOVE -CANCELを使用します。チャンク移動操作を取り消すと、再開または一時停止できません。

スケジュールされたチャンク移動操作をフィルタするには、-chunkおよび-shardオプションを使用します。-chunkオプションを使用すれば、特定のチャンクIDをターゲットにでき、-shardオプションを使用すれば、指定したデータベースとの間で実行がスケジュールされているすべてのチャンク移動をターゲットにできます。

CONFIG CHUNKSコマンドを使用して、保留中のチャンク移動のリストを取得できます。

すでに処理中のチャンク移動の一時停止または取消はできません。ALTER MOVE操作のスコープ内のいずれかのチャンクがすでに「スケジュール済」以外の状態である場合は、そのチャンクの移動操作が変更されなかったことを示す警告が返されます。

すべての保留中チャンク移動の一時停止:

ALTER MOVE -SUSPEND

チャンク3および4の移動操作の再開(再スケジュール):

ALTER MOVE -RESUME -CHUNK 3,4

シャードSH_1との間のすべての保留中チャンク移動の取消:

ALTER MOVE -CANCEL -SHARD SH_1

C.15 alter task

シャード・データベース上のスケジュール済のチャンクまたはレプリケーション・ユニットの管理操作の一時停止、再開または取消を行います。

構文

ALTER TASK
         {-RESUME|-SUSPEND|-CANCEL}
         [ -TASK task | [[-CHUNK chunk_id_list] |  [-RU ru_lst] | [-SHARD shard]]]
         [-verbose]] 
         

オプション

表C-17 GDSCTL alter taskのオプション

オプション 説明
-cancel

指定したスコープのチャンクをスケジュール済リストから削除します。"-chunk"を指定すると、リストされたすべてのチャンクが削除され、"-shard"を指定すると、このデータベースとの間のすべてのチャンク移動が削除されます。スコープ内にすでに移動中のチャンクがある場合は、チャンクが削除されなかったことを示す警告が返されます。

-chunk

数値チャンク識別子のリスト、またはすべてのチャンクの場合はALL

-resume

停止した移動プロセスを再起動します。オプションのパラメータ"-shard"では、移動を再起動する前に「移動失敗」フラグをリセットするデータベースのリストを指定します。

-ru

レプリケーション・ユニットのカンマ区切りリスト。

-shard

シャードのカンマ区切りリスト。

-suspend

指定したスコープの移動を一時停止します。-chunkを指定すると、チャンクが一時停止し、-shardを指定すると、そのデータベースとのすべてのチャンクの移動が一時停止されます。スコープ内のいずれかのチャンクがすでに移動中(「スケジュール済」以外の任意の状態)の場合、そのチャンクの移動が一時停止されなかったことを示す警告が返されます。

-task

タスクのカンマ区切りリスト。

-verbose

詳細出力モードを有効にします。

使用上のノート

RESUMEオプションは、中断したタスクを再起動するために使用します。SUSPENDはタスクの延期に使用し、CANCELでタスクを取り消します。

CHUNKRUまたはSHARDは、スケジュール済移行のリストをフィルタするために使用します。CONFIG TASKコマンドを使用して、スケジュール済タスクのリストを取得します。

すべての保留中タスクの一時停止:

GDSCTL> alter task -suspend

(ru 3または4)かつ(シャードshard1またはshard2)に関係があるすべてのタスクを削除します。

GDSCTL> alter task -cancel -ru 3,4 -shard shard1,shard2

ru 5に何かの関係があるタスクの一時停止:

GDSCTL> alter task -suspend -ru 5

指定したタスクの再開:

GDSCTL> alter task -resume -task 34,35,36

C.16 config

構成に定義されたすべてのコンポーネントの構成データを表示します。

構文

config [-support] [-verbose]

オプション

表C-18 GDSCTL configのオプション

オプション 説明
-support

指定した場合、GDSCTL出力にサポートのための追加情報が表示されます。

-verbose

詳細モードを有効にします。

使用上のノート

このコマンドを使用する場合、コンポーネント(カタログ・データベース以外)が起動されているかどうかは重要ではありません。表示される構成データは、カタログ・データベースから取得されます。

構成に定義されたすべてのコンポーネントの構成データを表示します。

GDSCTL> config

C.17 config backup

シャード・データベース(SDB)バックアップの構成

構文

config backup -rccatalog rc_connstr 
              [-target (PRIMARY|STANDBY)] 
              [(-destination (ALL|CATALOG| <shard_list>):<deviceconfig>:<channelconfig>)+]
              [-frequency #level0_days|[#level0_days]:[#level1-days]]
              [-incremental (DIFFERENTIAL|CUMULATIVE)]
              [-retention #recovery_window_days]
              [-cdb sc_cdb_connstr] [-catpwd password]
              [-shard shard_list] [-async]
              [-encryption encryption][-REMOVE]

オプション

表C-19 GDSCTL config backupのオプション

オプション 説明
-rccatalog rc_connstr

リカバリ・カタログ・データベースへの接続文字列。

-target (PRIMARY|STANDBY) Data Guard構成のシャードの場合、データベース・バックアップはプライマリまたはスタンバイで実行できます。デフォルトはスタンバイです。このオプションの値は、PRIMARYまたはSTANDBYです。
-destination {ALL|CATALOG| shard_list:deviceconfig:channelconfig} ターゲット・データベースのデバイス・タイプおよびチャネルの定義。shard-listdeviceconfigおよびchannelconfigの3つのコンポーネントで構成されています。
  • shard-list: シャード識別子のカンマ区切りリストを指定します。シャード領域、シャード・グループまたはシャード名を指定できます。
  • deviceconfig: 接頭辞付きのターゲット・データベースのデバイス・タイプを構成します。RMANの有効なデバイス・タイプ構成文である必要があります。
  • channelconfig: 接頭辞付きのターゲット・データベースのチャネルを構成します。RMANの有効なチャネル構成文である必要があります。
-starttime ALL|CATALOG|shard_list:hh:mm 個々のシャードおよびシャード・データベース(SDB)カタログ・データベースのバックアップ開始時刻。ターゲット・データベースが置かれている場所のタイム・ゾーンのローカル時刻で、24時間形式で指定する必要があります。時間の最小単位は分です。たとえば、CATALOG:22:30は、SDBカタログ・データベースのスケジュール済バックアップを午後10時30分に開始する必要があることを指定します。ターゲット・データベースのデフォルトのバックアップ開始時刻は深夜0時(00:00)です。内部的に、開始時刻は、UTC時刻に変換されてから、DBMSスケジューラに渡されてジョブ開始時刻として設定されます。
-frequency #level0_days|#level0_days:#level1_days 増分レベル0およびレベル1のバックアップでのバックアップ繰返し間隔(日単位)。最初の数値は、増分レベル0のバックアップの間隔で、2番目の数字はレベル1のバックアップの間隔です。単一の数字が指定され、後ろにカンマがない場合は、レベル0のバックアップの間隔を定義します。パラメータにカンマがある場合、カンマの左の数字はレベル0のバックアップのバックアップ間隔で、カンマの右の数字はレベル1のバックアップの間隔です。どちらの数字もオプションです。レベル0とレベル1のバックアップのデフォルトの間隔は、それぞれ7日と1日です。
-incremental DIFFERENTIAL|CUMULATIVE DIFFERENTIALまたはCUMULATIVEへの増分レベル1のバックアップ・タイプ。デフォルトはDIFFERENTIALです。
-retention #recovery_window_days バックアップ・ファイルのリカバリ・ウィンドウ。正の整数の日数で指定する必要があります。デフォルト値は30日です。
-cdb sc_cdb_connstr SDBカタログ・データベースがPDBの場合は必須です。SDBカタログ・データベースのコンテナ・データベースの接続文字列を指定します。
-catpwd password ユーザーGSMCATUSERのパスワード。指定しない場合はプロンプトが表示されます。このパスワードは、GDSCTLセッション全体でこのコマンドに対して1回のみ指定する必要があります。
-shard shard_list shard_listは、シャード識別子のカンマ区切りリストを指定します。シャード領域、シャード・グループまたはシャード名を指定できます。シャード領域、シャード・グループまたはシャードに同じ名前が使用されている場合、シャード領域の優先順位が最も高くなり、その後にシャード・グループ、シャードが続きます。このオプションには、ALLCATALOGの2つの特殊な単語があります。ALLはSDBカタログ・データベースおよびSDB内のすべてのシャードを表し、CATALOGはSDBカタログ・データベースのみを表します。デフォルトはall shardsです。
-async 指定すると、シャードのバックアップを構成するすべてのタスクがバックグラウンドで実行されます。デフォルトでは、タスクはフォアグラウンドで実行されます。SDBカタログ・データベースのタスクは、このフラグの設定に関係なく、常にフォアグラウンドで実行されます。
-encryption

GSM、GDSCTL、およびデータベース間で使用されるAdvanced Network Option (ANO)の暗号化プロトコル。OFFは、ANOが無効であることを意味します。( AES256 | AES192 | OFF)。

-remov

指定すると、指定したシャードからバックアップ構成が削除されます。コマンドに指定した他のオプションは無視されます。

次の例では、SDBカタログ・データベースのDISKタイプのバックアップ・チャネル、各シャードのDISKタイプの2つのパラレル・チャネル(シャード・リストではシャード領域dbs1およびdbs2が使用されます)、バックアップ保存ウィンドウを14日間、レベル0およびレベル1の増分バックアップの繰返し間隔を7日と1日、バックアップ開始時間を12:00 AMに構成し、増分バックアップ・タイプをデフォルトのDIFFERENTIALおよびバックアップ・ターゲット・タイプをデフォルトのSTANDBYのままにします。

GDSCTL> config backup -rccatalog rcadmin/rman@inst6 -destination 
"CATALOG::configure channel device type disk format '/tmp/rman/backups/%d_%U'" -destination "dbs1,dbs2:configure device type disk parallelism 2:configure 
channel 1 device type disk format '/tmp/rman/backups/1/%U';configure channel 2 
device type disk format '/tmp/rman/backups/2/%U'" -starttime ALL:00:00 -
retention 14 -frequency 7:1 -catpwd gsm -cdb gsm_admin/gsm@instroot1;

CONFIG BACKUPにパラメータが指定されていない場合、現在のバックアップ構成が表示されます。

GDSCTL> config backup
Recovery catalog database user: rcadmin
Recovery catalog database connect descriptor: (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=den02qxr)(PORT=1521))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=cdb6_pdb1.regress.rdbms.dev.example.com)))
Catalog database root container user: gsm_admin
Catalog database root container connect descriptor: (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=den02qxr)(PORT=1521))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=v1908.regress.rdbms.dev.example.com)))
Backup retention policy in days: 14
Level 0 incremental backup repeat interval in minutes: 10080
Level 1 incremental backup repeat interval in minutes: 1440
Level 1 incremental backup type : DIFFERENTIAL
Backup target type: STANDBY
Backup destinations:
catalog::channel device type disk format '/tmp/rman/backups/%d_%u'
dbs1,dbs2:device type disk parallelism 2:channel 1 device type disk format '/tmp/rman/backups/1/%u';channel 2 device type disk format '/tmp/rman/backups/2/%u'
catalog::configure channel device type disk format '/tmp/rman/backups/%d_%u'
dbs1,dbs2:configure device type disk parallelism 2:configure channel 1 device type disk format '/tmp/rman/backups/1/%u';configure channel 2 device type disk format '/tmp/rman/backups/2/%u'
Backup start times:
all:00:00

C.18 config cdb

指定したCDBのプロパティを表示します。

構文

config cdb [-cdb cdb_name] [-support][-verbose]

オプション

表C-20 GDSCTL config cdbのオプション

オプション 説明
-cdb cdb_name

CDBの名前を指定します。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします。

cdb1という名前のCDBに関する情報を表示します。

GDSCTL> config cdb -cdb cdb1 

Name: tstsdbyb 
Connection string: (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=cdb1host)(PORT=1521))
(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=cdb1.example.com))) 
SCAN address: 
ONS remote port: 0 
Disk Threshold, ms: 20 
CPU Threshold, %: 75 
Version: 18.0.0.0 
Rack: 

C.19 config chunks

指定したチャンクのプロパティを表示します。

構文

config chunks [-support] 
            ( [-shard shd] | [-shardgroup sh] | [-show_reshard] | [-cross_shard] )
            ( [-chunk chunk_id] | [-key key [-superkey superkey] ) 
            [-table_family table family][-verbose]

オプション

表C-21 GDSCTL config chunksのオプション

オプション 説明
-chunk chunk_id

数値のチャンクIDを指定します。

-cross_shard

クロスシャード配置を表示します。

-key key

シャーディング・キー

-shard shd

シャードの名前。

-shardgroup sh

シャードグループの名前。

-show_reshard

実行中のチャンク管理操作の情報を表示します。

-superkey superkey

シャーディング・スーパー・キー。これは、複合シャーディング方法でのみ必要です。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加情報が表示されます。

-table_family

<schema name>.<root table name>という形式の表ファミリ名。

-verbose

詳細モードを有効にします。

使用上のノート

config chunksコマンドは、データベース・シャードおよびそれらに含まれるチャンクをすべてリストします。レプリケートされたチャンクを含むスタンバイが存在する場合、一部のチャンクは複数回リストされます。

キーまたはスーパーキー・タイプが日付またはタイムスタンプの場合、gdsctl config chunks -key/superkeyを、次に示すフォーマットで渡す必要があります:

"YYYY-MM-DD HH24:MI:SS.FF6"

年/月/日の順序にする必要があります。次の例は、DATEタイプのキー/スーパー・キーを示しています:

gdsctl config chunks -key '2000-01-01'

タイムスタンプ・タイプのキー/スーパー・キーの場合は、値を一重引用符で囲んで渡します:

gdsctl config chunks -key 1281 -superkey '"1992-04-09 05:00:00.0"'

config chunksの出力内容を次に示します。

GDSCTL> config chunks

Chunks
------------------------
Database                      From      To        
--------                      ----      --        
sh1a                          1         10        
sh1b                          1         10

C.20 config credential

シャード・ジョブに現在使用可能なリモート資格証明を表示します。

構文

config credential [-support] [-verbose] 

オプション

表C-22 GDSCTL config credentialのオプション

オプション 説明
-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします

使用上のノート

このコマンドは、シャーディング・ジョブの実行に使用できるすべての既存のリモート資格証明を表示します。

資格証明を表示します。

GDSCTL> config credential

Name            Username Windows domain 
--------------- -------- -------------- 
CREDENTIAL_ONE  OraUser  
CREDENTIAL_TWO  OraUser2 

C.21 config database

カタログに格納されている、指定されたデータベースの静的構成データを表示します。

構文

config database [-support] 
                [-database db_name] [-verbose]

オプション

表C-23 GDSCTL config databaseのオプション

構文 説明

-database db_name

データベースの名前を指定します。データベース名を指定しない場合、GDSCTLでは、Global Data Services構成のすべてのデータベースの構成データが表示されます。

-support

GDSCTL出力に追加のサポート情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります

Global Data Services構成のすべてのデータベースについてカタログに格納されている静的構成データを表示します。

GDSCTL> config database

gdsctl config databaseコマンドは、次のような情報を返します。

Name     Pool     Status     Region
----     ----     ------     ------
dbcat    sales    Ok         east
dbcat1   sales    Ok         west
dbcat3   sales    Ok         west

C.22 config file

GDSCTLコマンドで指定できる、現在使用可能なファイル・オブジェクトを表示します。

構文

config file [-support]
            [-file file_name] [-verbose]

オプション

表C-24 GDSCTL config fileのオプション

オプション 説明
-file file_name

ファイル・オブジェクトの名前。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします

使用上のノート

指定したファイル・オブジェクトが存在しない場合、このコマンドはエラーを返します。

カタログ・データベースに定義されているファイルのリストを表示します。

GDSCTL> config file
Name
------
dbcfg1

C.23 config gdspool

カタログに格納されている、指定されたデータベース・プールの静的構成データを表示します。

構文

config gdspool [-support]
               [-gdspool gdspool_name] [-verbose]

オプション

表C-25 GDSCTL config gdspoolのオプション

構文 説明

-gdspool gdspool_name

データベース・プールの名前を指定します。データベース・プール名を指定しない場合、GDSCTLは、すべてのデータベース・プールの構成データを表示します。

-support

GDSCTL出力に追加のサポート情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります

カタログに格納されている、すべてのGlobal Data Servicesプールの静的構成データを表示します。

GDSCTL> config gdspool

gdsctl config gdspoolコマンドは、次のような出力を返します。

Name          Broker
----          ------ 
dbpoolora     No 
mkt           No 
sales         No 
marketing     No 

次のコマンドでは、Global Data Servicesプールmarketingの構成の詳細を表示します。

GDSCTL> config gdspool -gdspool marketing

前述の例は、次のような出力を返します。

GDS Pool administrators
------------------------
 
Databases
------------------------
dbcat2                         
dbcat1                         
dbcat3                         
 
 
Services
------------------------
sales_report                 
sales_analysis                 
sales_estimation                 
sales_peragent                 
sales_global

C.24 config gsm

カタログに格納されている、指定されたグローバル・サービス・マネージャの静的構成データを表示します。

構文

config gsm [-gsm gsm_name]
           [-support]
           [-verbose]

オプション

表C-26 GDSCTL config gsmのオプション

構文 説明

-gsm gsm_name

グローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。グローバル・サービス・マネージャ名を指定しない場合、GDSCTLは、クラウド内のすべてのグローバル・サービス・マネージャの構成データを表示します。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してGlobal Data Services管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります

カタログに格納されている、グローバル・サービス・マネージャmygsmの静的構成データを表示します。

GDSCTL> config gsm -gsm mygsm

gdsctl config gsmコマンドは、次のような出力を返します。

Name: mygsm
Endpoint 1: (ADDRESS=(HOST=stcal.us.hq.com)(PORT=1523)(PROTOCOL=tcp))
Endpoint 2: (ADDRESS=(HOST=stcal.us.hq.com)(PORT=1523)(PROTOCOL=tcp))
Local ONS port: 6123
Remote ONS port: 6234
Region: east
Buddy
------------------------

C.25 config region

指定されたリージョンの静的構成データを表示します。

構文

config region [-region region_name]
              [-support]
              [-verbose]

オプション

表C-27 GDSCTL config regionのオプション

構文 説明

-region gsm_name

グローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします

指定されたリージョンの静的構成データを表示します。

GDSCTL> config region -region east

次のような出力が表示されます。

Name                          Buddy                        
----                          -----                        
east    

C.26 config sdb

カタログに格納されている、シャードされたデータベースの静的構成データを表示します。

構文

config sdb [-support] [-verbose]

オプション

表C-28 GDSCTL config sdbのオプション

オプション 説明
-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします

config sdbの出力結果は、次のようになります。

GDSCTL> config sdb

GDS Pool administrators
------------------------

Replication Type
------------------------
Data Guard

Shard type
------------------------
System-managed

Shard spaces
------------------------
shardspaceora

Services
------------------------
oltp_ro_srvc
oltp_rw_srvc

C.27 config service

Global Data Servicesカタログに格納されている、データベース・プール内の指定されたサービスの静的構成データを表示します。

構文

config service [-gdspool gdspool_name]
               [-service service_name]
               [-support]
               [-verbose]

オプション

表C-29 GDSCTL config serviceのオプション

構文 説明

-gdspool gdspool_name

サービスを含むデータベース・プールの名前を指定します。名前を指定しない場合、ユーザーにアクセス権が付与されたgdspoolが1つのみであれば、これがデフォルトのgdspoolとして使用されます。

-service service_name

サービス名のカンマ区切りリストを指定します。このオプションを使用しない場合、GDSCTLは、指定されたデータベース・プール内のすべてのサービスの構成データを表示します。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります

ユーザーのGlobal Data Servicesプール内のすべてのサービスを表示します。

GDSCTL> config service 

gdsctl config serviceコマンドは、次のような情報を返します。

Name        Network name                  Pool     Started Preferred all
----        ------- ----                  ----     ------- --------- ---
sales_svc1  sales_svc1.sales.oradbcloud   sales    Yes     Yes          
sales_svc2  sales_svc2.sales.oradbcloud   sales    NO      Yes          
sales_svc3  sales_svc3.sales.oradbcloud   sales    Yes     Yes          
mkt_svc1    mkt_svc1.mkt.oradbcloud       mkt      NO     Yes          

Global Data Servicesカタログに格納されている、salesの静的構成データを表示します。

GDSCTL> config service -service sales

Name: sales
Network name: sales.sdhdpool.oradbcloud
Pool: shdpool
Started: Yes
Preferred all: Yes
Locality: ANYWHERE
Region Failover: No
Role: NONE
Primary Failover: No
Lag: ANY
Runtime Balance: SERVICE_TIME
Connection Balance: LONG
Notification: Yes
TAF Policy: NONE
Policy: AUTOMATIC
DTP: No
Failover Method: NONE
Failover Type: NONE
Failover Retries: 
Failover Delay: 
Edition: 
PDB: 
Commit Outcome: 
Retention Timeout: 
Replay Initiation Timeout: 
Session State Consistency: 
SQL Translation Profile:
Stop option: NONE 
Drain timeout: 
Table Family: sales.customer 
 
Supported services
------------------------
Database          Preferred Status    
--------          --------- ------    
shdb              Yes       Enabled   
shdc              Yes       Enabled   

C.28 config shard

指定したシャードのプロパティを表示します。

構文

config shard -shard shard_name
            [-support]
            [-verbose]

オプション

表C-30 GDSCTL config shardのオプション

オプション 説明
-shard shard_name

シャードの名前を指定します。

-support

GDSCTL出力に追加のサポート情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします

GDSCTL> config shard 

Name   Shard Group Status State    Region Availability 
----   ----------- ------ -----    ------ ------------ 
den17b dbs1        Ok     Deployed east   ONLINE
den17c dbs2        Ok     Deployed east   READ ONLY 

結果のState列には、次の値が示されます。

  • Created: そのシャードに対して、add shardまたはcreate shardが実行されたが、deployはまだ実行されていないことを示します。

  • Replicated: deployが実行され、Data Guard Broker構成が作成されたことを示します。シャードにその他のメタデータ(チャンクなど)はなく、シャードはまだシャード・ディレクタに登録されていません

  • Sharded: データベースがシャード・ディレクタに正常に登録されたことを示します。新しいシャードのチャンク・メタデータを作成しますが、自動リバランスは開始しません。ReplicatedからSharded以降に手動で変更するには、GDSCTL sync -database <shard_name>を実行します。このステップでは、この操作が内部的に行われています。

  • Deployed: すべてのDDL操作が完了し、シャードの稼働準備ができたことを示します。この時点で、予定されているすべてのチャンクの移動がバックグラウンドで開始されます。リバランスはバックグラウンド操作であるため、シャードはリバランスされていなくてもDeployedの状態に移行できます。

C.29 config shardgroup

指定したシャードグループのプロパティを表示します。

構文

config shardgroup [-shardgroup shardgroup_name]
                  [-support]
                  [-verbose]

オプション

表C-31 GDSCTL config shardgroupのオプション

オプション 説明
-shardgroup shardgroup_name

シャードグループの名前を指定します。

-support

GDSCTL出力に追加のサポート情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします

config shardgroupコマンドにより、次の出力が生成されます。

GDSCTL> config shardgroup –shardgroup northeast

Shard Group Chunks Region Shard space 
----------- ------ ------ ----------- 
dbs1        10     east   shd1 
dbs2        10     east   shd1  

シャードグループを指定すると、出力は次のようになります。

GDSCTL> config shardgroup -shardgroup dbs1 

Shard Group: dbs1 
Chunks: 10 
Replicas: 
Region: east 
Shard space: shd1   
Shards 
------------------------ 
Shard  Chunks 
-----  ------ 
den17b 10 

