はじめに

『Oracle Global Data Services概要および管理ガイド』へようこそ。

このガイドでは、Oracle Global Data Services (GDS)を理解、デプロイおよび効果的に利用して、Oracleデータベースの可用性、パフォーマンスおよびスケーラビリティを最大化するための包括的なリソースを提供します。

このガイドでは、データベース管理者、アーキテクト、アプリケーション開発者、ITマネージャのいずれであっても、次のことを行うための知識と実践的なガイダンスを提供します:
  • Oracle GDSのコア概念およびアーキテクチャを理解します。
  • 様々なデプロイメント・シナリオのグローバル・サービスを構成および管理します。
  • Oracle GDS設定を管理します。
  • ワークロードの管理とパフォーマンスを最適化します。
  • 一般的な問題をトラブルシューティングおよび解決します。

このガイドでは、基本的なGDS構成から、動的ロード・バランシングやインテリジェント・ワークロード・ルーティングなどの高度な機能まで、様々なトピックについて説明します。これには、詳細な説明、ステップごとの手順、および実際の環境でのGDSの効果的な実装と管理に役立つ実例が含まれます。

このガイドが、Oracle Global Data Servicesを習得し、可用性、パフォーマンスおよびスケーラビリティの目標を達成するための貴重なリソースになることを期待しています。

対象読者

このドキュメントは、レプリケートされたデータベースを管理するデータベース管理者、データベース・アーキテクトとシステム・アーキテクトおよびエンジニアを対象としています。

関連ドキュメント

詳細は、以下のドキュメントを参照してください。

表記規則

このドキュメントでは、次のテキスト表記規則が使用されます:

表記規則 意味

boldface

太字体は、アクションに関連付けられたグラフィカル・ユーザー・インタフェース要素や、本文または用語集で定義されている用語を示します。

italic

イタリック体は、ブック・タイトル、強調、またはユーザーが特定の値を指定するプレースホルダー変数を示します。

monospace

等幅体は、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、またはユーザーが入力するテキストを示します。