はじめに

このマニュアルでは、Oracle Databaseに対するOracleのグローバリゼーション・サポートについて説明します。また、グローバリゼーション・サポート環境の設定、文字セットの選択と移行、ロケール・データのカスタマイズ、言語ソート、グローバル環境でのプログラムおよびUnicodeを使用したプログラムの実行の各操作を行う方法について説明します。

ここでは、次の項目について説明します。

対象読者

『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』 は、次のタスクを実行するデータベース管理者、システム管理者およびデータベース・アプリケーション開発者を対象にしています。

  • グローバリゼーション・サポート環境の設定

  • 文字セットの選択、分析または移行

  • 言語に応じたデータのソート

  • ロケール・データのカスタマイズ

  • グローバル環境でのプログラムの作成

  • Unicodeの使用

このマニュアルを使用するには、リレーショナル・データベースの概念、Oracle Databaseの基本概念、およびOracleを実行するオペレーティング・システム環境についての理解が必要です。

関連ドキュメント

このマニュアルに含まれる例の多くでは、Oracleのインストール時にデフォルトでインストールされるシード・データベースのサンプル・スキーマを使用しています。これらのスキーマがどのように作成されているか、およびその使用方法については、『Oracle Databaseサンプル・スキーマ』を参照してください。

表記規則

このドキュメントでは、次のテキスト表記規則が使用されます:

規則 意味

boldface

太字体は、アクションに関連付けられたグラフィカル・ユーザー・インタフェース要素や、本文または用語集で定義されている用語を示します。

italic

イタリック体は、ブック・タイトル、強調、またはユーザーが特定の値を指定するプレースホルダー変数を示します。

monospace

等幅体は、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、またはユーザーが入力するテキストを示します。