C.30 config shardspace

指定したシャード領域のプロパティを表示します。

構文

config shardspace [-shardspace shardspace_name]
                  [-support]
                  [-verbose]

オプション

表C-32 GDSCTL config shardspaceのオプション

オプション 説明
-shardspace shardspace_name

シャード領域の名前を指定します。システム管理のシャーディングの場合は、オプションです。

-support

GDSCTL出力に追加のサポート情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします

使用上のノート

このコマンドがユーザー定義のSDBで構成されたシャード領域で発行されたかどうかによって、出力内容は異なります。

config shardspaceコマンドにより、次の出力が生成されます

GDSCTL> config shardspace 

Shard space Chunks 
----------- ------ 
shd1        10 

シャード領域を指定した場合、次の形式で出力が返されます。

GDSCTL> config shardspace -shardspace silver

Shard Group Region Role 
----------- ------ ---- 
dbs1        east   Primary 
dbs2        east   Standby  
PROTECTION_MODE Chunks 
--------------- ------ 
MaxProtection   10 

C.31 config table family

シャード・データベースのすべての表ファミリに関する情報が表示されます。

構文

config table family
         [-verbose]

config table familyコマンドにより、次の出力が生成されます

GDSCTL> config table family 

Schema   Name        ID      Shard Type 
------   -----       -----   ---------- 
sales    customer    1       System
hr       department  25      System

C.32 config task

チャンクまたはレプリケーション・ユニットの管理タスクとそのステータスを表示します。

構文

CONFIG TASK
         [-oid oid_number]
         [-shard shard_name]
         

オプション

表C-33 GDSCTL config taskのオプション

オプション 説明
-oid

数値オブジェクト識別子(シャードまたはレプリケーション・ユニット)。

-shard

シャードの名前。

すべてのタスクの表示:

GDSCTL> CONFIG TASK
         task ID   status            GDS command
         -------   ------            ----------- 
         43        started           switchover ru -ru 3 -database cksrd3_ckshard3
         44        scheduled         switchover ru -ru 5 -database cksrd2_ckshard2
         45        scheduled         switchover ru -ru 6 -database cksrd3_ckshard3    
  

タスクOID 43の表示:

GDSCTL> CONFIG TASK -oid 43
         task ID   status            GDS command
         -------   ------            ----------- 
         43        started           switchover ru -ru 3 -database cksrd3_ckshard3
      

シャードcksrd2_ckshard2のタスクの表示:

GDSCTL> CONFIG TASK -shard cksrd2_ckshard2
         task ID   status            GDS command
         -------   ------            ----------- 
         44        scheduled      switchover ru -ru 5 -database cksrd2_ckshard2
      

C.33 config vncr

カタログに格納されている、登録用有効ノード・チェック(VNCR)の静的構成データを表示します。

構文

config vncr [-group group_name]
            [-support]
            [-verbose]

オプション

表C-34 GDSCTL config vncrのオプション

構文 説明
-group group_name

VNCRのグループを定義するグループの別名を指定します。

複数のADDコールで同じ別名を使用できます。

-support

GDSCTL出力に追加のサポート情報が表示されます。

-verbose 詳細モードを有効にします

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります

config vncrコマンドは、次のような情報を返します。

GDSCTL> config vncr

Name          Group ID
----          --------
192.0.2.1     group_name

C.34 configure

GDSCTLパラメータを設定します。

構文

configure [-gsmport port]
          [-timeout seconds]
          [-show]
          [-driver {THIN | OCI}] 
          [-resolve {IP | HOSTNAME | QUAL_HOSTNAME}] 
          [-log {ALL|OFF|INFO|FINE|FINER|FINEST|SEVERE|WARNING}]
          [-log_file log_file] 
          [-gsm gsm_name]
          [-showtime ON|OFF]
          [-verbose ON|OFF]
          [-save_config] 
          [-gsmdebug (1|0)]
          [-spool]
          [-width]
          [default_check_time]
          [echo]
          [-encryption encryption]

オプション

表C-35 GDSCTL configureのオプション

構文 説明
-driver THIN | OCI

Oracle JDBCドライバ。

-gsm gsm_name

現在のグローバル・サービス・マネージャの設定。

-gsmdebug (1|0)

グローバル・サービス・マネージャのデバッグ・モード。

-gsmport port

デフォルトのグローバル・サービス・マネージャ・ポート

-log {ALL | OFF | INFO | FINE | FINER | FINEST | SEVERE | WARNING}

ロギング・レベルの設定。デフォルトは、OFFです。

-log_file log_file

ログ・ファイルの場所の設定。デフォルトは$TNS_ADMIN/GDSTL.logです。

-resolve IP | HOSTNAME| QUAL_HOSTNAME

グローバル・サービス・マネージャ・エンドポイントのデフォルトのホスト解決。

-save_config

構成の変更をGSM.ORAに格納します。

-show

構成を表示します。

-showtime ON|OFF

タイム・スタンプを出力します。

-spool

スプーリングを有効にします。警告: セキュリティ上重要な情報がログ・ファイルに出力されます。

-timeout seconds

グローバル・サービス・マネージャ・リクエスト・タイムアウト(秒)

-verbose ON|OFF

詳細出力を有効または無効にします。デフォルト値はONです。

-width

コンソールの幅(文字数) (デフォルトは80)。

-default_check_time

自動チェック・タイムアウト

-echo

エコーをオン/オフにします

-encryption

GSM、GDSCTL、およびデータベース間で使用されるAdvanced Network Option (ANO)の暗号化プロトコル。OFFは、ANOが無効であることを意味します。( AES256 | AES192 | OFF)。

mygsmドライバをOCIに設定します。

configure -driver OCI mygsm

C.35 connect

グローバル・サービス管理環境を管理するための資格証明を指定します。GDSCTLを使用した特定の操作を行うには、資格証明を指定する必要があります。

構文

connect [user_name[/password]]@connect_identifier

オプション

表C-36 GDSCTL connectのオプション

構文 説明
connect_identifier

接続記述子にマップされるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名を指定します(グローバル・サービス・マネージャのリストなど)。

password

指定されたユーザーのパスワードを指定します。パスワードを指定しないと、パスワードの入力を求められます。パスワードは入力されると不明瞭化されます。

user_name

接続するユーザーの名前を指定します。指定するユーザーは、Global Data Services管理者またはプール管理者のロールを持っている必要があります。ユーザー名を指定しないと、ユーザー名の入力を求められます。

使用上のノート

接続後に実行するコマンドに応じてGlobal Data Services管理者またはプール管理者の権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

警告:

接続コマンドのオプションとしてパスワードを指定することは、セキュリティ・リスクとなります。パスワードを省略し、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示された場合にのみ入力することで、この危険を回避できます。

gsmadminユーザーとしてプライベート・クラウドに接続します。

GDSCTL> connect gsmadmin@mycloud
Enter password: 

ユーザー名とパスワードを指定せずに、接続記述子を使用して接続します。

GDSCTL> connect (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=myhost)(PORT=1521)))
Enter username: 

C.36 copy ru

レプリケーション・ユニットのフォロワ・メンバーをインスタンス化または修復するには、そのレプリケーション・ユニットの別のフォロワを別のシャードからコピーできます。

構文

COPY [RU|REPLICATION_UNIT] -RU ru_id
         [-SOURCE source_shard_name] -TARGET target_shard_name
         [-REPLACE repl_shard_name]
         [-timeout timeout] 
         [-force]
                  

オプション

表C-37 GDSCTL copy ruのオプション

オプション 説明
-force

RAFTレプリケーション・ロールのチェックを操作でバイパスできるようにします。

-replace

-ruで指定したレプリケーション・ユニット・フォロワを、-replaceで指定したデータベースから削除します。

-ru

レプリケーション・ユニットID

-source

ソース・シャードの名前。

-target

ターゲット・シャードの名前。

-timeout

FANイベントがクライアントに送信されてから、チャンクが読取り専用/停止になるまでの接続保存のタイムアウト(秒)。

-verbose

詳細モードを有効にします。

使用上のノート

ソース・シャードとターゲット・シャードは、指定したレプリケーション・ユニットのレプリカ・リーダーにしないでください。指定したレプリケーション・ユニットのメンバーがターゲット・シャードに存在する場合は、ソース・シャードからのレプリケーション・ユニットの完全レプリカで置き換えられます。

-sourceを指定しないと、レプリケーション・ユニットの既存のフォロワがソース・シャードとして自動的に選択されます。

指定したレプリケーション・ユニットのメンバーがターゲット・データベースにまだ含まれていない場合は、-replaceを指定しないかぎり、指定したレプリケーション・ユニットのレプリカの合計数がレプリケーション・ファクタを下回る必要があります。

-replaceを指定すると、そのレプリケーション・ユニットのメンバーが、指定したデータベースから削除されます。

GDSCTL> copy ru -ru 1 -source sh1 -target sh2

C.37 create gdscatalog

特定のデータベースにグローバル・サービス管理用のGlobal Data Servicesカタログを作成します。

構文

create gdscatalog -database db_name 
                 [-user user_name[/password] 
                 [-region region_name_list]
                 [-gdspool gdspool_name_list]
                 [-configname confname]
                 [-autovncr {ON | OFF}]
                 [-force]
                 [-encryption encryption]
                 [-validate_network] 

オプション

表C-38 GDSCTL create gdscatalogのオプション

構文 説明
-autovncr {ON | OFF}

このオプションは、autovncrモードを有効(ON)または無効(OFF)にします。デフォルト値はONです。

このオプションの詳細は、次の「使用上のノート」を参照してください。

-configname confname

GDS構成の名前を指定します。デフォルトの構成名は、ORADBCLOUDです。

構成名の長さは最大32バイトで、先頭の英字に続けて0個以上のASCII英数字、「_」または「#」を使用できます(複数の識別子がある場合は、ピリオドで区切ることができます)。

-database db_name

カタログを作成するデータベースの接続識別子を指定します。

-force

カタログ・データベースの既存のグローバル・サービス・マネージャ構成をリライトします。

-gdspool gdspool_name_list

データベース・プール名のカンマ区切りリストを指定します。このオプションを使用すると、指定されたデータベース・プールがカタログ作成の一環として作成されます。このオプションを指定しない場合、GDSCTLはDBPOOLORAという名前のデフォルト・データベース・プールを作成します。

-region region_name_list

リージョン名のカンマ区切りリストを指定します。このコマンドは各リージョンを作成し、リージョンをカタログに追加します。リージョンを指定しない場合、REGIONORAという名前のデフォルト・リージョンが作成されます。

-user user_name[/password]

カタログ・データベースのGlobal Data Services管理者権限を持つユーザー(およびオプションでパスワード)を指定します。このオプションを使用しない場合、GDSCTLは、Global Data Services管理者権限を持つユーザーの名前とパスワードの入力を求めます。ユーザー名を指定してユーザーのパスワードを指定しないと、GDSCTLはパスワードの入力を求めます。

-encryption

GSM、GDSCTL、およびデータベース間で使用されるAdvanced Network Option (ANO)の暗号化プロトコル。OFFは、ANOが無効であることを意味します。( AES256 | AES192 | OFF)。

-validate_network このフラグにより、ホスト間のネットワーク接続のチェックや、VNCRエントリの有効性のチェックなど、いくつかのネットワーク検証チェックが有効化されます。

使用上のノート

create gdscatalogコマンドは、PKIの公開キーと秘密キーのペアを生成し、秘密キーで暗号化された固定文字列"GSM"とともにそれらをカタログに格納します。この場合、GSMCATUSERのパスワードが使用されます。

Global Data Servicesカタログを作成するコンピュータでGlobal Data Services管理者権限を持っている必要があります。

構成の容易さが最も重要な考慮事項である単純なプライベート・ネットワークが存在する環境では、自動VNCRが最適です。GDS構成に参加できるホストについて最高レベルの制御を行うには、自動VNCRを無効化し、各データベース・ホストのIPアドレスをVNCR構成に明示的に追加します。

—autovncrを有効にした場合、add shardまたはadd databaseの実行時に検証する際に、ターゲット・データベースのホスト名を検索しようとします。このホストは、候補ノードとしてカタログ内のVNCRリストに自動的に追加されます。このメカニズムはすべてのネットワーク構成と互換性があるわけではなく、次の場合に機能しないことがあります。

  • カタログまたはグローバル・サービス・マネージャのホストで、ターゲット・データベース・ホストで検出されたホスト名を実際のIPアドレスに変換する方法が不明な場合。これは、カタログまたはグローバル・サービス・マネージャのホストのホスト・ファイルまたはDNSに異なる名前がある場合またはこれらのホストに名前が存在しない場合に発生する可能性があります。

  • ターゲット・データベース・ホストに複数のパブリック・ネットワーク・アドレスがあり、データベースがグローバル・サービス・マネージャに登録されたときに使用されたアドレスと異なるアドレスがOracleで選択される場合。これは、ホストに複数のネットワーク・カードがあるか、仮想ネットワーク・インタフェースを構成している場合に発生する可能性があります。

  • データベースがOracle RACを実行していて、他のOracle RACインスタンスが別のサブネットで実行されている場合。この構成は、Oracle RACではお薦めしません。推奨構成は、Oracle RACのドキュメントを参照してください。Oracle RACの場合、Oracle Databaseでは単一データベース・ホストに接続してターゲットを検証し、ホストが存在するサブネット全体を含むサブネット・マスクを返します。他のインスタンスが別のサブネットに存在する場合、有効なVNCRエントリがないため、登録が拒否されます。

—autoVNCRを有効にしない場合、または前述の事例のいずれかに当てはまる場合、add invitednode (add invitedsubnet)を使用して、手動で新しいホストを追加する必要があります。

DB1という名前のデータベースにグローバル・サービス管理用のGlobal Data Servicesカタログを作成します。リージョンEASTとWESTおよびデータベース・プールREADERFARMも作成します。

GDSCTL> create gdscatalog -database db1 -region west,east -gdspool readerfarm

C.38 create restorepoint

グローバル・リストア・ポイントを作成します。

構文

create restorepoint [-name restore_point_name]

オプション

表C-39 GDSCTL create restorepointのオプション

構文 説明
-name restore_point_name

シャード・データベースに作成するグローバル・リストア・ポイントの名前。指定しない場合は、リストア・ポイントの名前が生成されます。

次の例では、シャード・データベースにGRP_MANUAL_1という名前のグローバル・リストア・ポイントを作成します。

GGDSCTL> CREATE RESTOREPOINT -NAME GRP_MANUAL_1

C.39 create shardcatalog

シャードされたデータベースにシャード・カタログを作成します。

構文

create shardcatalog -database connect_identifier 
                   [-user username[/password]] 
                   [-region region_name_list] 
                   [-configname config_name] 
                   [-autovncr {ON | OFF}] 
                   [-force] 
                   [-sdb sdb_name] 
                   [-shardspace shardspace_name_list] 
                   [-agent_password password] 
                   [-repl DG]                                      [-sharding {system | composite | user}]                   [-chunks number] 
                   [-protectmode dg_protection_mode]
                   [-agent_port port]
                   [-for_federated_database] [-encryption encryption] 
                   [-repunits repunits]
                   [-encryption encryption]
                   [-validate_network]

オプション

表C-40 GDSCTL create shardcatalogのオプション

コマンド・オプション 説明
-agent_password password

カタログ・データベースでリモート・スケジューラ・エージェントの登録に使用するパスワードを指定します。

-agent_port port

使用するXDBのポート番号。NULLの場合および現在の値が設定されていない場合、デフォルトで8080が設定されます。カタログでも実行します。

-autovncr {ON|OFF}

このオプションは、自動VNCRモードを有効(ON)または無効(OFF)にします。デフォルト値はONです。

このオプションの詳細は、次の「使用上のノート」を参照してください。

-chunks number

シャード領域の一意のチャンクのデフォルト数を指定します。-chunksの値は、任意のシャード領域の最大のシャードグループのサイズの2倍より大きくする必要があります。

このパラメータは、ユーザー定義のシャーディングまたはフェデレーテッド・データベースには適用されません。チャンク数がADD SHARDSPACEコマンドで指定されていない場合、複合シャーディング用に作成されたすべてのシャード領域に適用されます。

シャード領域のすべてのシャードグループには同じ数のチャンクが含まれています。このパラメータを指定しない場合、デフォルトのチャンクの数は、最初のDEPLOYコマンドの実行時に決定され、最大数のシャードを使用したシャードグループのデータベースごとに120です

-configname config_name

GDS構成の名前を指定します。この名前は、シャードされたデータベースの仮想DB_DOMAINとして使用されます。デフォルトの構成名は、ORADBCLOUDです。

構成名の長さは最大32バイトで、先頭の英字に続けて0個以上のASCII英数字、「_」または「#」を使用できます(複数の識別子がある場合は、ピリオドで区切ることができます)。

-database connect_identifier

カタログを作成するデータベースの接続識別子を指定します。

-for_federated_database

フェデレーテッド・データベースのカタログを作成します。

-force

新しいカタログを作成する前に、このデータベース上の既存のシャードまたはGDSカタログを削除します。

-protectmode dg_protection_mode

Data Guard保護モード(MAXPROTECTIONMAXAVAILABILITYまたはMAXPERFORMANCE (デフォルト))を指定します。Data Guardレプリケーションの場合、このパラメータは、ADD SHARDSPACEコマンドで保護モードを指定しないで作成されたシャード領域に適用されます。

-region region_name_list

リージョン名のカンマ区切りリストを指定します。このコマンドは各リージョンを作成し、リージョンをカタログに追加します。リージョンを指定しない場合、REGIONORAという名前のデフォルト・リージョンが作成されます。

-repl DG|NATIVE

シャード・データベースでデータをレプリケートする際に使用するテクノロジを指定します。このパラメータに指定できる値は、1つのみです: Data Guardの場合はDG、ネイティブRAFTレプリケーションの場合はNATIVEです。デフォルト値はDGです。カタログの作成後、このパラメータは変更できません。カタログの作成後、このパラメータは変更できません。

-sdb sdb_name

シャードされたデータベースの仮想DB_UNIQUE_NAMEを指定します。デフォルトの名前はORASDBです。

シャードされたデータベース(SDB)名は最大30文字の長さの英字(この後に0個以上の英数ASCII文字またはアンダースコア(_)を続ける)です。

-sharding {system | composite | user}

シャーディング・タイプを指定します。SYSTEM (システム管理、デフォルト)、USER (ユーザー定義)およびCOMPOSITEです。カタログの作成後、このパラメータは変更できません。Oracle GoldenGateでは、ユーザー定義のシャーディング方法をサポートしていません。

-repunits reunits レプリケーション・ユニットの合計数(この設定はネイティブRAFTレプリケーションにのみ適用されます)。デフォルトでは、Oracle Shardingは、シャード領域内のレプリケーション・ユニット(RU)の数とRU内のチャンクの数を決定します。システム管理のシャーディングでは、SHARDSPACEORAという名前のシャード領域が1つあることに注意してください。
-shardspace shardspace_name_list

シャード領域名のカンマ区切りリストを指定します。このオプションは、指定したシャード領域を作成して、これらをカタログに追加します。シャード領域を指定しない場合、SHARDSPACEORAという名前のデフォルトのシャード領域が作成されます。

—user username[/password]

カタログ・データベースの管理者権限を持つユーザー(およびオプションでパスワード)を指定します。このオプションを使用しない場合、GDSCTLは、管理者権限を持つユーザーの名前とパスワードの入力を求めます。ユーザー名を指定してユーザーのパスワードを指定しないと、GDSCTLはパスワードの入力を求めます。

-encryption

GSM、GDSCTL、およびデータベース間で使用されるAdvanced Network Option (ANO)の暗号化プロトコル。OFFは、ANOが無効であることを意味します。( AES256 | AES192 | OFF)。

-validate_network このフラグにより、ホスト間のネットワーク接続のチェックや、VNCRエントリの有効性のチェックなど、いくつかのネットワーク検証チェックが有効化されます。

使用上のノート

create shardcatalogコマンドは、シャードされたデータベース(SDB)専用に設計されたGDSカタログを作成します。このコマンドは、従来のGDSカタログの作成には使用できません。このコマンドの実行で最初に必要なステップはSDBの作成です。このコマンドは、GDS管理者またはSYSDBA権限を持つユーザーが実行します。

create shardcatalogを使用する際は、次の点に注意してください。

  • シャード・カタログを使用すると、単一のシャードされたデータベースしか作成できません。シャード・カタログは、通常のGDS構成には使用できません。

  • リモート・エージェントの登録の場合、任意でパスワードを指定できます。すでに指定されていて、エージェント登録パスワードが存在する場合、新しいパスワードで上書きされます。GDSCTL CREATE SHARDコマンドを正常に実行するには、エージェントのパスワードをCREATE SHARDCATALOGまたはMODIFY CATALOGで設定する必要があります。

  • CHUNKSでは、シャード領域の一意のチャンクのデフォルト数を定義します。チャンク数がADD SHARDSPACEコマンドで指定されていない場合、複合シャーディング用に作成されたすべてのシャード領域に適用されます。

  • このコマンドは各リージョンを作成し、リージョンをカタログに追加します。リージョンを指定しない場合、REGIONORAという名前のデフォルト・リージョンが作成されます。

  • REPFACTORで指定されるデフォルトのレプリケーション・ファクタは、対応するADD SHARDGROUPコマンドでのレプリケーション・ファクタを指定すると、特定のシャードグループに対してオーバーライドできます。自動的に作成されたデフォルトのシャードグループの場合、パラメータはオーバーライドできません。レプリケーション・ファクタをカスタマイズするには、デフォルト以外のシャードグループを作成する必要があります。

  • SHARDSPACEオプションは、指定したシャード領域を作成して、これらをカタログに追加します。シャード領域を指定しない場合、SHARDSPACEORAという名前のデフォルトのシャード領域が作成されます。

  • Data Guardレプリケーションの場合、PROTECTMODEパラメータは、ADD SHARDSPACEコマンドで保護モードを指定しないで作成されたシャード領域に適用されます。

  • FOR_FEDERATED_DATABASEオプションは、SHARDINGオプションと相互排他的です。

  • 構成の容易さが最も重要な考慮事項である単純なプライベート・ネットワークが存在する環境では、自動VNCRが最適です。GDS構成に参加できるホストについて最高レベルの制御を行うには、自動VNCRを無効化し、各データベース・ホストのIPアドレスをVNCR構成に明示的に追加します。

    -autovncrが有効になっている場合、add shardの実行中に検証する際に、ターゲット・シャードのホスト名を検索しようとします。このホストは、候補ノードとしてカタログ内のVNCRリストに自動的に追加されます。このメカニズムはすべてのネットワーク構成と互換性があるわけではなく、次の場合に機能しないことがあります。

    • カタログまたはグローバル・サービス・マネージャのホストで、ターゲット・シャード・ホストで検出されたホスト名を実際のIPアドレスに変換する方法が不明な場合。これは、カタログまたはグローバル・サービス・マネージャのホストのホスト・ファイルまたはDNSに異なる名前がある場合またはこれらのホストに名前が存在しない場合に発生する可能性があります。

    • ターゲット・シャード・ホストに複数のパブリック・ネットワーク・アドレスがあり、シャードがグローバル・サービス・マネージャに登録されたときに使用されたアドレスと異なるアドレスがOracleで選択される場合。これは、ホストに複数のネットワーク・カードがあるか、仮想ネットワーク・インタフェースを構成している場合に発生する可能性があります。

