Linux x86-64でのVMのクロック・ソースの設定 Linux x86-64での仮想環境(VM)のパフォーマンスを向上させるために、クロック・ソースをtscに設定することをお薦めします。 rootユーザーとして、tscクロック・ソースがシステムで使用可能かどうかを確認します。 # cat /sys/devices/system/clocksource/clocksource0/available_clocksource kvm-clock tsc acpi_pm tscクロック・ソースが使用可能な場合は、tscを現在のクロック・ソースとして設定します。 # echo "tsc">/sys/devices/system/clocksource/clocksource0/current_clocksource 現在のクロック・ソースがtscに設定されていることを確認します。 # cat /sys/devices/system/clocksource/clocksource0/current_clocksource tsc 任意のテキスト・エディタを使用して、/etc/default/grubファイルのGRUB_CMDLINE_LINUX行にclocksourceディレクティブを追加し、再起動後もこのクロック・ソース設定を保持します。GRUB_CMDLINE_LINUX="rd.lvm.lv=ol/root rd.lvm.lv=ol/swap rhgb quiet numa=off transparent_hugepage=never clocksource=tsc" 次のコマンドを実行してGRUBを更新し、再起動後もこれらの設定が保持されていることを確認します。# grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg 親トピック: LinuxでのOracle Databaseのオペレーティング・システムの構成