一般
時間隔および自動リスト・パーティション化によるハイブリッド・パーティション表
時間隔および自動リスト・パーティション化を使用した単一レベル・パーティション化を使用して、ハイブリッド・パーティション表を作成できるようになりました。これは、単一レベル・パーティション化とレンジおよびリスト・パーティション化の既存のサポートに追加されます。
Oracle Databaseのハイブリッド・パーティション表に対するこれらの機能拡張は、わかりやすいパーティション化方法を提供します。
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Oracle Databaseのデータ品質演算子
このリリースでは、近似またはあいまい文字列照合に基づいた、次の2つの新しい文字列照合演算子が導入されています。
PHONIC_ENCODE
では、発音に基づいて、言語固有のコードに単語または語句が変換されます。FUZZY_MATCH
(これは言語に依存しない)では、2つの文字列の間のテキストの類似性が評価されます。
新しい音声エンコーディングおよびファジー・マッチング方法により、外部アプリケーションだけでなく、データベース内のデータに対してより高度なマッチング・アルゴリズムを直接実行できるため、データ重複除外、リンクまたは拡張などにおいて、マッチングのパフォーマンスと効率が向上します。
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自動データ・クラスタリング
Oracle Databaseでは、アプリケーション・ワークロードによって使用される問合せのタイプに応じて、ストレージベースのデータが自動的かつ透過的にクラスタリングされます。これにより、ワークロードで、ストレージ索引、ゾーン・マップ、結合ゾーン・マップなどのデータ・アクセス最適化機能をより有効利用できるようになります。
この機能を使用すると、ゾーン・マップまたはストレージ索引に基づくデータ・ウェアハウスのワークロードのパフォーマンスが大幅に向上します。データをクラスタリングすると、データ・スキャン問合せのパフォーマンスが向上します。これは、ストレージの広い連続領域(またはゾーン)が、特定の問合せによって照合されているデータがそれに含まれていない場合にはプルーニングまたはスキップされるためです。
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JSONマテリアライズド・ビューのサポート拡張とパフォーマンス高速化
JSON表のマテリアライズド・ビューは、JSON表のより多くのタイプのマテリアライズド・ビューを高速リフレッシュしたり、これらのマテリアライズド・ビューの問合せリライトのサポートによって拡張されました。
JSON表のマテリアライズド・ビューのパフォーマンスは、高速リフレッシュ機能と問合せリライト機能により大幅に向上し、より多くのワークロードに対応できます。アプリケーションでJSON表のマテリアライズド・ビューをより幅広く使用でき、パフォーマンスが向上し、リソース使用率が低下します。
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Oracle SQL Access to Kafka
Oracle SQL Access to Kafka (DBMS_KAFKA)は、Apache KafkaおよびOCI Streaming Serviceからデータ・ストリームへの効率的で信頼性が高くスケーラブルなアクセスを提供します。ストリーミング・データは、SQLを介して問い合せたり、Oracleデータベース表にロードできます。
Oracle Databaseは、DBMS_KAFKA
APIを使用してApache Kafkaとの効率的で信頼性が高くスケーラブルな統合を実現します。このAPIにより、Oracle Databaseでは独自のインタフェースを使用して高コストで複雑な直接アプリケーション接続を必要とせずに、外部のデータ・ストリームからデータを使用できます。Oracle SQL Access to Kafkaを使用すると、すべてのデータでOracle Databasesの豊富な分析機能を使用できます。
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