    • シャードがOracle RACを実行していて、他のOracle RACインスタンスが別のサブネットで実行されている場合。この構成は、Oracle RACではお薦めしません。推奨構成は、Oracle RACのドキュメントを参照してください。Oracle RACの場合、Oracle Databaseでは単一シャード・ホストに接続してターゲットを検証し、ホストが存在するサブネット全体を含むサブネット・マスクを返します。他のインスタンスが別のサブネットに存在する場合、有効なVNCRエントリがないため、登録が拒否されます。

    —autoVNCRを有効にしない場合、または前述の事例のいずれかに当てはまる場合、add invitednode (add invitedsubnet)を使用して、手動で新しいホストを追加する必要があります。

ノート: Oracle Sharding高可用性のためのOracle GoldenGateレプリケーション・サポートは、Oracle Database 21cでは非推奨になりました。

次の例では、mydbデータベース上にシャード・カタログが作成されます。

GDSCTL> CREATE SHARDCATALOG –DATABASE mydb

C.40 databases

すべてのデータベースのステータスを表示します。

構文

{status database | databases} [-gsm gsm_name]
                              [-database db_name]
                              [-gdspool gdspool_name]
                              [-raw|-support|-verbose] 

オプション

表C-41 GDSCTL databasesのオプション

オプション 説明
-database db_name

サービスを起動するデータベースの名前を指定します。このオプションを指定しない場合、GDSCTLは、すべての優先データベースでサービスを起動します。

-gdspool gdspool_name

起動するサービスが配置されているデータベース・プールの名前を指定します。指定しない場合、ユーザーにアクセス権が付与されたgdspoolが1つのみであれば、これがデフォルトのgdspoolとして使用されます。

-gsm gsm_name

チェックするグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。名前が指定されない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(GDSCTL set gsmコマンドで指定)を使用します。

-raw

指定した場合、GDSCTL出力がRAW非解析形式で表示されます。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加情報が表示されます。

-verbose

詳細モードを有効にします。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

すべてのデータベースのステータスを表示します。

GDSCTL> databases

databasesコマンドでは次のような出力を返します。

Database: "dbcat1" Registered: Y State: Ok ONS: N. Role: PRIMARY Instances: 1
 Region: east
   
   Service: "sales_svc2" Globally started: N Started: N
            Scan: Y Enabled: Y Preferred: Y
   Service: "sales_svc1" Globally started: Y Started: Y
            Scan: N Enabled: Y Preferred: Y
   Registered instances:
     sales%11
Database: "dbcat2" Registered: Y State: Ok ONS: N. Role: PRIMARY Instances: 1
 Region: east
   Service: "sales_svc2" Globally started: N Started: N
            Scan: Y Enabled: Y Preferred: Y
   Service: "sales_svc1" Globally started: Y Started: Y
            Scan: N Enabled: Y Preferred: Y
   Registered instances:
     sales%1

C.41 delete backup

特定のタグで識別されたシャード・データベース(SDB)バックアップをリカバリ・リポジトリから削除します。

構文

delete backup [-tag tag_list] [-obsolete] [-catpwd password]
              [-shard shard_list] [-async]
              

オプション

表C-42 GDSCTL delete backupのオプション

オプション 説明
tag tag_list

タグのカンマ区切りリスト。これらのタグで識別されたバックアップは削除されます。

-obsolete 指定すると、廃止されたすべてのバックアップが削除されます。
-catpwd password ユーザーGSMCATUSERのパスワード。指定しない場合はプロンプトが表示されます。GDSCTLセッション全体に対して1回指定する必要があります。
-shard shard_list shard_listは、シャード識別子のカンマ区切りリストを指定します。シャード領域、シャード・グループまたはシャード名を指定できます。デフォルトはno shardsです。
-async 指定すると、シャードのバックアップを構成するすべてのタスクがバックグラウンドで実行されます。デフォルトでは、タスクはフォアグラウンドで実行されます。SDBカタログ・データベースのタスクは、このフラグの設定に関係なく、常にフォアグラウンドで実行されます。

次の例では、タグodb_200414205057124_0400を含むバックアップをシャードv1908d_cdb2_pdb1から削除します。

GDSCTL> delete backup -shard v1908d_cdb2_pdb1 -tag ODB_200414205057124_0400 -catpwd gsm

This will delete identified backups, would you like to continue [No]?y
 
Deleting backups for database "v1908d_cdb2_pdb1" ...

allocated channel: ORA_DISK_1
channel ORA_DISK_1: SID=231 device type=DISK
allocated channel: ORA_DISK_2
channel ORA_DISK_2: SID=467 device type=DISK
deleted backup piece
backup piece handle=/tmp/rman/backups/2/2hutl9e9 RECID=13 STAMP=1037739466
Deleted 1 objects
 
deleted backup piece
backup piece handle=/tmp/rman/backups/1/2iutl9ed RECID=14 STAMP=1037739469
Deleted 1 objects

Recovery Manager complete.

C.42 delete catalog

指定されたカタログを削除します。

構文

delete catalog [-connect [user/[password]@]conn_str]
               [-force]

オプション

表C-43 GDSCTL delete catalogのオプション

構文 説明
-connect

データベース(またはシャード)の接続記述子にマップされるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名を指定します。

このオプションを使用しない場合、GDSCTLは、現在のセッションに関連付けられているグローバル・サービス・マネージャによって使用されているGlobal Data Servicesカタログを削除します。

-force

GDSメタデータをサイレントで削除します。警告は表示されません。

使用上のノート

Global Data Servicesカタログを削除するデータベースを含むコンピュータでGlobal Data Services管理者権限を持っている必要があります。

-connectを指定しない場合、現在接続されているデータベース(存在する場合)に属するカタログが削除されます。

DB1という名前のデータベースにあるGlobal Data Servicesカタログを削除します。

GDSCTL> delete catalog -connect db1

C.43 deploy

シャードされたデータベースをデプロイします。

構文

deploy [-no_rebalance] [-validate_network][-timeout timeout]

オプション

表C-44 GDSCTL deployのオプション

オプション 説明
-no_rebalance

増分デプロイ時は自動チャンク移行をスキップします。

-timeout

FANがクライアントに送信されてから、チャンクが読取り専用/停止になるまでの接続保存のタイムアウト(秒)。

-validate_network

このフラグにより、ホスト間のネットワーク接続のチェックや、VNCRエントリの有効性のチェックなど、いくつかのネットワーク検証チェックが有効化されます。

使用上のノート

1つ以上のシャードがシャード・カタログに追加された後で、このコマンドを実行します。コマンドの実行の結果、特定の範囲のデータが新しく追加されたデータベースに関連付けられます。データベースがData Guard Broker構成の一部である場合、ロール(プライマリまたはスタンバイ)がこれに割り当てられます。他のデータベースから新しくデプロイされたデータベースへのデータのレプリケーションまたは移行(あるいはその両方)が開始されます。

  • デプロイは、ほぼ全体で並行して実行され、大部分はバックグラウンドで実行されます。他のシャードグループにすべての対応するものがないシャードはデプロイされません。デプロイ可能で未デプロイのシャードはすべて、このコマンドの実行によってデプロイされます。

  • レプリケーションを構成する前に、このコマンドはレプリケーション構成に含まれるすべてのデータベースのパラメータをクロスチェックします。クロスチェックで矛盾またはあいまいさ(Data Guardレプリケーションでシャード領域にプライマリ・シャードグループがない場合など)が検出されると、エラーが返されます。

  • CREATE SHARDコマンドがすでに発行されている場合、これらの新しいシャードがデプロイメント中に作成され、シャード・カタログに追加されます。シャードを作成する必要がある場合、DEPLOYによってリモート資格証明(「add credential」を参照)が必要な各データベースのジョブが実行されます。この資格証明は、デプロイメント時に有効である必要があります。

  • NO_REBALANCEオプションにより、増分DEPLOYの実行中にシャードでのチャンクの自動リバランスをスキップできます。move chunkコマンドにより手動のチャンク移行を実行します。

シャードされたデータベースをデプロイします。

GDSCTL> deploy

C.44 disable backup

シャード・データベース(SDB)のバックアップ・ジョブを無効にします。

構文

disable backup [-catpwd password] [-shard shard_list]

オプション

表C-45 GDSCTL disable backupのオプション

構文 説明
-catpwd password

ユーザーGSMCATUSERのパスワード。指定しない場合はプロンプトが表示されます。GDSCTLセッション全体に対して1回指定する必要があります。

-shard shard_list

shard-listは、シャード識別子のカンマ区切りリストです。シャード領域、シャード・グループまたはシャード名を指定できます。デフォルトはall shardsです。

C.45 disable service

指定したグローバル・サービスを無効にします。

構文

disable service [-gdspool gdspool_name]
                [-service service_name_list]
                [-database db_name |[-override -connect conn_str [-pwd password]]]

オプション

表C-46 GDSCTL disable serviceのオプション

構文 説明
-connect conn_str

データベース(またはシャード)の接続記述子に解決されるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名。

-database db_name

サービスが配置されているデータベースの名前を指定します。このオプションを指定しない場合、サービスはグローバルで無効になります。

-gdspool gdspool_name

サービスを含むデータベース・プールを指定します。指定せず、ユーザーにアクセス権が付与されているgdspoolが1つのみの場合、これがデフォルトのgdspoolとして使用されます。

-override

GDSカタログをスキップします(GDSカタログが使用できない場合に使用されます)。

-pwd

GSMUSERパスワード。

-service service_name_list

グローバル・サービス名のカンマ区切りリストを指定します。-serviceを使用して個々のグローバル・サービスまたはグローバル・サービスのリストを指定しない場合、データベース・プール内のすべてのサービスが無効になります。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります

実行中のサービスを無効にすることはできません。-overrideを指定した場合、GDSカタログにアクセスしないでコマンドが実行されます。GDSカタログを使用できない場合、このオプションを使用します。通常操作時の使用にはお薦めしません。

データベース・プールREADERFARM内のすべてのデータベースでサービスG_SALES_REPORTを無効にして停止します。

GDSCTL> disable service -gdspool readerfarm -service g_sales_report -database db1

C.46 enable backup

シャード・データベース(SDB)のバックアップ・ジョブを有効にします。

構文

enable backup [-catpwd password] [-shard shard_list]

オプション

表C-47 GDSCTL enable backupのオプション

構文 説明
-catpwd password

ユーザーGSMCATUSERのパスワード。指定しない場合はプロンプトが表示されます。GDSCTLセッション全体に対して1回指定する必要があります。

-shard shard_list

shard_listは、シャード識別子のカンマ区切りリストです。シャード領域、シャード・グループまたはシャード名を指定できます。デフォルトはall shardsです。

使用上のノート

すべてのバックアップ・ジョブは最初は無効になっています。これらは、enable databaseコマンドを実行して有効にできます。これらは、SDBバックアップがコマンドCONFIG BACKUPで構成された後に実行する必要があります。SDBバックアップが構成される前にこのコマンドを実行すると、エラーがレポートされます。

C.47 enable service

指定したグローバル・サービスを有効にします。

構文

enable service [-gdspool gdspool_name]
               [-service service_name_list]
               [-database db_name|[-override -connect conn_str [-pwd password]]]

オプション

表C-48 GDSCTL enable serviceのオプション

構文 説明
-connect conn_str

データベース(またはシャード)の接続記述子に解決されるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名。

-database db_name

サービスが配置されているデータベースの名前を指定します。このオプションを指定しない場合、サービスはグローバルで有効になります。

-gdspool gdspool_name

サービスを含むGDSプールを指定します。指定せず、ユーザーにアクセス権が付与されているgdspoolが1つのみの場合、それがデフォルトのgdspoolとして使用されます。

-override

GDSカタログをスキップします(GDSカタログが使用できない場合に使用されます)。

-pwd

GSMUSERパスワード。

-service service_name

グローバル・サービス名のカンマ区切りリストを指定します。-serviceを使用して個々のグローバル・サービスまたはグローバル・サービスのリストを指定しない場合、データベース・プール内のすべてのサービスが無効になります。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります

preferred_allである場合またはカーディナリティに達していない場合、ENABLE SERVICEはグローバル・サービスを起動します。

-overrideを指定した場合、GDSカタログにアクセスしないでコマンドが実行されます。GDSカタログを使用できない場合、このオプションを使用します。通常操作時の使用にはお薦めしません。

データベース・プールREADERFARM内のデータベースDB1でサービスG_SALES_REPORTを有効にします。

GDSCTL> enable service -gdspool readerfarm -service g_sales_report -database  db1

C.48 exit

GDSCTLユーティリティを終了します。

構文

quit | exit

C.49 export catalog

現在のカタログ構成をローカル・ファイルに保存します。

構文

export catalog [-force] source

オプション

表C-49 GDSCTL export catalogのオプション

構文 説明
-force

指定しない場合、実行中のGDS操作があるとエクスポートが取り消されます。

source

コマンドを実行している同じコンピュータ上のファイルの名前。構成は、このファイルに保存されます。ファイルがすでに存在している場合は、プロンプトなしに上書きされます。ファイルが書込み不可の場合(たとえば、パスが存在しない場合)、エラーが発生します。

使用上のノート

このコマンドを実行するには、GDS管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

エクスポート前にvalidate catalogコマンドを使用してカタログを検証することをお薦めします。

ホーム・ディレクトリにカタログ・バックアップを保存します。

GDSCTL> export catalog /home/user/cat-201307.backup

C.50 help

現在のリリースでサポートされているGDSCTLコマンドのリストを提供します。続けてコマンド名を入力すると、コマンドに関連するヘルプ・ページが返されます。

構文

help [gdsctl_command]

オプション

表C-50 GDSCTL helpのオプション

オプション 説明

gdsctl_command

GDSCTLコマンド名を入力すると、ヘルプ・ページが返され、構文、オプション、使用上のノートおよび例が表示されます。

C.51 import catalog

export catalogコマンドを使用して作成済の指定したファイルから、カタログ構成をリストアします。

構文

import catalog [-database catalog_db_name]
               [-catpwd gsmcatusrpwd]
               [-user gsmadminname[/password]]
               source

オプション

表C-51 GDSCTL import catalogのオプション

構文 説明
-catpwd gsmcatusrpwd

GSMCATUSERパスワード。

—database catalog_db_name

カタログを作成するデータベースの接続識別子。

source

コマンドを実行している同じコンピュータ上のファイルの名前。構成は、このファイルからリストアされます。ファイルが読取り不可の場合、エラーが発生します。

-user gsmadminname[/password]

カタログ・データベースにGDS管理者権限を持つユーザーの資格証明。

使用上のノート

-databaseを指定しない場合、現在のグローバル・サービス・マネージャが関連付けられているGDSカタログが使用されます。インポートされたファイルに見つからないデータベースのクリーンアップを既存のカタログで実行する必要がある場合に、-catpwdオプションを指定する必要があります。

新しいカタログ・データベースにリストアする場合、create gdscatalogコマンドを使用して最初にカタログを作成する必要があります。

このコマンドを実行するには、GDS管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

インポート後に保留リクエストが存在しない場合にのみ、インポート手順が終了したと考えることができます。configコマンドを使用すると、保留リクエストのリストを取得できます。

ホーム・ディレクトリからカタログ・バックアップをロードします。

GDSCTL> import catalog /home/user/cat-201307.backup

C.52 list backup

シャード・データベース(SDB)バックアップのリスト

構文

list backup [-restorepoint restorepoint] [-controlfile]
              [-summary] [-catpwd password] [-shard shard_list]
              

オプション

表C-52 GDSCTL list backupのオプション

オプション 説明
-restorepoint restorepoint

SDBグローバル・リストア・ポイント。指定した場合、指定されたシャードを特定のリストア・ポイントにリストアするために使用できるバックアップのみがリストされます。それ以外の場合は、指定されたシャードのすべてのバックアップがリストされます。

-controlfile 指定した場合、データベース制御ファイルを特定のリストア・ポイントにリストアするために使用できるバックアップのみがリストされます。
-summary 指定した場合、バックアップはサマリー形式で一覧表示されます。
-catpwd password ユーザーGSMCATUSERのパスワード。指定しない場合はプロンプトが表示されます。このパスワードは、GDSCTLセッション全体でこのコマンドに対して1回のみ指定する必要があります。
-shard shard_list shard_listは、シャード識別子のカンマ区切りリストを指定します。シャード領域、シャード・グループまたはシャード名を指定できます。デフォルトはno shardsです。

次の例では、SDBカタログ・データベースの制御ファイルのバックアップを要約してリストする方法を示します。

GDSCTL> list backup -shard catalog -controlfile -summary -catpwd gsm
 
Listing backups for database "v1908" ...

List of Backups
===============
Key     TY LV S Device Type Completion Time #Pieces #Copies Compressed Tag
------- -- -- - ----------- --------------- ------- ------- ---------- ---
1366    B  F  A DISK        13-APR-20       1       1       NO         TAG20200413T234608
1851    B  F  A DISK        14-APR-20       1       1       NO         TAG20200414T000333
1996    B  F  A DISK        14-APR-20       1       1       NO         TAG20200414T001446
2057    B  F  A DISK        14-APR-20       1       1       NO         TAG20200414T001519
2151    B  F  A DISK        14-APR-20       1       1       NO         TAG20200414T012934
3205    B  F  A DISK        14-APR-20       1       1       NO         TAG20200414T202822
 
Recovery Manager complete.

次の例では、リストア・ポイントbackup_before_db_maintenanceにリカバリ可能なバックアップを、shard v1908b_cdb2_pdb1からリストするコマンドの使用方法を示します。

GGDSCTL> list backup -shard v1908b_cdb2_pdb1 -restorepoint BACKUP_BEFORE_DB_MAINTENANCE
"GSMCATUSER" password:
 
Listing backups for database "v1908b_cdb2_pdb1" ...
List of Backup Sets
=================== 
 
BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time Completion Time
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ ---------------
2998    Incr 0  265.53M    DISK        00:00:06     14-APR-20      
        BP Key: 3009   Status: AVAILABLE  Compressed: NO  Tag: BACKUP_BEFORE_DB_MAINTENANCE
        Piece Name: /tmp/rman/backups/2/0sutl6oa
  List of Datafiles in backup set 2998
  File LV Type Ckp SCN    Ckp Time  Abs Fuz SCN Sparse Name
  ---- -- ---- ---------- --------- ----------- ------ ----
  11   0  Incr 2678401    14-APR-20              NO    /ade/b/3998875997/oracle/dbs/cdb2_pdb1_db.f
 
BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time Completion Time
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ ---------------
2999    Incr 0  191.61M    DISK        00:00:04     14-APR-20      
        BP Key: 3010   Status: AVAILABLE  Compressed: NO  Tag: BACKUP_BEFORE_DB_MAINTENANCE
        Piece Name: /tmp/rman/backups/1/0tutl6oh
  List of Datafiles in backup set 2999
  File LV Type Ckp SCN    Ckp Time  Abs Fuz SCN Sparse Name
  ---- -- ---- ---------- --------- ----------- ------ ----
  12   0  Incr 2678425    14-APR-20              NO    /ade/b/3998875997/oracle/dbs/cdb2_pdb1_ax.f
  13   0  Incr 2678425    14-APR-20              NO    /ade/b/3998875997/oracle/dbs/cdb2_pdb1_xdb.f
 
Recovery Manager complete.

C.53 list restorepoint

グローバル・リストア・ポイントをリストします。

構文

list restorepoint [-start_time t1] [-end_time t2] [-start_scn_ s1] [-end_scn s2]

オプション

表C-53 GDSCTL list restorepointのオプション

構文 説明
-start_time time1

指定した場合、この時点以降に作成されたリストア・ポイントがリストされます。YYYY-MM-DD HH:MM:SS[.FFF]の書式で指定する必要があります。.FFFはミリ秒の精度の秒の小数です。

-end_time time2 指定した場合、この時点以前に作成されたリストア・ポイントがリストされます。形式については、前述のオプション"start_time"を参照してください。
-start_scn scn1 指定した場合、このSCN以上のSCNを持つリストア・ポイントがリストされます。
-end_scn scn2 指定した場合、このSCN以下のSCNを持つリストア・ポイントがリストされます。

次の例では、2600000から2700000の間のSCNを持つシャード・データベース(SDB)で使用可能なリストア・ポイントを示します。

GDSCTL> list restorepoint -start_scn 2600000 -end_scn 2700000
Name                            SCN             Create Time                     
GRP_200726222838427_0400        2601938         2020-07-26 22:28:39.0           
GRP_200726232837677_0400        2613192         2020-07-26 23:28:38.0           
GRP_200727002838026_0400        2624200         2020-07-27 00:28:38.0           
GRP_200727012838351_0400        2634360         2020-07-27 01:28:38.0           
GRP_200727022837961_0400        2645399         2020-07-27 02:28:38.0           
GRP_200727032838402_0400        2654898         2020-07-27 03:28:39.0           
GRP_200727042837648_0400        2664398         2020-07-27 04:28:38.0           
GRP_200727052837932_0400        2673905         2020-07-27 05:28:38.0           
GRP_200727062838321_0400        2683840         2020-07-27 06:28:38.0 

C.54 modify catalog

GDSカタログまたはシャード・カタログのプロパティを変更します。

構文

modify catalog [-autovncr {ON | OFF}] 
               [-oldpwd oldpassword -newpwd newpassword] 
               [-pwd password -newkeys]
               [-agent_password password]
               [-agent_port port] 
               [-region region]
               [-recover]

オプション

表C-54 GDSCTL modify catalogのオプション

構文 説明
-agent_password password

カタログでのリモート・スケジューラ・エージェントのエージェント登録パスワードを指定します。

-agent_port port

使用するXDBのポート番号。NULLの場合および現在の値が設定されていない場合、デフォルトで8080が設定されます。カタログでも実行します。

-autovncr {ON | OFF}

このオプションは、autovncrモードを有効(ON)または無効(OFF)にします。デフォルト値はONです。

-newkeys

新しいPKIキー・ペアを生成します。

-newpwd newpassword

-oldpwdとともに使用して、カタログ・データベースで変更した後にGSMCATUSERのパスワードを設定します。

-oldpwd oldpassword

-newpwdとともに使用して、カタログ・データベースで変更した後にGSMCATUSERのパスワードを設定します。

-pwd password

-newkeysの使用時にPKIキーを生成するためにGSMCATUSERのパスワードを指定します。

-recover

最後の一貫性のある状態へのカタログ・リカバリを実行します。

-region region

データベース、カタログ、シャード、シャードグループまたはグローバル・サービス・マネージャが属するリージョン。

使用上のノート

このコマンドを使用するには、グローバル・サービス・マネージャが1つ以上実行され、カタログ・データベースとの接続がすでに確立されている必要があります(connectコマンドを参照してください)。

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してGlobal Data Services管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

構成の容易さが最も重要な考慮事項である単純なプライベート・ネットワークが存在する環境では、自動VNCRが最適です。GDS構成に参加できるホストについて最高レベルの制御を行うには、自動VNCRを無効化し、各データベース・ホストのIPアドレスをVNCR構成に明示的に追加します。

GSMCATUSERのパスワードは、セキュリティ上の理由から定期的に更新する必要があります。次のコマンドを使用して、この操作を実行します。

modify catalog -oldpwd oldpassword -newpwd newpassword

このコマンドにより、暗号化された秘密キーと暗号化文字列がフェッチされ、それらが古いパスワードを使用して復号化され、新しいパスワードで再暗号化されてから再格納されます。

GSMCATUSERパスワードを変更すると、-newpwdおよび-oldpwdを指定してMODIFY CATALOGを実行し、カタログのセキュリティ・スキームを更新する必要があります。

PKIキーは、modify catalog -oldpwd oldpassword -newkeysを使用して定期的に更新する必要があります。このコマンドにより、新しいPKIキー・ペアが生成され、データベースの対応するフィールドが置換されます。

