イメージ・ファイルを使用したOracle Database Clientのインストール

Oracle Database Clientのイメージ・ファイルを解凍し、setup.exeコマンドを使用してOracle Database Clientのインストールを開始します。

19c以降、Oracle Database Clientソフトウェアは、イメージ・ファイルとしてダウンロードおよびインストールできます。

インストールを開始する前に、記憶域のパスに関して指定する必要のあるすべての情報を手元に揃えておいてください。インストール時に、My Oracle Support資格証明を使用可能にしておくことをお薦めします。インストール中に、rootユーザーとして構成スクリプトを実行する必要があります。プロンプトが表示されたら、これらのスクリプトをrootとして手動で実行する必要があります。

  1. 管理者ユーザーとしてWindowsにログインします。プライマリ・ドメイン・コントローラ(PDC)またはバックアップ・ドメイン・コントローラ(BDC)にインストールする場合は、ドメイン管理者グループのメンバーとしてログオンします。
  2. Oracle Database Clientのインストール・イメージ・ファイル(client_home.zip)を任意のディレクトリにダウンロードします。
  3. Oracleホーム・ディレクトリを作成し、ダウンロードしたクライアント・イメージ・ファイルを解凍します。

    ノート:

    作成したOracleホームのディレクトリ・パスがOracle Optimal Flexible Architectureの推奨事項に準拠することをお薦めします。
  4. Oracleホーム・ディレクトリから、setup.exeコマンドを実行してOracle Database Client設定ウィザードを起動します。
    C:\> cd \app\oracle\product\23.0.0\client_1
    C:\> setup.exe

    ノート:

    setup.exeコマンドは、Oracleホーム・ディレクトリからのみ実行してください。Oracle Database、Oracle Database ClientまたはOracle Grid Infrastructureをインストールするために、C:\> ORACLE_HOME\oui\bin\または他の場所にあるsetup.exeコマンドを使用しないでください。
  5. 設定ウィザードによって、Oracle Database Clientの管理者タイプのインストールが開始されます。

    インストール画面は、選択したインストール・オプションによって異なります。必要に応じて構成プロンプトに応答します。

    ノート:

    インストール中に、求められている操作に対して疑問がある場合は、「ヘルプ」をクリックします。