LinuxでのOracle Database Clientのオペレーティング・システム・チェックリスト

このチェックリストは、Oracle Database Clientのオペレーティング・システム最小要件のチェックに使用します。

ノート:

Oracle Database 23aiは現在、Oracle以外のハードウェアではサポートされていません。サポート、可用性およびデータベース製品については、『Oracle Databaseライセンス情報ユーザー・マニュアル』およびMy Oracle Supportノート742060.1を参照してください。

表1-2 LinuxでのOracle Database Clientのオペレーティング・システム全般チェックリスト

項目 タスク

オペレーティング・システムの一般的な要件

OpenSSHが手動でインストールされている(デフォルトのLinuxインストールの一部としてインストールしていない場合)。

このガイドに記載されているサポート対象のカーネルおよびリリースのリストにあるLinuxカーネル

Linux x86-64オペレーティング・システムの要件

次のLinux x86-64カーネルがサポートされています。

  • Oracle Linux 9.2およびUnbreakable Enterprise Kernel 7: 5.15.0-201.135.6.el9uek.x86_64以上
    Oracle Linux 9.2およびRed Hat互換カーネル: 5.14.0-284.30.1.el9_2.x86_64以上

  • Unbreakable Enterprise Kernel 7を使用したOracle Linux 8.8: 5.15.0-202.135.2.el8uek.x86_64以降
    Unbreakable Enterprise Kernel 6を使用したOracle Linux 8.6: 5.4.17-2136.312.3.4.el8uek.x86_64以降
    Red Hat互換カーネルを使用したOracle Linux 8.6: 4.18.0-372.26.1.0.1.el8_6.x86_64以降

  • Red Hat Enterprise Linux 9.2: 5.14.0-284.30.1.el9_2.x86_64以上

  • Red Hat Enterprise Linux 8.6: 4.18.0-372.26.1.0.1.el8_6.x86_64以降

  • SUSE Linux Enterprise Server 15 SP5 (x86_64):  5.14.21-150500.53-default以上

  • Ubuntu 22.04.1 LTS 5.15.0-1016以上
    ノート: Oracle Database Clientは、Ubuntuでの64ビット・クライアントのインストールのみをサポートします。

  • Debian GNU/Linux 11 (bullseye) 5.10.120-1以上
    ノート: Oracle Database Clientは、Debianでの64ビットのクライアント・インストールのみをサポートします。

パッケージの最小要件のリストは、システム要件に関する項を確認してください。

Linux for Arm (aarch64)オペレーティング・システムの要件

Oracle Database 23aiリリース23.5以降でサポートされているLinux for Arm (aarch64)オペレーティング・システムの最小バージョンを次に示します:

  • Unbreakable Enterprise Kernel 7: 5.15.0-205.149.5.1.el8uek.aarch64を使用したOracle Linux 8.6
    ノート: Oracle Linux 8を、入手可能な最新のリリース・レベルに更新することをお薦めします。

Oracle Linux用のOracle Preinstallation RPM

Oracle Linuxを使用している場合は、使用しているLinuxリリース用のOracle Preinstallation RPMを実行して、Oracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructureのインストール用にオペレーティング・システムを構成することをお薦めします。