16.6.1 Oracle Netエラー・スタック

ログ・ファイルには、エラー・スタックに含まれている情報があります。エラー・スタックとは、ネットワーク・エラーの結果としてOracle通信スタック内に各レイヤーごとに作成される情報です。

表16-9 エラー・スタック・コンポーネント

エラー・スタック・コンポーネント 説明

NI

ネットワーク・インタフェース。このレイヤーには、Oracleのクライアントまたはサーバー、外部プロセスがOracle Netの機能にアクセスするための汎用インタフェースがあります。NIレイヤーは、接続のブレーク要求およびリセット要求を処理します。

NS

ネットワーク・セッション(1次および2次層)。これらのレイヤーはNIから要求を受け取り、次のようなコンピュータ・レベルの一般的な接続に関する問題をすべて解決します。

  • サーバーまたは接続先の位置(オープン、クローズの各機能)。

  • 接続時に1つ以上のプロトコルを必要とするかどうか(オープン、クローズの各機能)。

  • クライアントとサーバー間の割込みをそれぞれの機能に基づいて処理する方法(送信、受信の各機能)。

NA

ネットワーク認証。このレイヤーは認証要求および暗号化要求のネゴシエーションを行います。

NT

ネットワーク・トランスポート(1次、2次およびオペレーティング・システム層)。これらのレイヤーは、Oracle Net Foundationレイヤー機能を業界標準プロトコルにマップします。