PKIキーを置き換えることにした場合、またはカタログ・データベースでのパッチセット・アップグレードの直後に、次のコマンドを実行します:

modify catalog -pwd **  -newkeys

リモート・エージェントの登録の場合、任意でパスワードを指定できます。エージェント登録パスワードがすでに存在する場合、新しいパスワードで上書きされます。GDSCTL CREATE SHARDコマンドを正常に実行するには、エージェントのパスワードをCREATE SHARDCATALOGまたはMODIFY CATALOGコマンドで設定する必要があります。

カタログ・データベースのautovncrモードを無効にします。

connect gsmadmin@mycloud 
GDSCTL> modify catalog -autovcnr off

リモート・スケジューラ・エージェントの登録パスワードを指定します。

connect gsmadmin@mycloud 
GDSCTL> modify catalog –agent_password mypass

カタログ・セキュリティ・スキームを更新します。

GDSCTL> modify catalog -autovncr OFF -oldpwd opwd -newpwd npwd -pwd pwd -newkeys

C.55 modify cdb

CDBの属性を変更します。

構文

modify cdb -cdb cdbname_list
            [-connect connect_identifier]
            [-pwd gsmrootuser_pwd]
            [-scan scan_address [-ons port]]
            [-savename]

オプション

表C-55 GDSCTL modify cdbのオプション

オプション 説明
-cdb cdbname_list

CDB名のカンマ区切りリストを指定します。

-connect connect_identifier

変更するデータベースの接続記述子にマップされるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名を指定します。

-ons port

ONSポートを指定します。

-pwd gsmrootuser_pwd

GSMROOTUSERのパスワードを指定します。

-savename

このオプションを指定すると、ネット・サービス名にマップされる接続記述子ではなく、 -connectオプションで指定されたネット・サービス名をGlobal Data Servicesカタログに格納します。

-scan scan_address

クラスタのSCANアドレスを指定します。

使用上のノート

CDBにシャードまたはデプロイされたシャードが含まれると、一部のパラメータがサポートされなくなります。

CDBのパスワードを変更します。

GDSCTL> modify cdb -cdb1 cdb1 -pwd new_gsmrootuser_password

C.56 modify credential

シャード・ジョブを実行するためにリモート・スケジューラ・エージェントで使用される既存の資格証明を変更します。

構文

modify credential -credential credential_name 
                  -osaccount account_name
                  -ospassword password
                 [-windows_domain domain_name]

オプション

表C-56 GDSCTL modify credentialのオプション

オプション 説明
-credential credential_name

変更する資格証明の名前を指定します。

-osaccount account_name

リモート・ジョブに使用されるオペレーティング・システム・アカウントを指定します。

-ospassword password

アカウントの対応するパスワードを指定します。

-windows_domain domain_name

Windowsアカウントを指定した場合、そのアカウントの対応するドメイン名を指定します。

使用上のノート

このコマンドは、管理コマンドに応じて、シャードされたホスト上でジョブの実行に使用する資格証明を変更します。

指定した資格証明が存在しない場合、このコマンドはエラーを返します。

east_region_credという名前の資格証明を変更します。

GDSCTL> modify credential –credential east_region_cred –osaccount agent_user
 –ospassword newpass

C.57 modify database

GDSプールのデータベースの構成パラメータ(リージョン、接続識別子、グローバル・サービス・マネージャのパスワード、SCANアドレス、ONSポートなど)を変更します。

構文

modify database -database db_name_list
               [-gdspool gdspool_name]
               [-shard shard_name]
               [-deploy_as PRIMARY|STANDBY]
               [-region region_name]
               [-pwd password]
               [-connect connect_identifier]
               [-scan scan_address]
               [-ons port]]
               [-savename]
               [-cpu_threshold cpu] 
               [-disk_threshold disk]
               [-rack rack_id]
               [-NETPARAM net_parameter_file | -NETPARAMFILE net_parameter_file]
               [-DBPARAM db_parameter | -DBPARAMFILE db_parameter_file]
               [-DBTEMPLATE db_template | -DBTEMPLATEFILE db_template_file]   

オプション

表C-57 GDSCTL modify databaseのオプション

オプション 説明
-connect connect_identifier

変更するデータベースの接続記述子にマップされるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名を指定します。

-cpu_threshold cpu

CPU使用率割合のしきい値を指定します。

-database dbname_list

データベース名のカンマ区切りリストを指定します。

-disk_threshold disk

同期単一ブロック読取りの平均待機時間(ミリ秒単位)を指定します。

-gdspool gdspool_name

データベースが属するデータベース・プールを指定します。

-ons port

ONSポートを指定します。

-pwd password

GSMUSERのパスワードを指定します。

-region region_name

データベースが属するリージョンを指定します。

-savename

このオプションを指定すると、ネット・サービス名にマップされる接続記述子ではなく、-connectオプションで指定されたネット・サービス名をGlobal Data Servicesカタログに格納します。

-scan scan_address

クラスタのSCANアドレスを指定します。

使用上のノート

regionプロパティを指定すると、複数のデータベースを指定できます。

GDSリージョンを除くすべてのパラメータでは、最初にデータベース管理者が適切な変更を行う必要があり、次にmodify databaseコマンドを実行してGDSカタログの変更済パラメータを更新する必要があります。または、この目的でsync database (synchronize database)コマンドを使用できます。

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります

データベースDB1とDB3のリージョンをEASTに変更します。

GDSCTL> modify database -database db1,db3 -region east

C.58 modify file

後続のGDSCTLコマンドで使用できるカタログのファイルの内容を更新します。

構文

modify file -file file_name
            -source local_filename

オプション

表C-58 GDSCTL modify fileのオプション

オプション 説明
-file file_name

更新するファイル・オブジェクトの名前を指定します。

-source local_filename

GDSCTLを実行しているマシンに対してローカルのファイルを指定するオペレーティング・システムのファイル名を指定します。

使用上のノート

このコマンドは、オペレーティング・システム・ファイルの内容をカタログにリロードして、カタログ内の名前付きファイル・オブジェクトを更新します。

east_region_db_paramsという名前のファイルをローカル・ソース・ファイル/tmp/dbca_params.txtの内容で更新します

GDSCTL> modify file -file east_region_db_params -source /tmp/dbca_params.txt

C.59 modify gdspool

GDSプールの構成パラメータを変更します。

構文

modify gdspool -gdspool gdspool_name_list 
              [-removeuser user_name | -adduser user_name]

オプション

表C-59 GDSCTL modify gdspoolのオプション

オプション 説明
-adduser user_name

GDSプール管理者のリストに追加するユーザーを指定します。このオプションは、指定されたユーザーにプール管理者ロールを付与します。

-gdspool database_pool_list

GDSプール名のカンマ区切りリストを指定します。

-removeuser user_name

GDSプール管理者のリストから削除するユーザーを指定します。このオプションは、指定されたユーザーのプール管理者ロールを取り消します。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります

PETERをプールMYREADERFARMのデータベース・プール管理者のリストに追加します。

GDSCTL> modify gdspool -gdspool myreaderfarm -adduser peter

C.60 modify gsm

グローバル・サービス・マネージャの構成パラメータを変更します。変更は、グローバル・サービス・マネージャの再起動後、有効になります。

構文

modify gsm -gsm gsm_name
          [-catalog connect_id [-pwd password]]
          [-region region_name]
          [-localons ons_port]
          [-remoteons ons_port]
          [-endpoint gmsendpoint [-remote_endpoint remote_endpoint]]
          [-listener listener_port]
          [-wpwd wallet_password]
          [-encryption encryption]
          [-timeout timeout]

オプション

表C-60 GDSCTL modify gsmのオプション

オプション 説明
-catalog connect_id

Global Data Servicesカタログ・データベースの接続識別子を指定します。ネットワーク・サービス名を指定する場合、それはローカル・ネーミング・メソッドによって、変更されるグローバル・サービス・マネージャがカタログ・データベースに接続できるようにする接続記述子に解決できる必要があります。

-endpoint gsmendpoint

グローバル・サービス・マネージャがクライアント接続リクエストをリスニングするプロトコル・アドレスを指定します。このオプションを使用する場合、指定した値によってデフォルト・エンドポイントがオーバーライドされます。

-gsm gsm_name

変更するグローバル・サービス・マネージャの名前を入力します。名前を指定しない場合、セッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(set gsmコマンドで指定)が使用されます。

-listener listener_port

新規リスナー・ポートを指定します。

-localons ons_port

新規ローカルONSポートを指定します。

-pwd password

GSMCATUSERアカウントのパスワードを指定します。パスワードを指定しないと、パスワードの入力を求められます。

-region region_name

グローバル・サービス・マネージャが属するリージョンを指定します。

-remote_endpoint remote_endpoint

グローバル・サービス・マネージャがデータベース登録リクエストを受信し、構成内の他のグローバル・サービス・マネージャと通信するために使用するプロトコル・アドレスを指定します。このオプションを使用する場合、指定した値によってデフォルト・エンドポイントがオーバーライドされます。

-remoteons ons_port

新規リモートONSポートを指定します。

-wpwd

グローバル・サービス・マネージャ・ウォレットのパスワードを指定します。

-encryption

GSM、GDSCTL、およびデータベース間で使用されるAdvanced Network Option (ANO)の暗号化プロトコル。OFFは、ANOが無効であることを意味します。( AES256 | AES192 | OFF)。

-timeout 再起動タイムアウト

使用上のノート

  • このコマンドは、グローバル・サービス・マネージャを変更するコンピュータでローカルに実行する必要があります。

  • このコマンドは、グローバル・サービス・マネージャを起動したオペレーティング・システム・ユーザーのみが実行できます。

  • このコマンドを実行すると、GDSCTLはGlobal Data ServicesカタログにGSMCATUSERユーザーとして接続し、GSMCATUSERのパスワードを入力するよう求めます。

EASTリージョンに含まれるように、gsm1という名前のグローバル・サービス・マネージャを変更します。

GDSCTL> modify gsm -gsm gsm1 -region east

C.61 modify region

リージョンの構成パラメータを変更します。

構文

modify region -region region_name_list
             [-buddy region_name]
             [-weights weight]

オプション

表C-61 GDSCTL modify regionのオプション

オプション 説明
-buddy region_name

バディ・リージョンの名前を指定します。

-region region_list

リージョン名のカンマ区切りリストを指定します。

-weights weight

静的RLB配布用に使用されます。形式: name = value,..,name = value

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してGlobal Data Services管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

バディ・リージョンまたは重みをクリアするには、MODIFY REGIONをコールし、値として空の引用符を指定します。WEIGHTSを指定した場合、動的なロード・バランシングは静的なロード・バランシングに置換されます(非推奨)。

次のように、2つのリージョンEASTとWESTを変更します。

GDSCTL> modify region -region west -buddy east

C.62 modify service

サービスの属性を変更します。

構文

優先データベースまたは使用可能なデータベースをグローバル・サービスに追加するには:

modify service [-gdspool gdspool_name]
                -service service_name
               {-preferred db_name_list | -available db_name_list}

グローバル・サービスの属性を変更するには:

modify service [-gdspool gdspool_name]
                -service service_name 
               [-locality {ANYWHERE | LOCAL_ONLY}]
               [-region_failover]
               [-role {PRIMARY | PHYSICAL_STANDBY [-failover_primary] | 
                       LOGICAL_STANDBY | SNAPSHOT_STANDBY}]
               [-lag {lag_value | ANY}]
               [-notification {TRUE | FALSE}] 
               [-rlbgoal {SERVICE_TIME | THROUGHPUT}]
               [-clbgoal {SHORT | LONG}] 
               [-tafpolicy {BASIC | NONE | PRECONNECT}]
               [-policy policy] 
               [-failovertype {NONE | SESSION | SELECT | TRANSACTION}]
               [-failovermethod {NONE | BASIC}] 
               [-dtp {TRUE | FALSE}] 
               [-sql_translation_profile stp_name] 
               [-failoverretry failover_retries]
               [-failoverdelay failover_delay] 
               [-edition edition_name]
               [-commit_outcome {TRUE | FALSE}] 
               [-retention retention_seconds]
               [-session_state {DYNAMIC | STATIC}]
               [-replay_init_time replay_init_time]]
               [-table_family family]

あるデータベースから別のデータベースにグローバル・サービスを移動するには:

modify service [-gdspool gdspool_name]
                -service service_name
                -old_db db_name
                -new_db db_name
               [-force]

サービスの使用可能なデータベースを優先データベースに変更するには:

MODIFY SERVICE [-gdspool gdspool_name]
                -service service_name
                -available db_name_list
                -preferred

優先ステータスと使用可能ステータスでデータベースを変更するには:

modify service [-gdspool gdspool_name]
                -service service_name
               {-preferred_all |
                {-modifyconfig -preferred db_name_list [-available db_name_list]}}

Oracle RACデータベースに固有のグローバル・サービスのプロパティを変更するには:

modify service [-gdspool gdspool_name]
                -service service_name
                -database db_name
               [-server_pool server_pool_name |
                 {-add_instances|-modify_instances} -preferred inst_list
                  -available inst_list |
                  -drop_instances inst_list
                -cardinality {UNIFORM | SINGLETON}

オプション

表C-62 GDSCTL modify serviceのオプション

オプション 説明
-add_instances [-preferred comma-delimited-list] [-available comma-delimited-list]

特定のデータベースの特定のサービスに関する優先インスタンスおよび使用可能なインスタンスのリストを指定します。指定したリストによって、すでに割当て済のインスタンスがオーバーライドされます(存在する場合)。–preferredおよび–availableオプションの使用は任意ですが、これらのうちの少なくとも1つを指定する必要があります。

-available db_name_list

優先データベースが使用できない場合に、サービスが実行される使用可能なデータベースのカンマ区切りリストを指定します。

使用可能なインスタンスのリストは、優先インスタンスのリストと相互に排他である必要があります。

-preferred_allで構成されたサービスに優先データベースまたは使用可能なデータベースを追加しようとすると、GDSCTLからエラーが返されます。

-cardinality {UNIFORM | SINGLETON}

ポリシー管理のOracle RACデータベースで実行されているサービスのカーディナリティ・オプションを指定します。カーディナリティがUNIFORMに設定されているサービスは、すべてのデータベース・インスタンスで提供されます。カーディナリティがSINGLETONに設定されているサービスは、1つのデータベース・インスタンスでのみ提供されます。

-clbgoal {SHORT | LONG}

接続時ロード・バランシングの目標の場合: ランタイム・ロード・バランシングを使用する場合はSHORTに設定し、バッチ・ジョブや以前のSQL*Formsスタイルなどの長時間の接続の場合はLONGに設定します。

このオプションのデフォルト値はSHORTです。

-commit_outcome {TRUE | FALSE}

トランザクション・ガードを有効化します。TRUEに設定すると、トランザクションのセッションがリカバリ可能な停止により失敗したときに、トランザクションのコミット結果にアクセスできます。

-database db_name

サービスを変更するデータベースの名前を指定します。

-databaseを指定する場合、次の項目のうち必ず1つを指定する必要があります。

  • -server_poolまたは-cardinality (あるいはその両方)。どちらも任意ですが、少なくとも1つを指定する必要があります(両方同時に使用することもできます)。

  • -add_instances-modify_instancesまたは-drop_instances。これら3つのオプションのうち必ず1つを使用する必要があります。

-dtp {TRUE | FALSE}

このサービスの分散トランザクション処理を有効化するかどうかを示します。これにより、XAアフィニティ用に、一度に1つのみのインスタンスでサービスが提供されるようになります。

-drop_instances inst_list

特定のデータベースの特定のサービスに関する既存の割当て済インスタンスから削除するインスタンスのリストを指定します。指定されたインスタンスのリストは、既存の割当て済リストから削除されます。

-edition edition_name

サービスの初期セッション・エディションを指定します。

サービスにエディションを指定すると、そのサービスを指定するそれ以降のすべて接続で、初期セッション・エディションとしてこのエディションが使用されます。ただし、セッション接続で異なるエディションを指定した場合は、そのセッション接続で指定したエディションが初期セッション・エディションとして使用されます。

GDSCTLは、指定されたエディション名の妥当性をチェックしません。接続中、接続ユーザーは指定されたエディションのUSE権限を持っている必要があります。そのエディションが存在しないか、接続ユーザーが指定されたエディションのUSE権限を持たない場合は、エラーが発生します。

-failover_primary

-roleオプションをPHYSICAL_STANDBYに設定する場合、このオプションを使用してサービスによるプライマリ・データベースへのフェイルオーバーを有効にできます。

-failoverdelay failover_delay

アプリケーション・コンティニュイティおよびTAFでの、フェイルオーバーにおける各インシデントの再接続試行間の時間遅延(秒)。

-failovermethod {NONE | BASIC}

TAFフェイルオーバー・メソッド(下位互換性維持のためのみ)。

failovertypeSESSIONまたはSELECTに設定される場合、BASICをこのオプションに選択します。

-failoverretry failover_retries

アプリケーション・コンティニュイティおよびTAFでの、事象が発生した後に接続を試行する回数。

-failovertype {NONE | SESSION | SELECT | TRANSACTION}

フェイルオーバー・タイプを指定します。

Javaのアプリケーション・コンティニュイティを有効化するには、このパラメータをTRANSACTIONに設定します。OCIに対して透過アプリケーション・フェイルオーバー(TAF)を有効にするには、このパラメータをSELECTまたはSESSIONに設定します。

-force

このオプションを使用する場合、サービスが移動されるとすべてのセッションが切断され、サービスを使用するセッションは(場合によっては異なるインスタンスに)再接続する必要があります。

このオプションを使用しない場合、このサービスを使用してデータベースに接続されているセッションは接続されたままになりますが、サービスに新しいセッションを確立することはできません。

-gdspool gdspool_name

サービスが属するデータベース・プールの名前を指定します。指定しない場合、ユーザーにアクセス権が付与されたgdspoolが1つのみであれば、これがデフォルトのgdspoolとして使用されます。

-lag {lag_value | ANY}

サービスのラグを秒単位で指定します。キーワードANYを使用して、ラグ時間の上限がないことを示します。

-lagオプションのデフォルト値はANYです。

-locality {ANYWHERE | LOCAL_ONLY}

サービス・リージョン・ローカリティ。このオプションを使用しない場合、デフォルト値のANYWHEREがサービスに使用されます。

-modifyconfig

このオプションを使用して、サービスの優先データベースと使用可能なデータベースの現在のリストを変更することを示します。このオプションを使用すると、優先リストにも使用可能リストにも指定されていないが、以前は割り当てられていたデータベースは、サービスを実行できるデータベースのリストから削除されます。

-modify_instances [-preferred comma-delimited-list] [-available comma-delimited-list]

優先インスタンスと使用可能なインスタンスの指定されたcomma-delimited-listは、現在カタログに格納されている既存のリストにマージされます。

格納済リストにまだ存在しないインスタンスをcomma-delimited-listに指定した場合、それは適切なモード(優先または使用可能)で格納済リストに追加されます。

格納済リストに存在するインスタンスをcomma-delimited-listに指定した場合、格納済リストのインスタンスのモードは、指定されたモード(優先または使用可能)に変更されます。ユーザー指定のモードが格納済のモードと同じ場合、インスタンスのモードは変更されません。

指定されたリストに存在しないが格納済リストにすでに存在するインスタンスは、すべて変更されないまま格納済リストに残ります。

インスタンスは、優先と使用可能の両方に設定することはできず、1つのモードにのみ設定できます。

–preferredおよび–availableの使用は任意ですが、少なくとも1つのリストを指定する必要があります。

-new_db database_name

サービスが実行されている新しいデータベースの名前を指定します。

-preferred_allで構成されたサービスを移動しようとすると、GDSCTLからエラーが返されます。

-notification {TRUE | FALSE}

OCI接続に対して高速アプリケーション通知(FAN)を有効化します。

-old_db database_name

サービスが実行されている古いデータベースの名前を指定します。

-preferred_allで構成されたサービスを移動しようとすると、GDSCTLからエラーが返されます。

-policy {AUTOMATIC | MANUAL}

サービスの管理ポリシーを指定します。

AUTOMATIC(デフォルト)を指定する場合、計画された再起動の場合も障害の発生後の場合もデータベースが再起動すると、サービスが自動的に起動します。自動再起動はサービス・ロールの影響も受けます。

MANUALを指定する場合、データベースの計画された再起動時にサービスが自動的に再起動されることはありません。MANUALを設定しても、サービスは実行中にグローバル・サービス・マネージャによって監視され、障害が発生すると再起動されます。

-pdbname pdb_name

プラガブル・データベース名を指定します。

-preferred db_name_list

サービスが実行される優先データベースのカンマ区切りリストを指定します。データベースを使用可能から優先に変更する場合、-preferredオプションに値を指定しないでください。

優先インスタンスのリストは、使用可能なインスタンスのリストと相互に排他である必要があります。

-preferred_allで構成されたサービスに優先データベースまたは使用可能なデータベースを追加しようとすると、GDSCTLからエラーが返されます。

-preferred_all

データベース・プール内のすべてのデータベースが優先データベースであることを指定します。新たにプールに追加されるデータベースは、このサービスの優先データベースとして構成されます。

このオプションは、-preferredおよび-availableオプションと組み合せて使用することはできません。

-region_failover

サービスでリージョン・フェイルオーバーが有効であることを示します。このオプションは、-localityオプションにLOCAL_ONLYを指定する場合にのみ使用できます。

-replay_init_time replay_init_time

アプリケーション・コンティニュイティ向けに、このパラメータは時間(秒)を指定し、その時間の経過後はリプレイは開始されません。デフォルト値は300秒です。

-retention retention_seconds

トランザクション・ガードを使用する場合(commit_outcomeTRUEに設定した場合)は、コミット結果をデータベースに保持する時間(秒数)が、このパラメータによって決定されます。

-rlbgoal {SERVICE_TIME | THROUGHPUT}

ランタイム・ロード・バランシングの目標。応答時間に基づいて接続のバランスを取るには、このパラメータをSERVICE_TIMEに設定します。スループットに基づいて接続のバランスを取るには、このパラメータをTHROUGHPUTに設定します。

このオプションを使用しない場合、ランタイム・ロード・バランシングの目標のデフォルト値は、SERVICE_TIMEになります。

-role {[PRIMARY] | [PHYSICAL_STANDBY] [-failover_primary] | [LOGICAL_STANDBY] | [SNAPSHOT_STANDBY]}

このサービスがデータベースで起動するためにデータベースに付与されている必要のあるデータベース・ロールを指定します。これは、Oracle Data Guard Broker構成を含むデータベース・プールにのみ適用されます。

関連項目: データベース・ロールの詳細は、『Oracle Data Guard概要および管理』を参照してください

-server_pool server_pool_name

サービスが属しているGDSプール・データベースのOracle RACサーバー・プールの名前を指定します(ポリシー管理のOracle RACデータベース用)。

-service service_name

グローバル・サービスの名前を指定します。

-session_state {DYNAMIC | STATIC}

アプリケーション・コンティニュイティ向けに、このパラメータはトランザクション型ではないセッションの状態がアプリケーションによって変更されるかどうかを指定します。ほとんどのアプリケーションに値DYNAMICをお薦めします。

-sql_translation_profile stp_name

Oracle以外のデータベースからOracleデータベースにアプリケーションを移行したら、このオプションを使用して、追加するサービスのSQL翻訳プロファイルを指定します。

このオプションは、DBMS_SERVICEサービス属性のSQL翻訳プロファイル・パラメータに対応します。

ノート:

  • SQL翻訳機能を使用するには、事前にすべてのサーバー側アプリケーション・オブジェクトおよびデータをOracle Databaseに移行しておく必要があります。

