タスク1: Oracle GoldenGate用のOracleデータベースの構成
ソースおよびターゲットのOracle GoldenGateデータベースは、次に示す推奨事項を使用して構成する必要があります。
-
データベース初期化パラメータ
ENABLE_GOLDENGATE_REPLICATION=TRUE
を設定することで、Oracle GoldenGateレプリケーションを有効にします。 -
Oracle GoldenGateソース・データベースを
ARCHIVELOG
モードで実行します。 -
Oracle GoldenGateソース・データベースで
FORCE LOGGING
モードを有効にします。 -
ソース・データベースで最小サプリメンタル・ロギングを有効にします。さらに、すべてのレプリケートされたオブジェクトのスキーマまたは表レベルのログを追加します
-
Replicatプロセスを使用する場合は、
STREAMS_POOL_SIZE
初期化パラメータを使用して、ソース・データベースにあるシステム・グローバル領域(SGA)内のストリーム・プールを構成します。なお、統合Replicatを使用する場合は、ターゲット・データベースでのみストリーム・プールが必要です。
次の式を使用して、
STREAMS_POOL_SIZE
の値を決定します。STREAMS_POOL_SIZE
= (Extractの数と統合Replicatの数 * 1GB) * 1.25たとえば、2つのExtractと2つの統合Replicatがあるデータベースの場合は、次のようになります。
STREAMS_POOL_SIZE
= 4GB * 1.25 = 5GBExtractプロセスまたはReplicatプロセスを追加する場合は、新しいストリーム・プール・サイズ要件を再計算し構成することが重要です。
Oracle GoldenGate用にデータベースを準備する方法の詳細は、Oracle GoldenGate用のデータベースの準備を参照してください。