Oracle DBCAを使用したPMEMストレージでのデータベースの作成

Oracle Database 23ai以降では、対話モードまたはサイレント・モードでOracle DBCAを使用して、単一インスタンス・データベース作成時のストレージ・オプションとして永続メモリー(PMEM)を選択できます。

  1. Oracle Database Configuration Assistant (Oracle DBCA)を起動します。
    $ cd $ORACLE_HOME/bin
    $ ./dbca
  2. 「データベース操作の選択」画面で、「データベースの作成」を選択し、「次へ」をクリックします。
  3. 「データベース作成モードの選択」画面で、「拡張構成」を選択し、「次へ」をクリックします。
  4. 「データベース・デプロイメント・タイプの選択」画面で、データベース・タイプとして「Oracle単一インスタンス・データベース」を選択します。データベースに適したテンプレートを選択します。「次」をクリックします。
  5. 「データベースIDの詳細の指定」ページで、「グローバル・データベース名」に、database_name.domain_nameという形式でデータベース名を入力します。「SID」フィールドにシステム識別子を入力します。SIDはデータベースを実行するインスタンスを一意に識別するためのものであり、デフォルトではデータベース名です。

    空のコンテナ・データベース(CDB)を作成するか、1つ以上のプラガブル・データベース(PDB)を含むCDBを作成するかを選択できます。「PDBの数」フィールドに作成するPDBの数を入力します。「PDB名」フィールドで、作成するPDBに使用する名前を指定します。複数のPDBを作成する場合、指定したPDB名が作成するPDBの接頭辞として使用されます。「次」をクリックします。

  6. 「データベース記憶域オプションの選択」画面で、「データベース記憶域属性に次を使用」を選択します。

    データベース・ファイルの記憶域タイプをPMEMファイル・システムとして指定します。PMEMストレージの場所を参照して、「データベース・ファイルの場所」フィールドに指定します。

    PMEMファイル・システムを指定します。PMEMファイル・システムには、PMEMファイルストアまたはDAX対応のファイル・システムのいずれかを使用できます。PMEMファイル・システム・サイズを指定します。

    Oracle Databaseを構成するオペレーティング・システム・ファイルを直接管理する場合は、「Oracle Managed Filesの使用(OMF)」を選択します。

  7. 必要に応じて構成画面やプロンプトに対応し、データベース作成プロセスを完了します。構成画面は、選択した構成オプションによって異なります。

    ノート:

    データベースの作成時に送信するように要求された情報について質問がある場合、「ヘルプ」をクリックします。