  • config serviceコマンドを使用して、SQL翻訳プロファイルを表示します。

関連項目: SQL翻訳の詳細は、Oracle Database SQL翻訳および移行ガイドを参照してください

-table_familyfamily

表ファミリの名前をサービスのプロパティとして指定します。このパラメータは、CONFIG TABLE FAMILYの出力に示すように、表ファミリの値(ルート表schema.name)のいずれかを取ります。

スキーマ名または表名の大/小文字を区別する場合は、2レベルの引用符(外側に一重引用符、内側に二重引用符)を使用して文字列全体を囲みます。たとえば、'"TESTUSER1.Customers6"'のようにします。名前の大/小文字を区別しない場合は、引用符は不要です。

-tafpolicy {BASIC | NONE }

TAFポリシーの指定(管理者管理データベースのみ)。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

このコマンドを使用して次のことを行います。

  • サービスの優先リストまたは使用可能リストにデータベースを追加

  • あるデータベースから別のデータベースへサービスを移動

  • 使用可能なデータベースを優先データベースに、または優先データベースを使用可能なデータベースに変更

  • サービスの高可用性属性を変更

あるデータベースから別のデータベースにサービスを一時的に移動する場合、relocate serviceコマンドを使用します。

データベースDB3をサービスG_SALES_REPORTの優先データベースとしてデータベース・プールMYREADERFARMに追加します。

GDSCTL> modify service -gdspool myreaderfarm -service g_sales_report -preferred db3

データベース・プールMYREADERFARMのサービスG_DAILY_SALES_REPTを変更して、ランタイム・ロード・バランシングの目標をTHROUGHPUTに変更します。

GDSCTL> modify service -gdspool myreaderfarm -service g_daily_sales_rept
  -rlbgoal THROUGHPUT

データベース・プールMYREADERFARM内のサービスG_SALES_REPORTをデータベースDB1からDB4に移動します。

GDSCTL> modify service -gdspool myreaderfarm -service g_sales_report
  -old_db db1 -new_db db4

DB3データベースを、データベース・プールREADFARM内のサービスG_SALES_REPORTの使用可能なデータベースから優先データベースにアップグレードします。

GDSCTL> modify service -gdspool readfarm -service g_sales_report
  -available db3 -preferred

サービスG_SALES_REPORTに、データベースDB1とDB2が優先データベースとして、データベースDB3が使用可能なデータベースとして現在割り当てられているとします。データベース・プールREADFARM内のサービスSALES_REPORTの優先データベースDB1と使用可能なデータベースDB3を交換し、DB2データベースを削除します。

GDSCTL> modify service -gdspool readfarm -service g_sales_report -modifyconfig
  -available db3 -preferred db1

ポリシー管理のOracle RACデータベースDB1のSALESPOOLという名前のサーバー・プールでのみ実行されるよう、データベース・プールREADFARM内のサービスG_SALES_REPORTを変更します。

GDSCTL> modify service -gdspool readfarm -service g_sales_report -database db1
-server_pool salespool

特定のデータベースの特定のサービスに関する優先インスタンスおよび使用可能なインスタンスを指定します。

GDSCTL> modify service –gdspool mypool –service mysvc –database mydb –add_instances
 –preferred inst1,inst2 –available inst3,inst4

システム管理のシャードされたデータベースでは、サービスのプロパティとして表ファミリIDパラメータを指定します。

GDSCTL> modify service –GDSPOOL shdpool –table_family sales.customer -service sales

C.63 modify shard

シャードの属性を変更します。

構文

modify shard -shard shname_list
            [-region region_name]
            [-connect connect_identifier]
            [-pwd password]
            [-scan scan_address [-ons port]]
            [-savename]
            [-cpu_threshold cpu]
            [-disk_threshold disk]
            [-destination destination_name]
            [-credential credential_name | 
             [[-osaccount account_name]
              [-ospassword password] 
              [-windows_domain domain_name]]]

オプション

表C-63 GDSCTL modify shardのオプション

オプション 説明
-connect connect_identifier

変更するデータベースの接続記述子にマップされるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名を指定します。

-cpu_threshold cpu

CPU使用率割合のしきい値を指定します。

-credential credential_name

リモート・マシンで使用する資格証明を指定します。ユーザー名およびパスワードを指定し、そこでデータベースの作成が行われます。

-destination destination_name

データベースが作成される実行可能なリモート・エージェントの名前を指定します。

-disk_threshold disk

同期単一ブロック読取りの平均待機時間(ミリ秒単位)を指定します。

-ons port

ONSポートを指定します。

-osaccount account_name

リモート・ジョブに使用されるオペレーティング・システム・アカウントを指定します。

-ospassword password

-osaccountで指定されるアカウントに対応するパスワードを指定します。

-pwd password

GSMUSERのパスワードを指定します。

-region region_name

データベースが属するリージョンを指定します。

-savename

このオプションを指定すると、ネット・サービス名にマップされる接続記述子ではなく、 -connectオプションで指定されたネット・サービス名をGlobal Data Servicesカタログに格納します。

-scan scan_address

クラスタのSCANアドレスを指定します。

-shard shname_list

シャード名のカンマ区切りリストを指定します。

-windows_domain domain_name

Windowsアカウントが-osaccountで指定された場合、対応するドメイン名を指定します。

使用上のノート

REGIONパラメータは、シャードグループに属するシャードの場合、変更できません。変更はシャードグループ・レベルで実行する必要があります。

DESTINATIONおよびCREDENTIALパラメータは、シャードがデプロイされていない場合にのみ変更できます。これらのパラメータはデプロイメント・プロセスでのみ意味があり、デプロイメントが正常に終了した後は参照されなくなるためです。

GDSCTL> modify shard -shard shard1 -ons 23222

C.64 modify shardgroup

シャードグループの属性を変更します。

構文

modify shardgroup -shardgroup shardgroup_name
                 [-region region_name]
                 [-shardspace shardspace_name]
                 [-repfactor number]
                 [-deploy_as {PRIMARY | STANDBY | ACTIVE_STANDBY}] 

オプション

表C-64 GDSCTL modify shardgroupのオプション

オプション 説明
-shardgroup shardgroup_name

変更するシャードグループの名前を指定します。

-region region_name

シャードグループが存在するリージョンを指定します。

-shardspace shardspace_name

このシャードグループが属するシャード領域を指定します。

-repfactor number

このシャードグループで格納される各データのレプリカの数を指定します。

-deploy_as {PRIMARY | STANDBY | ACTIVE_STANDBY}

新しくデプロイされたデータベースの初期ロール(PRIMARYSTANDBYまたはACTIVE_STANDBY)を指定します。

使用上のノート

DEPLOY_AS以外のすべてのシャードグループの属性は、シャードグループにデプロイ済シャードが含まれていない場合にのみ変更できます。DEPLOY_ASは、すでにシャードグループに追加されたシャードに影響を与えないため、いつでも変更できます。

GROUP1シャードグループを変更して、レプリケーション・ファクタを3に設定します。

GDSCTL> modify SHARDGROUP –SHARDGROUP group1 –REPFACTOR 3  

C.65 modify shardspace

シャード領域のパラメータを変更します。

構文

modify shardspace –shardspace shardspace_name
                 [-chunks number]
                 [-protectmode dg_protection_mode]
                 [-repunits repunits] 
                 [-repfactor repfactor]

オプション

表C-65 GDSCTL modify shardspaceのオプション

オプション 説明
-shardspace shardspace_name

変更するシャード領域の名前を指定します。

-chunks number

シャード領域のチャンクの数を指定します。

-protectmode dg_protection_mode

Data Guard保護モード(MAXPROTECTIONMAXAVAILABILITYまたはMAXPERFORMANCE)を指定します。このオプションは、Data Guardレプリケーション・テクノロジを使用した場合にのみ、実行できます。

-repfactor

レプリケーション・ファクタ(このシャードグループに格納される各データのレプリカの数)このパラメータは、NATIVEレプリケーションおよびシステム管理のシャーディングまたは複合シャーディングでのみ使用でき、これらの場合は必須です。この場合、シャード・グループがないため、ユーザー定義のシャーディングまたはフェデレーテッド・データベースには適用されません。

-repunits

レプリケーション・ユニットの総数(SNRのみ)。

使用上のノート

チャンクの数は、シャード領域にデプロイ済シャードが含まれていない場合にのみ変更できます。このコマンドは、フェデレーテッド・データベースには適用できません。

6000個のチャンクを含むように、GOLDシャード領域を変更します。

GDSCTL> modify shardspace –shardspace gold –chunks 6000  

C.66 move chunk

示されたセットのチャンクを、あるシャードから別のシャードまたは複数のシャードに移動します。

構文

move chunk -chunk {chunk_id_list | ALL}
           -source shard_name
          [-target shard_name]
          [-timeout]
          [-verbose]
          [-copy]

オプション

表C-66 GDSCTL move chunkのオプション

オプション 説明
-chunk {chunk_id_list | ALL}

チャンクIDのカンマ区切りリストを指定します。

-chunk ALL-targetオプションなしで指定した場合、すべてのチャンクがソース・シャードから削除され、残りのシャードすべてにラウンドロビン形式で分散されます。

-copy

チャンクを移動するのではなくコピーします(OGGのみ)。

-source shard_name

ソース・シャードの名前を指定します。

-target shard_name

ターゲット・シャードの名前を指定します。

-timeout

FANがクライアントに送信されるときとチャンクが読取り専用モードにまたは停止になるときの間隔に接続保存タイムアウトを指定します。

-verbose

詳細出力モードを有効にします。

使用上のノート

チャンクは、異なるシャードグループに属するシャード間で移動できません。

-chunk ALL-targetオプションなしで指定した場合、すべてのチャンクがソース・シャードから削除され、残りのシャードすべてにラウンドロビン形式で分散されます。

チャンク3および4をSALE1からSALE3に移動します。

GDSCTL> move chunk -chunk 3,4 –source sale1 –target sale3  

sale1のすべてのチャンクを移動し、残りのシャードに均等に分散します。

GDSCTL> move chunk -chunk ALL -source sale1

C.67 move ru

レプリケーション・ユニットのメンバー・レプリカをシャード間で移動します。

構文

[ru|replication_unit] -ru ru_id -source source_db 
         -target target_db
         [-force]
         

オプション

表C-67 GDSCTL move ruのオプション

オプション 説明
-force

RAFTレプリケーション・ロールのチェックを操作でバイパスできるようにします。

-ru

レプリケーション・ユニットID

-source

ソース・シャードの名前。

-target

ターゲット・シャードの名前。

-timeout

FANがクライアントに送信されてから、チャンクが読取り専用/停止になるまでの接続保存のタイムアウト(秒)。

MOVE RU -RU 1 -SOURCE sh1 -TARGET sh2

C.68 quit

GDSCTLユーティリティを終了します。

構文

quit | exit

C.69 recover shard

指定したシャード(データベース)上ですべてのDDL文を実行します。以前にエラーで実行された文から開始します。このコマンドは、データベース管理者がシャードの問題を修正した後でスキップしたすべてのDDLの変更を実行するためのものです。

構文

recover shard -gdspool pool
              -shard shard_name
             [-skip_first|-ignore_first]
             [-full]

オプション

表C-68 GDSCTL recover shardのオプション

オプション 説明
-full

完全リカバリ・モード。

-gdspool pool

GDSプールを指定します。指定しない場合、ユーザーにアクセス権が付与されたGDSプールが1つのみであれば、これがデフォルトで使用されます。

-ignore_first

最初に失敗したDDL文を廃止します。

-shard shard_name

シャードの名前。

-skip_first

最初に失敗したDDL文をスキップします。

使用上のノート

SKIP_FIRSTを使用してDDLをスキップします。通常、データベース管理者が手動で修正した後に、これが必要になります。たとえば、CREATE TABLE文が領域不足のために失敗した場合、データベース管理者はこの問題を修正し、CREATE TABLEを再実行します。RECOVER SHARDでORA-39151 (表が存在する)を回避するには、データベース管理者は-SKIP_FIRSTを指定する必要があります。

IGNORE_FIRSTを使用して、廃止として最初のDDLをマークします。間違ったDDL文が指定されてすべてのシャードで失敗した場合に、これが必要です。このような場合、廃止としてこれをマークする必要があります。FULLモードでは、完全なリカバリが実行されます。これには、DDL操作、失敗したチャンク移行、表領域設定の再構築、データベース・パラメータが含まれます。

シャードshd1をリカバリします。

GDSCTL> recover shard -shard shd1

C.70 relocate chunk

このコマンドは、指定したソースRUのすべてのレプリカのチャンクのリストを、ターゲットRUのすべてのレプリカに移動します。

構文

relocate chunk -chunk {chunk_id_list | all} -sourceru ru_id
         [-targetru ru_id]
         [-timeout timeout]
         

オプション

表C-69 GDSCTL relocate chunkのオプション

オプション 説明
-chunk

数値チャンク識別子のリスト、またはすべてのチャンクの場合はALL

-sourceru

ソース・レプリケーション・ユニットID

-targetru

ターゲット・レプリケーション・ユニットID

-timeout

FANがクライアントに送信されてから、チャンクが読取り専用/停止になるまでの接続保存のタイムアウト(秒)。

-verbose

詳細モードを有効にします

使用上のノート

ソースおよびターゲットのレプリケーション・ユニットは同じシャード、同じシャードのリーダーおよび同じシャードのフォロワにコロケートする必要があります。そうでない場合は、SWITCHOVERを使用してリーダーを移動し、MOVE RUを使用してフォロワをコロケートされたシャードに移動してください。

指定するチャンクは、同じソース・レプリケーション・ユニットに存在する必要があります。ターゲットRUが指定されていない場合、空のターゲット・レプリケーション・ユニットが作成されます。

GDSCTL> relocate chunk -chunk 3,4 -sourceru  1 -targetru 2

C.71 relocate service

あるデータベースでサービスを停止し、別のデータベースでサービスを起動します。

構文

relocate service [-gdspool gdspool_name]
                  -service service_name
                  -old_db db_name
                  -new_db db_name
                 [-force]
                 [-override [-oldpwd oldpassword] [-newpwd newpassword]]

オプション

表C-70 GDSCTL relocate serviceのオプション

オプション 説明
-force

このオプションを使用する場合、サービスが移動されるとすべてのセッションが切断され、サービスを使用するセッションは(場合によっては異なるインスタンスに)再接続する必要があります。

このオプションを使用しない場合、このサービスを使用してデータベースに接続されているセッションは接続されたままになりますが、サービスに新しいセッションを確立することはできません。

-gdspool gdspool_name

サービスが配置されているデータベース・プールの名前を指定します。指定しない場合、ユーザーにアクセス権が付与されたgdspoolが1つのみであれば、これがデフォルトのgdspoolとして使用されます。

-new_db db_name

サービスの移動先のデータベースの名前を指定します。

-newpwd newpassword

サービスが再配置されるデータベース(ターゲット・データベース)のGSMUSERのパスワードを指定します。

-old_db db_name

サービスが現在配置されているデータベースの名前を指定します。

-oldpwd oldpassword

ソース・データベースまたはサービスが現在配置されているデータベースのGSMUSERのパスワードを指定します。

-override

このオプションを使用すると、グローバル・サービス・マネージャ・カタログを更新せずにコマンドが実行されます。カタログ・データベースが使用できない場合にこのオプションを使用できます。

通常の操作では、このオプションを使用しないでください。

-service service_name

再配置するグローバル・サービスの名前を指定します。

使用上のノート

modify serviceコマンドを使用してサービスの場所を変更する場合とは異なり、このコマンドは基礎をなす構成を変更しません。このコマンドはサービスを一時的に再配置し、別のデータベースで実行します。

-forceを指定しない場合、グローバル・サービスがコマンドの実行の前に、新しいデータベース上で実行するのではなく、古いデータベースで起動されている必要があります。-forceを指定しないと、このグローバル・サービスにすでに接続しているセッションは接続状態を保ちますが、新しいセッションを確立することはできません。

-overrideを指定した場合、GDSカタログにアクセスしないでコマンドが実行されます。GDSカタログを使用できない場合、このオプションを使用します。通常操作時の使用にはお薦めしません。

以前に-preferred_allオプションで構成されたサービスにこのコマンドを使用しようとすると、GDSCTLからエラーが返されます。

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります

READFARMデータベース・プール内のサービスSALES_REPORTをDB2データベースからDB3データベースに再配置します。

GDSCTL> relocate service -gdspool readfarm -service sales_report -old_db db1
 -new_db db3

C.72 remove brokerconfig

GDSプールからOracle Data Guard Broker構成を削除します。

構文

remove brokerconfig [-gdspool gdspool_name]

オプション

表C-71 GDSCTL remove brokerconfigのオプション

構文 説明
-gdspool gdspool_name

Oracle Data Guard Broker構成を削除するGDSプールを指定します(必須ではありません。ただし、指定しない場合、ユーザーにアクセス権が付与されたGDSプールが1つのみであれば、それがデフォルトで使用されます)。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

GDSプールにData Guard Broker構成が含まれない場合、エラーが返されます。

Oracle Data Guard Broker構成をデータベース・プールMYDGPOOLから削除します。

GDSCTL> remove brokerconfig -gdspool myreaderfarm

C.73 remove cdb

シャード・カタログから1つ以上のCDBを削除しますが、破棄はしません。

構文

remove cdb -cdb {cdb_name_list | ALL}
           [-force] 

オプション

表C-72 GDSCTL remove cdbのオプション

オプション 説明
-cdb {cdb_name_list | ALL}

削除するCDB名のカンマ区切りリストを指定するか、ALLを指定してカタログからすべてのCDBを削除します。

-force

CDBにアクセスできない場合またはチャンクが含まれている可能性のあるPDBシャードが含まれている場合(あるいはその両方)でも、指定したCDBを1つ以上削除します。特定の範囲のデータについて、レプリカの数が少なくなったり、完全に利用できなくなる可能性があります。

警告:

CDBの削除前に、チャンクは移動されません。データが失われる可能性があるためです。

警告:

CDBの強制削除を行うと、強制的に削除されるCDBのレプリカであるすべてのCDBも削除されます。

cdb1という名前のCDBを削除します。

GDSCTL> remove cdb -cdb cdb1 

C.74 remove credential

既存の資格証明を削除します。

構文

remove credential -credential credential_name 

オプション

表C-73 GDSCTL remove credentialのオプション

オプション 説明
-credential credential_name

削除する資格証明の名前を指定します。

使用上のノート

このコマンドは、既存の資格証明を削除します。資格証明が削除されると、カタログは管理コマンドに応じてシャードされたホスト上でジョブを実行できなくなります。

指定した資格証明が存在しない場合、このコマンドはエラーを返します。

east_region_credという名前の資格証明を削除します。

GDSCTL> remove credential –credential east_region_cred

C.75 remove database

データベースをGDSプールから削除します。

構文

remove database [-gdspool gdspool_name]
                {-all | -database db_name_list}
                [-force]

オプション

表C-74 GDSCTL remove databaseのオプション

オプション 説明
-all

データベース・プール内のすべてのデータベースを削除します。

-database db_name_list

データベース・プールから削除するデータベース名のカンマ区切りリストを指定します。

Oracle Data Guard Broker構成を介して追加されたデータベースは指定できません。これらのデータベースを削除するには、Oracle Data Guardを使用する必要があります。

-gdspool gdspool_name

GDSプール名を指定します。指定しない場合、ユーザーにアクセス権が付与されたGDSプールが1つのみであれば、これがデフォルトで使用されます。

-force

データベースが使用できない場合でも、カタログからデータベースを削除します。

このオプションを使用すると、グローバル・サービスがデータベースから削除されないことがあります。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

プールにすでにData Guard Broker構成が含まれている場合、DGMGRLを使用してデータベースを削除する必要があるため、エラーが返されます。

Oracle Globally Distributed Databaseでは、アンデプロイされたデータベースのみを削除できます。データベースがオフラインまたはアクセスできない場合、最初に-forceオプションを使用してこれをアンデプロイしてから、-forceオプションを使用して削除する必要があります。

データベースDB1をグローバル・サービス管理構成から削除します。

GDSCTL> remove database -database db1 -gdspool pool1

C.76 remove file

カタログから既存のファイル・オブジェクトを削除します。

構文

remove file -file file_name

オプション

表C-75 GDSCTL remove fileのオプション

オプション 説明
-file file_name

カタログから削除するファイル・オブジェクトの名前を指定します。

使用上のノート

指定したファイル・オブジェクトが存在しない場合、このコマンドはエラーを返します。

east_region_db_paramsという名前のファイルを削除します。

GDSCTL> remove file -file east_region_db_params

C.77 remove gdspool

GDSプールを現在の構成から削除します。

構文

remove gdspool -gdspool gdspool_name_list

オプション

表C-76 GDSCTL remove gdspoolのオプション

オプション 説明
-gdspool gdspool_name_list

GDSプール名のカンマ区切りリストを指定します。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してGlobal Data Services管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

GDSプールtempreadersおよびmyfarmをGlobal Data Servicesフレームワークから削除します。

GDSCTL> remove gdspool -gdspool tempreaders,myfarm

C.78 remove gsm

グローバル・サービス・マネージャを構成から削除します。

構文

remove gsm [-gsm gsm_name]

オプション

表C-77 GDSCTL remove gsmのオプション

構文 説明
-gsm gsm_name

削除するグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。名前が指定されない場合、現在のグローバル・サービス・マネージャが削除されます。

使用上のノート

グローバル・サービス・マネージャを削除するには、1つ以上のグローバル・サービス・マネージャが実行されていてGlobal Data Servicesデータベースのクリーンアップを行う必要があります。Global Data Services構成内のグローバル・サービス・マネージャが1つのみの場合、削除するにはそれが実行されている必要があります。

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してGlobal Data Services管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

gsm5という名前のグローバル・サービス・マネージャを構成から削除します。

GDSCTL> remove gsm -gsm gsm5

C.79 remove invitednode (remove invitedsubnet)

ホスト・アドレス情報をGlobal Data Servicesカタログ内の登録用有効ノード・チェック(VNCR)リストから削除します。このコマンドは、指定済の許可されたノードまたは別名に対応するすべての許可されたノードを削除します。

構文

remove invitednode {[-group group_name]|vncr_id}

オプション

表C-78 GDSCTL remove invitednode (remove invitedsubnet)のオプション

オプション 説明
-group group_name

VNCRのグループを定義する別名を指定します。この別名は、許可されたノードに関連する他のコマンドで参照されます。

vncr_id

ホスト・アドレス情報。サーバーのIPv4またはIPv6アドレス、ホスト名、ネットマスクまたは他の識別子です。ホスト・アドレス情報には、空白を含めることはできません。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります

許可されたノード198.51.100.22をカタログから削除します。

GDSCTL> remove invitednode 198.51.100.22

VNCR別名グループEAST_SRVをカタログから削除します。

GDSCTL> remove invitednode -group east_srv

C.80 remove region

指定されたリージョンをグローバル・サービス管理フレームワークから削除します。

構文

remove region -region region_list

オプション

表C-79 GDSCTL remove regionのオプション

オプション 説明
-region region_list

リージョン名のカンマ区切りリストを指定します。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してGlobal Data Services管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

SOUTHという名前のリージョンを構成から削除します。

GDSCTL> remove region -region south

C.81 remove ru

シャード・データベース構成から空のレプリケーション・ユニットを削除します。

構文

remove [ru|replication_unit] -ru ru_id
         [-timeout timeout]
         

オプション

表C-80 GDSCTL remove ruのオプション

オプション 説明
-ru レプリケーション・ユニットID
-timeout GSM (シャード・ディレクタ)リクエスト・タイムアウト(秒)。

使用上のノート

レプリケーション・ユニットは削除前に空にする必要があります。RELOCATE CHUNKコマンドを使用して、レプリケーション・ユニット間でチャンクを移動します。

GDSCTL> remove ru -ru 1

C.82 remove service

サービスをデータベース・プールから削除します。

構文

remove service [-gdspool gdspool_name]
                -service service_name

オプション

表C-81 GDSCTL remove serviceのオプション

オプション 説明
-gdspool gdspool_name

サービスを削除するGDSプールの名前を指定します。指定しない場合、ユーザーにアクセス権が付与されたgdspoolが1つのみであれば、これがデフォルトのgdspoolとして使用されます。

