前方宣言
サブプログラムは起動の前に宣言する必要があるため、同じPL/SQLブロック内のネストしたサブプログラムが相互に起動し合う場合は、そのサブプログラムに前方宣言が必要です。
前方宣言では、ネストしたサブプログラムを宣言しますが、定義はしません。同じブロックで後から定義する必要があります。前方宣言および定義は、同じサブプログラム・ヘッダーを持つ必要があります。
例9-8では、無名ブロックによって、相互に起動し合う2つのプロシージャを作成しています。
例9-8 相互に起動し合うネストしたサブプログラム
DECLARE -- Declare proc1 (forward declaration): PROCEDURE proc1(number1 NUMBER); -- Declare and define proc2: PROCEDURE proc2(number2 NUMBER) IS BEGIN proc1(number2); END; -- Define proc 1: PROCEDURE proc1(number1 NUMBER) IS BEGIN proc2 (number1); END; BEGIN NULL; END; /