タスク9: Oracle GoldenGateデータベース接続用のOracle Net TNS別名の作成
「タスク9: Oracle GoldenGateデータベース接続用のOracle Net TNS別名の作成」で示されているIPC通信プロトコルを使用して、プライマリ・クラスタ上でIPCプロトコルを使用してプライマリ・データベース用に作成したのと同じTNS別名を、スタンバイ・クラスタの各ノードで、同じ別名で作成する必要があります。
Oracle GoldenGateデプロイメントで使用されるtnsnames.ora
の場所は、スタンバイ・システム・ノード上でもプライマリ・システム上のその場所と同じである必要があります。
次の問合せREST APIコールを使用して、プライマリ・クラスタ上のTNS_ADMIN
の場所を問い合せます。
$ curl -s -u OGG_admin_username
https://vip_name/services/v2/deployments/deployment_name
-XGET|python -m json.tool|grep TNS_ADMIN -A1
Oracle GoldenGateサービス・マネージャ管理者ユーザーのパスワードの入力を求められます。
たとえば:
$ curl -s -u oggadmin https://dc1north01-vip1/services/v2/deployments/ggnorth
-XGET|python -m json.tool|grep TNS_ADMIN -A1
"name": "TNS_ADMIN",
"value": "/u01/goldengate/network/admin"
必ず、tnsnames.ora
がスタンバイ・クラスタ・ノードすべてでこの同じディレクトリにあることを確認してください。
GoldenGateデータベースのTNS別名の例:
ggnorth_pdb =
(DESCRIPTION =
(SDU = 2097152)
(ADDRESS = (PROTOCOL = IPC)(KEY=LISTENER))
(CONNECT_DATA =
(SERVICE_NAME = oggserv_pdb.example.com)
)
)