-service service_name

削除するサービスの名前を指定します。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります

サービスsales_reportをデータベース・プールMYREADERFARMから削除します。

GDSCTL> remove service -gdspool myreaderfarm -service sales_report

C.83 remove shard

1つ以上のシャードをシャードされたデータベースから削除します。

構文

remove shard {-shard {shard_name_list | ALL} | 
                 -shardspace shardspace_list | 
                 -shardgroup shardgroup_list}
             [-force] 

オプション

表C-82 GDSCTL remove shardのオプション

オプション 説明
-shard {shard_name_list | ALL}

削除するシャード名のカンマ区切りリストを指定するか、ALLを指定してカタログからすべてのシャードを削除します。

-shardspace shardspace_list

すべてのシャードを削除するシャード領域の名前のカンマ区切りリストを指定します。

-shardgroupshardgroup_list

すべてのシャードを削除するシャードグループの名前のカンマ区切りリストを指定します。

-force

シャードにアクセスできない、またはチャンクが含まれている場合(あるいはその両方の場合)でも、指定したシャードを1つ以上削除します。特定の範囲のデータについて、レプリカの数が少なくなったり、完全に利用できなくなる可能性があります。

警告:

シャードの削除前に、チャンクは移動されません。データが失われる可能性があるためです。

警告:

シャードの強制削除を行うと、強制的に削除されるシャードのレプリカであるすべてのシャードも削除されます。

シャードグループGROUP1からシャードを削除します。

GDSCTL> remove shard –shardgroup group1

C.84 remove shardgroup

シャードグループをシャード・カタログから削除します。

構文

remove shardgroup -shardgroup shardgroup_name

オプション

表C-83 GDSCTL remove shardgroupのオプション

オプション 説明
-shardgroupshardgroup_name

削除するシャードグループの名前を指定します。

使用上のノート

シャードが含まれていないシャードグループのみを削除できます。

GROUP1シャードグループを削除します。

GDSCTL> remove shardgroup –shardgroup group1

C.85 remove shardspace

シャード領域をシャード・カタログから削除します。

構文

remove shardspace -shardspace shardspace_name

オプション

表C-84 GDSCTL remove shardspaceのオプション

オプション 説明
-shardspace shardspace_name

削除するシャード領域の名前を指定します。

使用上のノート

シャードまたはシャードグループが含まれていないシャード領域のみを削除できます。

GOLDシャード領域を削除します。

GDSCTL> remove shardspace –shardspace gold

C.86 restore backup

restore backupコマンドは、シャード・データベースを特定のグローバル・リストア・ポイントにリストアするために使用します。

構文

restore backup [-restorepoint restore_point_name | -scn scn] [-cdb conn_str]   
[-catalog_name pdbname] [-catalog_dbid dbid] [-restore_only | -recover_only]   
[-catpwd password] [-shard shard_list] [-async]

オプション

表C-85 GDSCTL restore backupのオプション

オプション 説明
-restorepoint restore_point_name

指定されたシャードのリストがリストアされるシャード・データベースのグローバル・リストア・ポイント。

-scn

グローバル・リストア・ポイントに関連付けられたSCN。このオプションは、オプション"-restorepoint"とともに使用できません。いずれにしても、SDBカタログを特定のリストア・ポイントにリストアするには、関連付けられているSCNを使用する必要があります。コマンド"LIST RESTOREPOINT"を使用して、使用可能なグローバル・リストア・ポイントおよびそれらに関連するSCNをリストできます。

-cdb カタログ・データベースのCDBルートへの接続文字列。指定するユーザーには、CDBルートのSYSDG権限と、すべてのコンテナに対するSYSBACKUP権限が必要です。このオプションは、SDBカタログを復元するためにのみ使用してください。
-catalog_name

SDBカタログのPDB名。このオプションは、SDBカタログを復元するためにのみ使用してください。

-catalog_dbid

SDBカタログ・コンテナ・データベースのDBID。カタログ名とDBIDの両方を固定ビューv$containersから取得できます。このオプションは、SDBカタログを復元するためにのみ使用してください。

-catpwd password ユーザーGSMCATUSERのパスワード。指定しない場合はプロンプトが表示されます。このパスワードは、GDSCTLセッション全体でこのコマンドに対して1回のみ指定する必要があります。
-recover_only

フラグ。指定すると、このコマンドはデータベースのリカバリのみを実行します。このフラグは、フラグ"-restore_only"とともに使用できません。

-restore_only

フラグ。指定すると、このコマンドはデータベース・リカバリをせずに、データベースのリストアのみを実行します。このフラグは、フラグ"-recover_only"とともに使用できません。

-shard shard_list shard_listは、シャード識別子のカンマ区切りリストを指定します。シャード領域、シャード・グループまたはシャード名を指定できます。デフォルトはno shardsです。
-async 指定すると、シャードのバックアップを構成するすべてのタスクがバックグラウンドで実行されます。デフォルトでは、タスクはフォアグラウンドで実行されます。SDBカタログ・データベースのタスクは、このフラグの設定に関係なく、常にフォアグラウンドで実行されます。

次の例では、シャードv1908c_cdb2_pdb1の制御ファイルをリストア・ポイントbackup_before_db_maintenanceにリストアします。データベースはNOMOUNT状態である必要があります。このコマンドは、制御ファイルをリストアした後、データベースをMOUNT状態に変更します。

GDSCTL> restore backup -shard v1908c_cdb2_pdb1 -restorepoint BACKUP_BEFORE_DB_MAINTENANCE –controlfile –catpwd gsm
executing command: SET until clause
 
Starting restore at 14-APR-20
allocated channel: ORA_DISK_1
channel ORA_DISK_1: SID=441 device type=DISK
allocated channel: ORA_DISK_2
channel ORA_DISK_2: SID=202 device type=DISK
 
channel ORA_DISK_1: starting datafile backup set restore
channel ORA_DISK_1: restoring control file
channel ORA_DISK_1: reading from backup piece /ade/b/3998875997/oracle/dbs3/V1908C/autobackup/2020_04_14/o1_mf_s_1037736781_h9dndfrd_.bkp
channel ORA_DISK_1: piece handle=/ade/b/3998875997/oracle/dbs3/V1908C/autobackup/2020_04_14/o1_mf_s_1037736781_h9dndfrd_.bkp tag=TAG20200414T201301
channel ORA_DISK_1: restored backup piece 1
channel ORA_DISK_1: restore complete, elapsed time: 00:00:01
output file name=/ade/b/3998875997/oracle/dbs/ct_cf1.f
Finished restore at 14-APR-20
 
released channel: ORA_DISK_1
released channel: ORA_DISK_2

次の例では、シャードv1908c_cdb2_pdb1をリストア・ポイントbackup_before_db_maintenanceにリストアします。

GDSCTL> restore backup -shard v1908c_cdb2_pdb1 -restorepoint BACKUP_BEFORE_DB_MAINTENANCE -catpwd gsm
executing command: SET until clause
 
Starting restore at 14-APR-20
starting full resync of recovery catalog
full resync complete
allocated channel: ORA_DISK_1
channel ORA_DISK_1: SID=460 device type=DISK
 
channel ORA_DISK_1: starting datafile backup set restore
channel ORA_DISK_1: specifying datafile(s) to restore from backup set
...
channel ORA_DISK_1: restored backup piece 1
channel ORA_DISK_1: restore complete, elapsed time: 00:00:03
Finished restore at 14-APR-20
 
Starting recover at 14-APR-20
current log archived
using channel ORA_DISK_1
 
Creating automatic instance, with SID='yhox'
...
executing Memory Script
...
 
Oracle instance shut down

Removing automatic instance
Automatic instance removed
auxiliary instance file /ade/b/3998875997/oracle/dbs/V1908/datafile/o1_mf_sysext_h9dx66s0_.dbf deleted
auxiliary instance file /ade/b/3998875997/oracle/dbs/V1908/datafile/o1_mf_sysaux_h9dx66rp_.dbf deleted
auxiliary instance file /ade/b/3998875997/oracle/dbs/V1908/controlfile/o1_mf_h9dx5klq_.ctl deleted
Finished recover at 14-APR-20

C.87 resume services

以前にSUSPEND SERVICESコマンドによってブロックされた、グローバル・サービス・アクティビティとデータベースへのトラフィック・ルーティングを再開します。

構文

GDSCTL> RESUME SERVICES -DATABASE target_db

オプション

表C-86 GDSCTL resume servicesのオプション

オプション 説明
target_db

データベース名を指定します

グローバル・サービス・アクティビティおよびデータベースへのトラフィック・ルーティングを再開します:

GDSCTL> RESUME SERVICES -DATABASE dba
 
GDSCTL>

C.88 rman

シャードのリストに対するRMANコマンドを、実行用にユーザーが発行できるようにします。

構文

rman -shard shard_list [-check_syntax] [-from_cdb userid[/password]] 
[-catpwd password] [-async] (-cmd_file cmdfile | <quote>rman-stmts<quote>)

オプション

表C-87 GDSCTL rmanのオプション

オプション 説明
-shard

シャード識別子のカンマ区切りリストを指定します。各シャード識別子は、リージョン、シャード領域、シャードグループまたはシャード名である場合があります。リージョン、シャード領域、シャードグループまたはシャードに同じ名前が使用されている場合、リージョンの優先順位が最も高くなり、次にシャード領域、シャードグループ、シャードの順になります。たとえば、シャード・データベースにシャード領域とシャードがあり、両方とも「foo」という名前であるとします。指定したシャード・リストに「foo」という名前が指定されていると、それはシャード領域とみなされ、シャード領域「foo」のシャードのリストに展開されます。シャード・リストには、ALLおよびCATALOGの2つの特殊語を使用できます。「ALL」はシャード・データベースのカタログ・データベースとそのデータベース内のすべてのシャードを意味し、「CATALOG」はカタログ・データベースのみを意味します。このパラメータを省略可能であるコマンドの場合、この値を指定しないと、デフォルト値は「ALL」になります。

-check_syntax

指定すると、入力RMANコマンドの構文のみがチェックされます。

-from_cdb

このオプションには、CDB共通ユーザーおよびパスワードをユーザー/パスワードの形式で指定します。このオプションを使用すると、指定したRMANコマンドがシャード・ルート・コンテナから実行されます。指定するユーザーには、SYSBACKUP権限が必要です。

-catpwd

GSMCATUSERのパスワード

-cmd_file

RMANコマンドのファイル・パス

使用上のノート

RMANコマンドは、コマンド・ファイルで指定することも、コマンド・ラインに直接指定することもできます。コマンドの構文は、RMANプロンプトに入力する場合と同じです。

コマンド・ラインにコンマンドを指定する場合は、引用符で囲む必要があります。コマンド自体に一重引用符が含まれている場合は、二重引用符をコマンドに使用する必要があります。

一部のRMANコマンドはCDBルートからのみ実行できます。そのようなコマンドを指定する場合は、オプション-FROM_CDBを使用する必要があります。シャードPDBから実行する必要があるコマンドと、シャードCDBルートから実行必要があるするコマンドは同時に指定できません。

一部のRMANコマンド(HOSTなど)は、コマンド・ファイル内では使用できません。これらのコマンドは、このコマンド・ラインまたはコマンド・ファイルでは使用できません。

このコマンドを使用すると、選択したシャードに対して、ユーザーが様々なRMANコマンドを実行できます。次の例では、シャード・グループDBS1のシャードでバックアップする必要があるオブジェクトをレポートしています。シャード・グループDBS1のすべてのシャードのシャードPDB名がPDB1であると仮定します。

GDSCTL> rman -shard dbs1 -from_cdb 'report need backup of pluggable database pdb1;';

シャードSHARD1のdatafile 1をバックアップする必要があるとします。次の例では、シャードSHARD1のそのデータファイルをバックアップする方法を示します:

GDSCTL> rman -shard shard1 -from_cdb 'backup datafile 1;';

C.89 run backup

シャード・データベース(SDB)のバックアップ・ジョブを実行します。

構文

run backup [-tag tag] [-catpwd password] [-shard shard_list] [-async]

オプション

表C-88 GDSCTL run backupのオプション

構文 説明
-tag tag

バックアップの名前。指定しない場合、バックアップに対して一意のタグが自動的に生成されます。タグのサイズ制限は30です。

-catpwd password

ユーザーGSMCATUSERのパスワード。指定しない場合はプロンプトが表示されます。GDSCTLセッション全体に対して1回指定する必要があります。

-shard shard_list

shard_listは、シャード識別子のカンマ区切りリストです。シャード領域、シャード・グループまたはシャード名を指定できます。デフォルトはno shardsです。

-async 指定すると、シャードのバックアップを構成するすべてのタスクがバックグラウンドで実行されます。デフォルトでは、タスクはフォアグラウンドで実行されます。

次の例では、シャードのメンテナンスの前に、シャード領域dbs1のシャードのバックアップが作成されます。

GDSCTL> run backup -tag backup_before_db_maintenance -shard dbs1 -catpwd gsm
 
Running on-demand backup for database "v1908b_cdb2_pdb1" ...
executing global script: full_backup_cdb
...
Starting Control File and SPFILE Autobackup at 14-APR-20
piece handle=/ade/b/3998875997/oracle/dbs3/V1908C/autobackup/2020_04_14/o1_mf_s_1037736781_h9dndfrd_.bkp comment=NONE
Finished Control File and SPFILE Autobackup at 14-APR-20
 
Recovery Manager complete.

C.90 services

指定されたグローバル・サービス・マネージャに登録されているサービスに関する情報を取得します。

構文

[status service | services] [-gsm gsm_name]
                            [-service service_name]
                            [-raw | -verbose | -support]

オプション

表C-89 GDSCTL servicesのオプション

オプション 説明
-gsm gsm_name

グローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。名前が指定されない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(GDSCTL set gsmコマンドで指定)を使用します。

-raw

指定した場合、GDSCTL出力がRAW非解析形式で表示されます。

-service service_name

完全修飾サービス名を指定します。サービス名を指定しない場合、グローバル・サービス・マネージャに登録されているすべてのサービスに関する情報が取得されます。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加情報が表示されます。

-verbose

詳細出力モードを有効にします。

使用上のノート

このコマンドは、サービス情報を取得するグローバル・サービス・マネージャが配置されているホストで実行する必要があります。

このコマンドを実行するには、グローバル・サービス・マネージャを起動したユーザーの権限を持っている必要があります。

-serviceを指定しない場合、すべてのグローバル・サービスの情報が表示されます。

グローバル・サービス・マネージャmygsmに登録されているサービスに関する情報を表示します。

GDSCTL> services -gsm mygsm

gdsctl servicesコマンドは、次のような出力を返します。

GDSCTL>services -gsm mygsm
Service "localsvc.dbpoolora.oradbcloud" has 2 instance(s). Affinity: LOCALPREF
   Instance "dbpoolora%1", name: "gdscat", db: "gdscat", region: "regionora",
 status: ready.
   Instance "dbpoolora%11", name: "gdscat2", db: "gdscat2", region: "regionora",
 status: ready.
Service "sales_report1.dbpoolora.oradbcloud" has 2 instance(s). Affinity:
 LOCALONLY
   Instance "dbpoolora%1", name: "gdscat", db: "gdscat", region: "regionora",
 status: ready.
   Instance "dbpoolora%11", name: "gdscat2", db: "gdscat2", region: "regionora",
 status: ready.
Service "sales_report2.dbpoolora.oradbcloud" has 2 instance(s). Affinity: ANYWHERE
   Instance "dbpoolora%1", name: "gdscat", db: "gdscat", region: "regionora",
 status: ready.
   Instance "dbpoolora%11", name: "gdscat2", db: "gdscat2", region: "regionora",
 status: ready.

ノート:

アフィニティ値は、サービス・ローカリティがlocal_onlyとして定義されている場合はLOCALONLY、サービス・ローカリティがlocal_onlyとして定義され、region_failoverオプションが有効な場合はLOCALPREF、サービス・ローカリティがanywhereとして定義されている場合はANYWHEREです。

mthly_reportサービスのステータスを表示します。

GDSCTL>services -service mthly_report.sales.oradbcloud

次のような出力が返されます。

Service "mthly_report.sales.oradbcloud" has 1 instance(s). Affinity:
ANYWHERE
    Instance "sales%1", name: "debug", db: "debug", region: "eastcoast",
status: ready.

C.91 set dataguard_property

ブローカ構成またはデータベースの指定されたプロパティの値を動的に更新します。

構文

set dataguard_property {-shardspace name | -brokerconfig name | -shard name |   
 -shardgroup name} [-reset] [-scope { configuration | database}]                 
 'property_name'=property_value

オプション

表C-90 GDSCTL set dataguard_propertyのオプション

構文 説明
-shardspace name

シャード領域の名前。

-brokerconfig name

ブローカ構成識別子。

-shard name

シャードの名前。

-shardgroup name

シャードグループの名前。

-reset

プロパティをデフォルト値にリセットします。

-scope

プロパティのスコープ(データベースまたはブローカ構成)を定義します。

使用上のノート

Data Guard Broker構成のメンバーのデータベース・プロパティは、-SHARDオプションを使用して更新できます。-SHARDGROUPオプションを使用すると、指定したシャードグループ内のすべてのデータベースのデータベース・プロパティをユーザーが更新できます。

Data Guard Broker構成全体のプロパティは、-BROKERCONFIGまたは-SHARDSPACEオプションを使用して更新できます。

ブローカ構成およびデータベース・プロパティの完全なリストは、Oracle Data Guard Brokerガイドを参照してください。

-shardspace/-shardgroup/-shard/-brokerconfigのいずれも指定されていない場合、カタログ内のすべてのブローカ構成またはデータベースに対してコマンドが実行されます。

ユーザーが-shardspaceを指定した場合、そのシャード領域のブローカ構成/シャードに対してのみコマンドが実行されます。-shardおよび-shardgroupの場合も同様です。

-scope configurationを指定すると、-shardおよび-shardgroupdatabaseのデフォルト・スコープが上書きされます。同様に、-scope databaseを指定すると、-shardspaceおよび-brokerconfigconfigurationのデフォルト・スコープが上書きされます

GDSCTL> set dataguard_property -shard db32 'archivelagtarget'=1200
set dataguard_property -shardgroup west 'archivelagtarget'=1200
set dataguard_property -brokerconfig conf_1 'logxptmode'=async
set dataguard_property -shard us 'logxptmode'=async
set dataguard_property -shardspace silver 'logxptmode'=async

C.92 set gsm

現在のセッションのグローバル・サービス・マネージャを設定します。

このコマンドは、後続のコマンドに適用されるグローバル・サービス・マネージャを設定します。指定されたグローバル・サービス・マネージャ名は、gsm.ora構成ファイルで解決されます。

構文

set gsm -gsm gsm_name

オプション

表C-91 GDSCTL set gsmのオプション

構文 説明
-gsm gsm_name

現在のセッションで使用されるグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。特定のグローバル・サービス・マネージャを指定しない場合、GDSCTLは、デフォルト・グローバル・サービス・マネージャ名GSMORAを使用します。

使用上のノート

このコマンドは、現在のセッションに対して設定するグローバル・サービス・マネージャが配置されているホストで実行する必要があります。

このコマンドを実行するには、グローバル・サービス・マネージャを起動したユーザーの権限を持っている必要があります。

現在のセッションのグローバル・サービス・マネージャをgsm1に設定します。

GDSCTL> set gsm -gsm gsm1

C.93 set inbound_connect_timeout

INBOUND_CONNECT_TIMEOUTリスナー・パラメータを設定します。

構文

set inbound_connect_timeout timeout_value
                            [-gsm gsm_name]
                            [-save_config | -config_only]

オプション

表C-92 GDSCTL set inbound_connect_timeoutのオプション

オプション 説明
-config_only

実行中のグローバル・サービス・マネージャ・インスタンスに接続せずに、GSM.ORAのみを更新します。

-gsm gsm_name

起動するグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。特定のグローバル・サービス・マネージャを指定しない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(set gsmコマンドで指定)を使用します。

-save_config

構成の変更をGSM.ORAに格納します。

timeout_value

接続タイムアウト値を秒単位で指定します。

使用上のノート

  • このコマンドは、INBOUND_CONNECT_TIMEOUTリスナー・パラメータを設定するグローバル・サービス・マネージャが配置されているホストで実行する必要があります

  • このコマンドを実行するには、グローバル・サービス・マネージャを起動したユーザーの権限を持っている必要があります。

  • デフォルトでは、グローバル・サービス・マネージャが停止するまで、パラメータ値の変更は有効なままです。

60秒でタイムアウトするようmygsmINBOUND_CONNECT_TIMEOUTリスナー・パラメータを設定します。

GDSCLTL> set inbound_connect_timeout -gsm mygsm 60

C.94 set log_status

LOG_STATUSリスナー・パラメータを設定します。

構文

set log_status ON|OFF
               [-gsm gsm_name]
               [-save_config | -config_only]

オプション

表C-93 GDSCTL set log_statusのオプション

オプション 説明
ON|OFF

リスナーのロギングをオンまたはオフに切り替えます。

-config_only

実行中のグローバル・サービス・マネージャ・インスタンスに接続せずに、GSM.ORAのみを更新します。

-gsm gsm_name

起動するグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。特定のグローバル・サービス・マネージャを指定しない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(set gsmコマンドで指定)を使用します。

-save_config

構成の変更をGSM.ORAに格納します。

使用上のノート

  • このコマンドは、LOG_STATUSリスナー・パラメータを設定するグローバル・サービス・マネージャが配置されているホストで実行する必要があります

  • このコマンドを実行するには、グローバル・サービス・マネージャを起動したユーザーの権限を持っている必要があります。

  • デフォルトでは、グローバル・サービス・マネージャが停止するまで、パラメータ値の変更は有効なままです。

LOG_STATUSリスナー・パラメータをオンに設定します。

GDSCLTL> set log_status on -save_config

C.95 set outbound_connect_timeout

OUTBOUND_CONNECT_TIMEOUTリスナー・パラメータを設定します。

構文

set outbound_connect_timeout timeout_value
                            [-gsm gsm_name]
                            [-save_config | -config_only]

オプション

表C-94 GDSCTL set outbound_connect_timeoutのオプション

オプション 説明
timeout_value

接続タイムアウト値を秒単位で指定します。

-config_only

実行中のグローバル・サービス・マネージャ・インスタンスに接続せずに、GSM.ORAのみを更新します。

-gsm gsm_name

起動するグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。特定のグローバル・サービス・マネージャを指定しない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(set gsmコマンドで指定)を使用します。

-save_config

構成の変更をGSM.ORAに格納します。

使用上のノート

  • このコマンドは、OUTBOUND_CONNECT_TIMEOUTリスナー・パラメータを設定するグローバル・サービス・マネージャが配置されているホストで実行する必要があります

  • このコマンドを実行するには、グローバル・サービス・マネージャを起動したユーザーの権限を持っている必要があります。

  • デフォルトでは、グローバル・サービス・マネージャが停止するまで、パラメータ値の変更は有効なままです。

60秒でタイムアウトするようmygsmOUTBOUND_CONNECT_TIMEOUTリスナー・パラメータを設定します。

GDSCLTL> set outbound_connect_timeout -gsm mygsm 60

C.96 set trace_level

指定されたグローバル・サービス・マネージャに関連付けられているリスナーのトレース・レベルを設定します。

構文

set trace_level [-gsm gsm_name]
                trace_level

オプション

表C-95 GDSCTL set trace_levelのオプション

オプション 説明
-gsm gsm_name

グローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。名前が指定されない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(GDSCTL set gsmコマンドで指定)を使用します。

trace_level

グローバル・サービス・マネージャ・リスナーのトレース・レベルを指定します。有効な値は次のとおりです

USER - ユーザーが発生させたエラー状態を識別するトレースを提供します

ADMIN - インストール固有の問題を識別するトレースを提供します

SUPPORT - Oracleサポート・サービス向けのトラブルシューティング情報を含むトレースを提供します

OFF - トレースを提供しません

使用上のノート

  • このコマンドは、リスナーのトレース・レベルを設定するグローバル・サービス・マネージャが配置されているホストで実行する必要があります。

  • このコマンドを実行するには、グローバル・サービス・マネージャを起動したユーザーの権限を持っている必要があります。

mygsmに関連付けられているすべてのリスナーのトレース・レベルをADMINに設定します。

GDSCTL> set trace_level -gsm mygsm ADMIN

C.97 set trc_level

TRC_LEVELリスナー・パラメータを設定します。

構文

set trc_level trace_level
              [-gsm gsm_name]
              [-save_config | -config_only]

オプション

表C-96 GDSCTL set trc_levelのオプション

オプション 説明
trace_level

グローバル・サービス・マネージャ・リスナーのトレース・レベルを指定します。有効な値は次のとおりです

USER: ユーザーが発生させたエラー状態を識別するトレースを提供します

ADMIN: インストール固有の問題を識別するトレースを提供します

SUPPORT: Oracleサポート・サービス向けのトラブルシューティング情報を含むトレースを提供します

OFF: トレースを提供しません

-config_only

実行中のグローバル・サービス・マネージャ・インスタンスに接続せずに、GSM.ORAのみを更新します。

-gsm gsm_name

起動するグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。特定のグローバル・サービス・マネージャを指定しない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(set gsmコマンドで指定)を使用します。

-save_config

構成の変更をGSM.ORAに格納します。

使用上のノート

  • このコマンドは、LOG_STATUSリスナー・パラメータを設定するグローバル・サービス・マネージャが配置されているホストで実行する必要があります

  • このコマンドを実行するには、グローバル・サービス・マネージャを起動したユーザーの権限を持っている必要があります。

  • デフォルトでは、グローバル・サービス・マネージャが停止するまで、パラメータ値の変更は有効なままです。

TRC_LEVELリスナー・パラメータをSUPPORTに設定します。

GDSCLTL> set trc_level support

C.98 show ddl

DDL文の実行ステータスを表示します。

構文

show ddl {[-ddl ddl_id] [-count cnt] | [-failed_only]}
          [-support] 
          [-verbose]

オプション

表C-97 GDSCTL show ddlのオプション

オプション 説明
-count cnt

表示するエントリの最大数。

-ddl ddl_id

DDL数値識別子。

-failed_only

このオプションを使用して、エラーが発生した文のみを表示します。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加のサポート情報が表示されます。

-verbose

詳細モードを有効にします。

使用上のノート

-DDL-COUNTの両方を指定しない場合、コマンドは最後の10個のDDL文のみを返します。

-DDLを指定して、-COUNTを指定しない場合、コマンドはDDL文の詳細情報を返します。-COUNTオプションは、表示するDDLの最大数を定義します。

GDSCTL> show ddl -count 20

ノート:

show ddlコマンドの出力は切り捨てられることがあります。出力内容の完全なテキストを表示するには、カタログでSELECT ddl_text FROM gsmadmin_internal.ddl_requestsを実行します。

C.99 split chunk

同じ数のレコードを使用して指定した各チャンクを2つのチャンクに分割します。分割後、チャンクは同じシャードに残ります。

構文

split chunk -chunk chunk_id_list
           [-shardspace shard_space_list]

オプション

表C-98 GDSCTL split chunkのオプション

オプション 説明
-chunk chunk_id_list

数値チャンク識別子のカンマ区切りリストを指定します。

-shardspace shard_space_list

指定したチャンクを分割するシャード領域のリストを指定します。

使用上のノート

このコマンドは、システム管理のシャーディングでのみ使用できます。ユーザー定義のシャーディングの場合は、ALTER TABLEを使用してルート(親)表のパーティションを分割します。

チャンクのマージはサポートされていません。

チャンク3、4および5を分割します。

GDSCTL> split chunk -chunk 3,4,5

C.100 sql

シャードされたデータベースに対してSQL文またはPL/SQLストアド・プロシージャを実行します。

構文

sql "sql_statement"

オプション

表C-99 GDSCTL sqlのオプション

オプション 説明
sql_statement

実行するSQL文またはPL/SQLプロシージャを入力します。実行するSQL文の後にはセミコロン(;)を付けません。

使用上のノート

このコマンドは、シャードされたGDSプールに対してのみ実行できます。文がGDSカタログ・データベースで実行され、プールのすべてのシャードにブロードキャストされます。GDS構成ではシャードされたプールは1つしか存在できないため、カタログ・データベースで実行されるすべてのSQL文がこのプールに適用されます(存在する場合)。

カタログ・データベースにこのコマンドで作成されたデータベース・オブジェクトは、シャードされたデータベースのスキーマとして使用され、ユーザー・データを格納するためのものではありません。唯一の例外は、すべてのシャードで複製された表(参照表)です。カタログ・データベースのデータが移入されます。

SELECT文はパラメータとして許可されません。

実行するSQL文またはPL/SQLストアド・プロシージャは、二重引用符に入れる必要があります。

GDSCTLがPL/SQLに渡す文字列にファイル名が含まれている場合、ファイル名は一重引用符で囲む必要があります。

実行するSQL文の後にはセミコロン(;)を付けません。

gdsctl sqlコマンドを使用します。

GDSCTL> sql “CREATE TABLESPACE SET ts1 IN SHARDGROUP sgr1"

C.101 start gsm

特定のグローバル・サービス・マネージャを起動します。

構文

start gsm [-gsm gsm_name] [-validate_network]

オプション

表C-100 GDSCTL start gsmのオプション

オプション 説明
-gsm gsm_name

起動するグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。特定のグローバル・サービス・マネージャを指定しない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(set gsmコマンドで指定)を使用します。

-validate_network

このフラグにより、ホスト間のネットワーク接続のチェックや、VNCRエントリの有効性のチェックなど、いくつかのネットワーク検証チェックが有効化されます。

使用上のノート

  • GDSCTLは、起動するグローバル・サービス・マネージャが配置されているのと同じホストで実行する必要があります。

  • このコマンドを実行するには、グローバル・サービス・マネージャを起動するコンピュータでオペレーティング・システム権限を持っている必要があります。

グローバル・サービス・マネージャgsm1をローカル・ホストで起動します。

GDSCTL> start gsm -gsm gsm1

C.102 start observer

特定のサービスを起動します。

構文

start observer -database db_name
              [-timeout seconds]

オプション

表C-101 GDSCTL start observerのオプション

オプション 説明
-database db_name

データベースの名前。

-timeout seconds

グローバル・サービス・マネージャ・リクエスト・タイムアウト(秒)。

使用上のノート

TIMEOUT (デフォルトは15)は、シャード・ディレクタ/グローバル・サービス・マネージャによるリクエストの受信とオブザーバの起動の間隔の時間を表します。オブザーバを起動するシャード・ディレクタ(グローバル・サービス・マネージャ)サーバーの適切なリージョンを選択するための自動ルールについては、『Oracle Globally Distributed Databaseガイド』を参照してください。シャード・ディレクタ・サーバーがこのリージョンで実行されていない場合、オブザーバは起動されません。

GDSCTL> start observer -database mydb

C.103 start ru

指定したレプリケーション・ユニットを起動します。

構文

start ru -ru ru_id [-DATABASE db]          

オプション

表C-102 GDSCTL start ruのオプション

オプション 説明
-database

データベースの名前。

-ru

レプリケーション・ユニットID

使用上のノート

データベースが指定されていない場合は、指定したレプリケーション・ユニットの使用可能なすべてのレプリカでstart ruコマンドが実行されます。

シャードをDB11データベースのシャードグループGROUP1に追加します。

GDSCTL> start ru -ru 1 -database mydb1

C.104 start service

特定のサービスを起動します。

構文

start service [-gdspool gdspool_name]
               -service service_name
             [{-database db_name | 
                 -override [-pwd password] -connect connect_identifier}]

オプション

表C-103 GDSCTL start serviceのオプション

オプション 説明
-database db_name

サービスを起動するデータベースの名前を指定します。このオプションを指定しない場合、GDSCTLは、すべての優先データベースでサービスを起動します。

-connect connect_identifier

接続記述子に解決されるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名を指定します。

-gdspool gdspool_name

起動するサービスが配置されているデータベース・プールの名前を指定します。指定しない場合、ユーザーにアクセス権が付与されたgdspoolが1つのみであれば、これがデフォルトのgdspoolとして使用されます。

-override

このオプションを使用すると、グローバル・サービス・マネージャ・カタログを更新せずにコマンドが実行されます。カタログ・データベースが使用できない場合にこのオプションを使用できます。

通常の操作では、このオプションを使用しないでください。

-pwd password

指定されたデータベースのGSMUSERのパスワードを指定します。

-service service_name

グローバル・サービス名のカンマ区切りリストを指定します。このオプションを使用しない場合、GDSCTLは、データベース・プール内のすべてのサービスを起動します。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

管理者管理データベースで実行されるサービスを起動する前に、データベースがサービスを実行するインスタンスを指定するように変更する必要があります。modify serviceコマンドの-modify_instancesパラメータを参照してください。

READERFARMデータベース・プールに配置されているサービスSALES_REPORTを起動します。

GDSCTL> start service -gdspool readerfarm -service sales_report

C.105 status

グローバル・サービス・マネージャの実行ステータスおよびランタイム情報を表示します。

構文

status [-gsm gsm_name] [-raw|-verbose|-support]                       

オプション

表C-104 GDSCTL statusのオプション

オプション 説明
-gsm gsm_name

チェックするグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。名前が指定されない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(GDSCTL set gsmコマンドで指定)を使用します。

-raw

指定した場合、GDSCTL出力がRAW非解析形式で表示されます。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加情報が表示されます。

-verbose

詳細モードを有効にします。

GDSCTL> status

このコマンドは、次のような出力を返します。

Alias MYGSM
Version 19.3.0.0.0
Start Date 03-JUL-2020 16:48:54
Trace Level support
Listener Log File /u01/ORACLE/mygsm/alert/log.xml
Listener Trace File /u01/ORACLE/mygsm/trace/ora_14816_47568108067776.trc
Endpoint summary (ADDRESS=(HOST=mymv.us.hq.com)(PORT=1523)(PROTOCOL=tcp))
GSMOCI Version 0.1.8
Mastership Y
Connected to GDS catalog Y
Process Id 14818
Number of reconnections 0
Pending tasks. Total 0
Tasks in process. Total 0
Regional Mastership TRUE
Total messages published 28599
Time Zone -07:00
Orphaned Buddy Regions:
None
GDS region regionora

C.106 status backup

指定されたシャードのスケジュール済バックアップ・ジョブの詳細な状態を表示します。

構文

status backup [-start_time t1] [-end_time t2] 
         [-catpwd password] 
         [-shard shard_list]
         [-READ_LOG rman_log] 
         [-OUTPUT_LOG output_log] 
         [-DELETE_LOG] 
         [-DELETE_LOG_ONLY]
                            

オプション

表C-105 GDSCTL status backupのオプション

オプション 説明
-start_time time1

このコマンドは、この時刻以降に開始された自動バックアップ・ジョブの実行詳細をリストします。YYYY-MM-DD HH:MM:SS[.FFF]の書式で指定する必要があります。.FFFはミリ秒の精度の秒の小数です。

-end_timetime2 指定した場合、データベース制御ファイルを特定のリストア・ポイントにリストアするために使用できるバックアップのみがリストされます。
-catpwd password ユーザーGSMCATUSERのパスワード。指定しない場合はプロンプトが表示されます。このパスワードは、GDSCTLセッション全体でこのコマンドに対して1回のみ指定する必要があります。
-shard shard_list shard_listは、シャード識別子のカンマ区切りリストを指定します。シャード領域、シャード・グループまたはシャード名を指定できます。デフォルトはall shardsです。
-delete_log

シャード・サーバー上の指定されたRMAN出力ファイルを削除します。

-delete_log_only

シャード・サーバー上の指定されたRMAN出力ファイルを読み取らずに削除します。

-output_log

指定したファイルが存在しない必要があります。絶対パスでファイルが指定されていない場合は、現在の作業ディレクトリに作成されます。RMANログは、コンソールに表示されずに、このファイルに保存されます。

-read_log

指定したRMANログを指定したシャードから読み取り、コンソールに表示するか、オプション-OUTPUT_LOGで指定したファイルに保存します。-READ_LOGオプションを指定せずにこのコマンドを実行すると、通常はこのコマンドの出力からRMANログ名が取得されます。

次の例では、シャード・データベース(SDB)カタログおよびプライマリ・シャードrdbmsb_cdb2_pdb1からのジョブの状態およびすべてのジョブ実行の詳細を表示します。

GDSCTL> status backup -catpwd -shard catalog,rdbmsb_cdb2_pdb1;
"GSMCATUSER" password:***
 
Retrieving scheduler backup job status for database "rdbms" ...
Jobs:
  Incremental Level 0 backup job is enabled
    Job schedule start time: 2020-07-27 00:00:00.000 -0400
Job repeat interval: freq=daily;interval=1
  Incremental Level 1 backup job is enabled
    Job schedule start time: 2020-07-27 00:00:00.000 -0400
    Job repeat interval: freq=minutely;interval=60
  Global restore point create job is enabled
    Job schedule start time: 2020-07-27 23:59:55.960 -0400
    Job repeat interval: freq=hourly
 
Run Details:
  Incremental Level 1 backup job status: SUCCEEDED
    Job run actual start time: 2020-07-26 14:00:00.177 -0400
    Job run slave process ID: 9023
  Incremental Level 1 backup job status: SUCCEEDED
    Job run actual start time: 2020-07-26 22:00:01.305 -0400
Job run slave process ID: 59526
…
Global restore point create job status: SUCCEEDED
    Job run actual start time: 2020-07-27 15:28:37.603 -0400
    Job run slave process ID: 44227
  …
  Global restore point create job status: SUCCEEDED
    Job run actual start time: 2020-07-27 17:28:38.251 -0400
    Job run slave process ID: 57611
  
Retrieving scheduler backup job status for database "rdbmsb_cdb2_pdb1" ...
Jobs:
  Incremental Level 0 backup job is enabled
    Job schedule start time: 2020-07-28 00:00:00.000 -0400
    Job repeat interval: freq=daily;interval=1
  Incremental Level 1 backup job is enabled
    Job schedule start time: 2020-07-28 00:00:00.000 -0400
    Job repeat interval: freq=minutely;interval=60
 
Run Details:
  Incremental Level 1 backup job status: SUCCEEDED
    Job run actual start time: 2020-07-26 14:00:00.485 -0400
    Job run slave process ID: 9056
  …
  Incremental Level 1 backup job status: SUCCEEDED
    Job run actual start time: 2020-07-27 14:33:42.702 -0400
    Job run slave process ID: 9056
  Incremental Level 0 backup job status: SUCCEEDED
    Job run actual start time: 2020-07-27 00:00:01.469 -0400
    Job run slave process ID: 75176

C.107 status database

登録情報、サービスなど、データベースのランタイム・ステータスを表示します。

構文

{status database | databases} [-gsm gsm_name]
                              [-database db_name]
                              [-gdspool gdspool_name]
                              [-raw | -support | -verbose] 

オプション

表C-106 GDSCTL status databaseのオプション

オプション 説明
-database db_name

ステータスをチェックするデータベースの名前を指定します

-gdspool gdspool_name

データベース・プールの名前を指定します。指定せず、ユーザーにアクセス権が付与されているgdspoolが1つのみの場合、それがデフォルトのgdspoolとして使用されます。

-gsm gsm_name

チェックするグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。名前が指定されない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(GDSCTL set gsmコマンドで指定)を使用します。

-raw

指定した場合、GDSCTL出力がRAW非解析形式で表示されます。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加のサポート情報が表示されます。

-verbose

詳細出力モードを有効にします。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

このコマンドは、グローバル・サービス・マネージャがローカルに起動している必要があります。-gsmSTATUS DATABASEに指定しない場合、現在接続しているグローバル・サービス・マネージャ名がデフォルトで使用されます。

すべてのデータベースのステータスを表示します。

GDSCTL> status database

gdsctl status databaseコマンドは、次のような出力を返します。

Database: "dbcat1" Registered: Y State: Ok ONS: N. Role: PRIMARY Instances: 1
 Region: east
   
   Service: "sales_svc2" Globally started: N Started: N
            Scan: Y Enabled: Y Preferred: Y
   Service: "sales_svc1" Globally started: Y Started: Y
            Scan: N Enabled: Y Preferred: Y
   Registered instances:
     sales%11
Database: "dbcat2" Registered: Y State: Ok ONS: N. Role: PRIMARY Instances: 1
 Region: east
   Service: "sales_svc2" Globally started: N Started: N
            Scan: Y Enabled: Y Preferred: Y
   Service: "sales_svc1" Globally started: Y Started: Y
            Scan: N Enabled: Y Preferred: Y
   Registered instances:
     sales%1

C.108 status gsm

特定のグローバル・サービス・マネージャのステータスを表示します。

構文

status (gsm)? [-gsm gsm_name]
              [-raw | -verbose | -support]

オプション

表C-107 GDSCTL status gsmのオプション

オプション 説明
-gsm gsm_name

チェックするグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。名前が指定されない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(GDSCTL set gsmコマンドで指定)を使用します。

-raw

指定した場合、GDSCTL出力がRAW非解析形式で表示されます。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加のサポート情報が表示されます。

-verbose

詳細出力モードを有効にします。

使用上のノート

GDSCTLは、ステータスを表示するグローバル・サービス・マネージャが配置されているのと同じホストで実行する必要があります。

このコマンドを実行するには、グローバル・サービス・マネージャのステータスを表示するコンピュータでオペレーティング・システム権限を持っている必要があります。

mygsmのステータスを表示します。

GDSCTL> status gsm -gsm mygsm

gdsctl status gsmコマンドは、次のような出力を返します。

Alias MYGSM
Version 19.3.0.0.0
Start Date 03-JUL-2020 16:48:54
Trace Level support
Listener Log File /u01/ORACLE/mygsm/alert/log.xml
Listener Trace File /u01/ORACLE/mygsm/trace/ora_14816_47568108067776.trc
Endpoint summary (ADDRESS=(HOST=mymv.us.hq.com)(PORT=1523)(PROTOCOL=tcp))
GSMOCI Version 0.1.8
Mastership Y
Connected to GDS catalog Y
Process Id 14818
Number of reconnections 0
Pending tasks. Total 0
Tasks in process. Total 0
Regional Mastership TRUE
Total messages published 28599
Time Zone -07:00
Orphaned Buddy Regions:
None
GDS region regionora

C.109 status routing

ランタイム・ルーティング情報ステータスを表示します。

構文

status routing [-by_chunk | -by_instance] [-gsm gsm_name]                      
[-raw|-verbose|-support]

オプション

表C-108 GDSCTL status routingのオプション

オプション 説明
-by_chunk

ルーティング表の出力をチャンク別にグループ化します。

-by_instance

ルーティング表の情報を登録済のインスタンス別にグループ化します(デフォルト)。

-gsm

GSM名

-raw

指定した場合、GDSCTL出力がRAW非解析形式で表示されます。

-support

指定した場合、GDSCTL出力に追加情報が表示されます。

-verbose

詳細モードを有効にします。

使用上のノート

デフォルトでは、登録済のチャンクはインスタンス別にグループ化されます

GDSCTL> status routing
 
GDSCTL>

C.110 status ru

Oracle Globally Distributed DatabaseのネイティブRAFTレプリケーションのレプリケーション・ユニットに関するランタイム情報を表示します。

構文

(STATUS REPLICATION | STATUS RU| RU)
         [-show_offline]
         [-savename]
         [-sort]
         [-gsm gsmname]
         [-catpwd pwd] 
         [-wpwd wpwd]
         [-show_chunks]
         [-ru ru]
         [-leaders]
         [-database shard_name]
         [-show_errors [-all]]
         [-show_stats]
         

オプション

表C-109 GDSCTL status ruのオプション

オプション 説明
-all

指定しなと、最後のリカバリ以降のエラーのみが表示されます。

-catpwd

GSMCATUSERパスワード。GDSCTLがHOMEをGSM (シャード・ディレクタ)と共有していない場合は、-CATPWD-WPWDの両方を指定してください。

-database

シャード名

-gsm

GSM (シャード・ディレクタ)名

-leaders

リーダー情報のみを表示します。

-ru

レプリケーション・ユニットID

-show_chunks

すべてのレプリケーション・ユニット間のチャンク分布を表示します。

-show_errors

レプリケーション・ユニットのエラーを表示します。

-show_offline そのRUがあるオフライン(停止)シャードのリストを表示します。
-show_stats 使用統計を表示します
-sort

レプリケーション・ユニットIDで出力をソートします。

-wpwd

ウォレット・パスワード

GDSCTL> status ru
Replication units
------------------------
Database                      RU#  Role      Term  Log Index   Apply SCN   LWM SCN   On-disk SCN
--------                      ---  ----      ----  ---------   ---------   -------   -----------
cdbsh1_sh1                    1    Leader    2        315471           1         0        304531
cdbsh1_sh1                    2    Follower  1        456282      451835    452939        456611
cdbsh1_sh1                    3    Follower  2        262706      260479    261605        262709
cdbsh2_sh2                    2    Leader    1        456282           0         0        446475
cdbsh2_sh2                    1    Follower  2        315471      313342     14393        315479
cdbsh2_sh2                    3    Follower  2        262706      260479    261605        262709
cdbsh3_sh3                    3    Leader    2        262706           1         0        252741
cdbsh3_sh3                    1    Follower  2        315471      314395    314393        315477
cdbsh3_sh3                    2    Follower  1        456282      452941    452939        456583








GDSCTL> status ru -ru 2
Replication units
------------------------
Database                      RU#  Role      Term Log Index Apply LogIdx LWM LogIdx On-disk LogIdx Status 
--------                      ---  ----      ---- --------- ------------ ---------- -------------- ------ 
den1b_cdb2_pdb1               2    Leader    1    1         0            0          2              Ok     
den1d_cdb4_pdb1               2    Follower  1    1         0            0          1              Ok     
den1c_cdb3_pdb1               2    Follower  1    1         0            0          1              Ok     
GDSCTL> status ru -ru 2 -show_chunks
Chunks
------------------------
RU#                           From      To       
---                           ----      --       
2                             8         8        

Replication units
------------------------
Database                      RU#  Role      Term Log Index Apply LogIdx LWM LogIdx On-disk LogIdx Status 
--------                      ---  ----      ---- --------- ------------ ---------- -------------- ------ 
den1b_cdb2_pdb1               2    Leader    1    1         0            0          2              Ok     
den1d_cdb4_pdb1               2    Follower  1    1         0            0          1              Ok     
den1c_cdb3_pdb1               2    Follower  1    1         0            0          1              Ok
GDSCTL> ru -sort -show_chunks  
Chunks
------------------------
RU#                           From      To       
---                           ----      --       
1                             1         7        
2                             8         8        

Replication units
------------------------
Database                      RU#  Role      Term Log Index Status 
--------                      ---  ----      ---- --------- ------ 
den1b_cdb2_pdb1               1    Leader    1    3658      Ok     
den1c_cdb3_pdb1               1    Follower  1    3658      Ok     
den1d_cdb4_pdb1               1    Follower  1    3658      Ok     
den1b_cdb2_pdb1               2    Leader    1    1         Ok     
den1c_cdb3_pdb1               2    Follower  1    1         Ok     
den1d_cdb4_pdb1               2    Follower  1    1         Ok 
GDSCTL> ru -sort -show_errors
Replication units
------------------------
Database                      RU#  Role      Term Log Index Status 
--------                      ---  ----      ---- --------- ------ 
den1b_cdb2_pdb1               1    Leader    1    3658      Ok     
den1c_cdb3_pdb1               1    Follower  1    3658      Ok     
den1d_cdb4_pdb1               1    Follower  1    3658      Ok     
den1b_cdb2_pdb1               2    Leader    1    1         Ok     
den1c_cdb3_pdb1               2    Follower  1    1         Ok     
den1d_cdb4_pdb1               2    Follower  1    1         Ok     

ERRORS
------------------------
GDSCTL> ru -sort -database den1b_cdb2_pdb1
Replication units
------------------------
Database                      RU#  Role      Term Log Index Status 
--------                      ---  ----      ---- --------- ------ 
den1b_cdb2_pdb1               1    Leader    1    3658      Ok     
den1b_cdb2_pdb1               2    Leader    1    1         Ok 

C.111 status service

特定のサービスのステータスを表示します。

構文

{status service | services} [-gsm gsm_name]
                            [-service service_name]
                            [{-raw|-verbose|-support}]

オプション

表C-110 GDSCTL status serviceのオプション

オプション 説明
-gsm gsm_name

グローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。名前が指定されない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(GDSCTL set gsmコマンドで指定)を使用します。

-raw

Oracle内部コンポーネントで使用されます。

-service service_name

グローバル・サービス名のカンマ区切りリストを指定します。サービスを指定しない場合、GDSCTLは、データベース・プール内のすべてのサービスのステータスを表示します。

-support

ロード・バランシングに関する詳細情報を表示します。

-verbose

ロード・バランシングに関連する追加情報を表示します。

使用上のノート

  • このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

  • このコマンドは、servicesと似ています。

サービスsales_report1.sales.oradbcloudのステータスを表示します。

GDSCTL> status service -service sales_report1.sales.oradbcloud

gdsctl status serviceコマンドは、次のような出力を返します。

Service "sales_report1.sales.oradbcloud" has 3 instance(s). Affinity: ANYWHERE
   Instance "sales%1", name: "dbcat2", db: "dbcat2", region: "east",
 status: ready.
   Instance "sales%11", name: "dbcat1", db: "dbcat1", region: "west",
 status: ready.
   Instance "sales%31", name: "dbcat3", db: "dbcat3", region: "east",
 status: ready.

C.112 stop gsm

特定のグローバル・サービス・マネージャを停止します。

構文

stop gsm [-gsm gsm_name]

オプション

表C-111 GDSCTL stop gsmのオプション

オプション 説明
-gsm gsm_name

停止するグローバル・サービス・マネージャの名前を指定します。特定のグローバル・サービス・マネージャを指定しない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(set gsmコマンドで指定)を使用します。

使用上のノート

  • GDSCTLは、停止するグローバル・サービス・マネージャが配置されているのと同じホストで実行する必要があります。

  • このコマンドを実行するには、グローバル・サービス・マネージャを起動するコンピュータでオペレーティング・システム権限を持っている必要があります。

ローカル・ホストのグローバル・サービス・マネージャgsm1を停止します。

GDSCTL> stop gsm -gsm gsm1

C.113 stop ru

シャードをシャード・カタログに追加します。

構文

stop ru -ru ru_id [-database db]         

オプション

表C-112 GDSCTL stop ruのオプション

オプション 説明
-database

データベースの名前。

-pwd password

レプリケーション・ユニットID

使用上のノート

データベースが指定されていない場合は、指定したレプリケーション・ユニットの使用可能なすべてのレプリカでstart ruコマンドが実行されます。

GDSCTL> stop ru -ru 1 -database mydb1

C.114 stop service

指定したグローバル・サービスを停止します。

構文

stop service [-gdspool gdspool_name]
             [-service service_name_list]
             [{-database db_name |
                 -override -connect connect_identifier [-pwd password]}]
             [-force]
             [-drain_timeout time]
             [-stop_option {NONE|IMMEDIATE|TRANSACTIONAL}]

オプション

表C-113 GDSCTL stop serviceのオプション

オプション 説明
-connect connect_identifier

データベース(またはシャード)の接続記述子に解決されるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名を指定します。

-database db_name

サービスを停止するデータベースの名前を指定します。このオプションを指定しない場合、GDSCTLは、サービスが現在実行されているすべてのデータベースでサービスを停止します。

-drain_timeout

排出時間を秒単位で設定します。

-force

このオプションを使用する場合、GDSCTLは、サービスが停止されるとすべてのセッションを切断し、サービスを使用するセッションは(場合によっては異なるインスタンスに)再接続する必要があります。

このオプションを使用しない場合、このサービスを使用してデータベースに接続されているセッションは接続されたままになりますが、サービスに新しいセッションを確立することはできません。

-gdspool gdspool_name

停止するサービスが配置されているGDSプールの名前を指定します。指定しない場合、ユーザーにアクセス権が付与されたGDSプールが1つのみであれば、そのGDSプールがデフォルトのGDSプールとして使用されます。

-override

このオプションを使用すると、グローバル・サービス・マネージャ・カタログを更新せずにコマンドが実行されます。カタログ・データベースが使用できない場合にこのオプションを使用できます。

通常の操作では、このオプションを使用しないでください。

-pwd password

指定されたデータベースのGSMUSERのパスワードを指定します。

-service service_name

停止するグローバル・サービス名のカンマ区切りリストを指定します。このオプションを使用しない場合、GDSCTLは、データベース・プール内のすべてのサービスを停止します。

-stop_option

デフォルトの停止オプションをNONEIMMEDIATEまたはTRANSACTIONALに設定します

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

-serviceを指定しない場合、GDSプールのすべてのグローバル・サービスが停止されます。

-databaseを指定しない場合、すべてのデータベースでグローバル・サービスが停止されます。

-forceを指定した場合、すべてのセッションが切断されるため、グローバル・サービスを使用するセッションは(場合によっては別のインスタンスに)再接続する必要があります。-forceを指定しないと、このグローバル・サービスにすでに接続しているセッションは接続状態を保ちますが、新しいセッションをグローバル・サービスに対して確立することはできません。

-overrideを指定した場合、GDSカタログに接続しないでコマンドが実行されます。GDSカタログを使用できない場合、このオプションを使用します。通常操作時の使用にはお薦めしません。

データベース・プールREADERFARM内のすべてのデータベースでサービスSALES_REPORTを停止します。

GDSCTL> stop service -gdspool readerfarm -service sales_report

C.115 suspend services

このコマンドを使用すると、ユーザーがすべてのGSMリスナーのデータベースをブロックできます。

構文

このコマンドを使用すると、ユーザーがすべてのGSMリスナーのデータベースをブロックできます。このコマンドの目的は、グローバル・サービスを実行するが、アプリケーションではアクセスできないデータベースを分離することです。

GDSCTL> suspend services -database target_db 

オプション

表C-114 GDSCTL suspend servicesのオプション

オプション 説明
target_db

データベース名を指定します

このシナリオでは、GSMはフェイルオーバーを実行できないため、フェイルオーバーを起動するためにこのデータベースをGSMからブロックし、トラフィックがこのデータベースにリダイレクトされないことを保証する必要があります。

GDSCTL> suspend services -database target_db db1
 
GDSCTL>

C.116 switchover ru

指定したレプリケーション・ユニットのリーダーシップを、指定したデータベースに切り替えます。

構文

switchover [ru|replication_unit] {-ru ru_id -database target_db | -rebalance}
[-timeout time]
         

オプション

表C-115 GDSCTL switchover ruのオプション

オプション 説明
-database

データベースの名前。

-rebalance

シャード間でレプリケーション・ユニットのリバランスを実行します。

-ru

レプリケーション・ユニットID

-timeout

FANがクライアントに送信されてから、チャンクが読取り専用/停止になるまでの接続保存のタイムアウト(秒)。

使用上のノート

REBALANCEオプションが指定されている場合、レプリケーション・ユニットとリーダーシップの役割のリバランス操作がシャード間で均等に分散されます。

GDSCTL> switchover ru -ru 1 -database dba

C.117 sync brokerconfig (synchronize brokerconfig)

グローバル・サービス・マネージャ内のOracle Data Guard Broker構成とデータベース・プール内の構成の同期をとります。synchronize brokerconfigコマンドのオプションと使用方法も同様です。

構文

sync[hronize] brokerconfig [-gdspool gdspool_name]
                           [-database db_name]

オプション

表C-116 GDSCTL sync brokerconfigのオプション

オプション 説明
-database db_name

参照データベースとして使用し、構成を問い合せるデータベース・プール内のデータベースの名前を指定します。

このオプションを使用しない場合、GDSCTLは、プライマリ・データベースを参照データベースとして使用します。Oracle Data Guard Broker構成内にプライマリ・データベースがない場合、GDSCTLはプールの任意のデータベースを参照データベースとして使用します。

-gdspool gdspool_name

Oracle Data Guard Broker構成が属するデータベース・プールを指定します。指定しない場合、ユーザーにアクセス権が付与されたgdspoolが1つのみであれば、そのgdspoolがデフォルトのgdspoolとして使用されます。

指定されたデータベース・プールにOracle Data Guard Broker構成が含まれていない場合、GDSCTLからエラーが返されます。

使用上のノート

このコマンドを実行する前に、connectコマンドを使用してプール管理者権限を持つユーザーとしてカタログ・データベースに接続する必要があります。

データベース・プールMYREADERFARMのOracle Data Guard Broker構成をGlobal Data Servicesカタログに格納されている構成と同期化します。

GDSCTL> sync brokerconfig -gdspool myreaderfarm

C.118 sync database (synchronize database)

グローバル・サービスの属性およびGDSプール・データベースのGDS関連パラメータをGDSカタログの内容と同期化します。synchronize databaseコマンドのオプションと使用方法も同様です。

構文

sync[hronize] database [-gdspool gdspool_name]
                       [-database database_name]

オプション

表C-117 GDSCTL sync databaseのオプション

オプション 説明
-database database_name

参照データベースとして使用し、構成を問い合せるデータベース・プール内のデータベースの名前を指定します。

-gdspool gdspool_name

データベースが属するGDSプールを指定します。指定しない場合、ユーザーにアクセス権が付与されたGDSプールが1つのみであれば、それがデフォルトのGDSプールとして使用されます。

使用上のノート

  • データベースにGDSリージョンが割り当てられていない場合、エラーが返されます。

  • GDSプールが指定されており、データベース・オプションが指定されていない場合、プール内の各データベースが同期化されます。

  • GDS sync databaseコマンドを使用すると、サービスが再起動する可能性があります。

デフォルト・データベース・プールのデータベースをデータベースmydbと同期化します。

GDSCTL> sync database -database mydb

C.119 sync ru

すべてのシャードで、指定したレプリケーション・ユニットのデータを同期し、RAFTログを消去して、ログ索引および条件をリセットします。

構文

sync[hronize] ru -ru ru_id [-database db]

オプション

表C-118 GDSCTL sync ruのオプション

オプション 説明
-connect connect_identifier

シャードとして追加するデータベースの接続記述子に解決されるOracle Net接続記述子またはネット・サービス名を指定します。

-pwd password

GSMUSERパスワードを入力します。指定しない場合、ユーザーはパスワードの入力を求められます。

使用上のノート

SYNC RUコマンドにデータベースが指定されていない場合、同期対象のレプリカは次の基準に基づいて選択されます:
  1. 最後にリーダーであったレプリカが選択されます。
  2. 使用可能でない場合は、適用索引が最大のレプリカが選択されます。

GDSCTL> sync ru -ru 1 -database mydb1

C.120 sync schema (synchronize schema)

既存のデータベース間で共通の共有スキーマを取得できます。このコマンドによって、すべてのデータベースのスキーマが比較され、共通のスキーマが取得されます。

構文

sync[hronize] schema [-schema schemalist [-retrieve_only] [-restart [-force]] | -apply [-skip_first] | -show [[-ddl ddlnum] [-count n] | [-failed_only]]]

オプション

表C-119 GDSCTL sync schemaのオプション

オプション 説明
-apply

以前に取得されたDDLがカタログで実行されるように指定します。

-count n

表示するエントリの最大数を指定します。

-ddl ddlnum

DDL数値識別子を指定します。

-failed_only

エラーが発生した文のみを表示します。

-force

ユーザーの確認なしで強制的に同期します。

-restart

最初のスキーマから同期化され、前に同期化されたスキーマは消去されます。

-retrieve_only

共通スキーマのDDLをデータベースからのみ取得し、カタログには格納するが、適用しないことを指定します。

-schema schemalist

リストされたスキーマのみを取得することを指定します。Oracle以外のすべてのスキーマを含めるには、allを指定します。

-show

DDL文とその実行ステータスを表示します。

-skip_first

最初に失敗したDDL文がスキップされることを指定します。

使用上のノート

このコマンドは、フェデレーテッド・データベースに対してカタログが作成されている場合にのみ使用します。カタログはcreate shardcatalogコマンドの-for_federated_databaseオプションを使用して作成できます。このオプションは、–sharding parameterと相互に排他的です。残りのステップは、ユーザー定義のシャーディングを使用するシャード・データベース環境設定[create shardcatalogadd gsmadd shardspaceadd shard, deploy]と似ています。デプロイメントが完了した後、sync schemaコマンドを実行して、指定したスキーマをシャードからカタログにインポートできます。
sync ddlコマンドは、次の2つの操作を組み合せます。
1. カタログでのスキーマのインポートおよび適用。
2. シャードからのスキーマを結合して生成されたDDLの表示。
最初の操作はデフォルト動作で、必須の–schemaパラメータが必要です。これはシャードからインポートするスキーマのリストです。all-schemaパラメータに指定すると、すべてのシャードに共通する、カタログに存在しないすべてのOracle以外のスキーマを取得できることに注意してください。この操作は、-retrieve_onlyおよび-applyオプションを使用して、2つのステップに分割できます。オプション-retrieve_onlyはシャードからスキーマを取得して適用の必要なDDL文を生成しますが、これらの文は実行しません。後から実行するには、-applyオプションが使用されます。なんらかの理由でDDLの実行が失敗した場合、後続の文は、失敗したDDLに依存している可能性があるため実行されません。問題を修正した後に–applyを再度実行すると、最初に失敗したDDL文から開始して実行を続けます。
2番目の操作-showは、DDL文とその実行ステータスの確認用です。

GDSCTL> sync schema -schema myschema
GDSCTL> sync schema -schema foo,bar
GDSCTL> sync schema -schema foo,"Bar"
GDSCTL> sync schema -schema all

C.121 validate backup

validate backupコマンドは、シャード・データベース(SDB)のバックアップ検証を提供します。

構文

validate backup [-restorepoint restore_point_name] [-controlfile] [-header]
                          [-catpwd password] [-shard shard_list] [-async]

オプション

表C-120 GDSCTL validate backupのオプション

オプション 説明
-restorepoint restore_point_name

バックアップを検証するリストア・ポイント。

-controlfile 指定した場合、データベース制御ファイルを特定のリストア・ポイントにリストアするために使用できるバックアップのみが検証されます。
-header 指定した場合、バックアップ・ファイルのヘッダーのみを検証して、メディア上のファイルがRMANリポジトリのメタデータに対応しているかどうかを判断します。
-catpwd password ユーザーGSMCATUSERのパスワード。指定しない場合はプロンプトが表示されます。このパスワードは、GDSCTLセッション全体でこのコマンドに対して1回のみ指定する必要があります。
-shard shard_list shard_listは、シャード識別子のカンマ区切りリストを指定します。シャード領域、シャード・グループまたはシャード名を指定できます。デフォルトはall shardsです。
-async 指定すると、シャードのバックアップを構成するすべてのタスクがバックグラウンドで実行されます。デフォルトでは、タスクはフォアグラウンドで実行されます。SDBカタログ・データベースのタスクは、このフラグの設定に関係なく、常にフォアグラウンドで実行されます。

シャード・データベース・カタログ(SC)データベースはオープンしている必要がありますが、シャード・データベースはマウントしていることもオープンしていることもできます。バックアップ検証がデータベース制御ファイル用である場合は、シャードをマウントなしで起動できます。次の例では、リストア・ポイントbackup_before_db_maintenanceにリカバリ可能なSDBカタログ・データベースからの制御ファイルのバックアップを検証します。

GDSCTL> validate backup -shard catalog -controlfile -restorepoint BACKUP_BEFORE_DB_MAINTENANCE 
 
Validating backups for database "v1908" ...
executing command: SET until clause
 
Starting restore at 14-APR-20
allocated channel: ORA_DISK_1
channel ORA_DISK_1: SID=201 device type=DISK
channel ORA_DISK_1: starting validation of datafile backup set
channel ORA_DISK_1: reading from backup piece /ade/b/3998875997/oracle/dbs/V1908/autobackup/2020_04_14/o1_mf_s_1037669374_h9blkyc8_.bkp
channel ORA_DISK_1: piece handle=/ade/b/3998875997/oracle/dbs/V1908/autobackup/2020_04_14/o1_mf_s_1037669374_h9blkyc8_.bkp tag=TAG20200414T012934
channel ORA_DISK_1: restored backup piece 1
channel ORA_DISK_1: validation complete, elapsed time: 00:00:01
Finished restore at 14-APR-20
Recovery Manager complete.

次の例では、リストア・ポイントbackup_before_db_maintenanceにリカバリ可能な、シャードv1908b_cdb2_pdb1からのバックアップのヘッダーを検証するコマンドの使用方法を示します。

GGDSCTL> validate backup -shard v1908b_cdb2_pdb1 -restorepoint BACKUP_BEFORE_DB_MAINTENANCE -header
 
Validating backups for database "v1908b_cdb2_pdb1" ...
executing command: SET until clause
 
Starting restore at 14-APR-20
allocated channel: ORA_DISK_1
channel ORA_DISK_1: SID=468 device type=DISK
allocated channel: ORA_DISK_2
channel ORA_DISK_2: SID=236 device type=DISK
 
 List of Backup Sets
===================
 
BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time Completion Time
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ ---------------
2998    Incr 0  265.53M    DISK        00:00:06     14-APR-20      
        BP Key: 3009   Status: AVAILABLE  Compressed: NO  Tag: BACKUP_BEFORE_DB_MAINTENANCE
        Piece Name: /tmp/rman/backups/2/0sutl6oa
  List of Datafiles in backup set 2998
  Container ID: 3, PDB Name: CDB2_PDB1
  File LV Type Ckp SCN    Ckp Time  Abs Fuz SCN Sparse Name
  ---- -- ---- ---------- --------- ----------- ------ ----
  11   0  Incr 2678401    14-APR-20              NO    /ade/b/3998875997/oracle/dbs/cdb2_pdb1_db.f
 
BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time Completion Time
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ ---------------
2999    Incr 0  191.61M    DISK        00:00:04     14-APR-20      
        BP Key: 3010   Status: AVAILABLE  Compressed: NO  Tag: BACKUP_BEFORE_DB_MAINTENANCE
        Piece Name: /tmp/rman/backups/1/0tutl6oh
  List of Datafiles in backup set 2999
  Container ID: 3, PDB Name: CDB2_PDB1
  File LV Type Ckp SCN    Ckp Time  Abs Fuz SCN Sparse Name
---- -- ---- ---------- --------- ----------- ------ ----
  12   0  Incr 2678425    14-APR-20              NO    /ade/b/3998875997/oracle/dbs/cdb2_pdb1_ax.f
  13   0  Incr 2678425    14-APR-20              NO    /ade/b/3998875997/oracle/dbs/cdb2_pdb1_xdb.f
validation succeeded for backup piece
Finished restore at 14-APR-20
 
Recovery Manager complete.

C.122 validate catalog

Global Data Servicesカタログ、グローバル・サービス・マネージャのランタイム・ステータスおよびプール・データベースをクロスチェックし、非一貫性とエラーをレポートします。

構文

validate [catalog] 
         [-gsm gsm_name]
         [ {-config | -database db_name} ] 
         [-catpwd cpwd]
         [-dbpwd dpwd]

オプション

表C-121 GDSCTL validate catalogのオプション

オプション 説明
-catpwd cpwd

GSMCATUSERのパスワードを指定します(指定しない場合、デフォルトでローカル・ウォレット・ファイルから読み取られます)。

-config

検証がGlobal Data Servicesカタログ構成についてのみ行われることを示します。

-database db_name

クロスチェック検証が行われるデータベースの名前を示します。

-dbpwd dpwd

プール内に存在するデータベースが1つのみの場合、またはプール内の複数のデータベースで同じパスワードを共有している場合、プール・データベースのパスワードを直接指定します。

-gsm gsm_name

グローバル・サービス・マネージャ名を指定します。名前が指定されない場合、GDSCTLはセッションの現在のグローバル・サービス・マネージャ名(set gsmコマンドで指定)を使用します。

使用上のノート

このコマンドの実行によって、Global Data Services構成のすべてのデータベースに対するアクセスが発生するため、これを実行するにはGSMCATUSERのパスワードが必要です。パスワードは、Global Data Services構成の一部である任意のグローバル・サービス・マネージャのウォレットに格納されます。したがって、グローバル・サービス・マネージャのいずれかのORACLE_HOMEからコマンドを実行すると、パスワードはウォレットから自動的に抽出されるため、指定する必要はありません。それ以外の場合、-catpwdコマンド・オプションを使用してGSMCATUSERのパスワードを指定する必要があります。別の方法として、Global Data Services構成のすべてのデータベースに同じGSMUSERのパスワードが含まれる場合、-dbpwdオプションを使用してGSMCATUSERのパスワード以外のパスワードを指定できます。

カタログを検証します。

GDSCTL> validate

出力は次のようになります。

Validation results:
VLD2: Region "regionora" does not have buddy region
VLD11: GDS pool "marketing" does not contain any databases
VLD12: GDS pool "marketing" does not contain any global services
VLD11: GDS pool "sales" does not contain any databases
VLD12: GDS pool "sales" does not contain any global services
VLD11: GDS pool "mkt" does not contain any databases
VLD12: GDS pool "mkt" does not contain any global services

C.123 validate

GDSカタログ、グローバル・サービス・マネージャのランタイム・ステータスおよびGDSプールのデータベースをクロスチェックし、非一貫性とエラーをレポートします。

構文

validate [catalog] [-gsm gsm]
                   [-config | -database db_name [-dbpwd sipwd]]
                   [-catpwd cpwd]
                   [-validate_network]
                   [-show_errors]
                   [-validate_network] 

オプション

表C-122 GDSCTL validateのオプション

オプション 説明
-catpwd cpwd

GSMCATUSERパスワード。

-config

指定した場合、GDSカタログ構成のみの検証を実行します。

-database db_name

指定したデータベースのクロスチェック検証を実行します。

-dbpwd sipwd

GSMUSERパスワード。

-gsm gsm

グローバル・サービス・マネージャ名

-validate_network

このフラグにより、ホスト間のネットワーク接続のチェックや、VNCRエントリの有効性のチェックなど、いくつかのネットワーク検証チェックが有効化されます。

-show_errors

エラーのみを表示します。

使用上のノート

オプションを指定しない場合、GDSカタログ、データベースおよびローカルのグローバル・サービス・マネージャに対してクロスチェックが実行されます。

GDSCTL> validate catalog -catpwd cpwd -dbpwd sipwd