A.1.3 ソフトウェアの既知の問題

Oracle Database ODBCドライバの既知のソフトウェアの問題とサポートされていない使用方法は次のとおりです。

  • SQLSetStmtOption SQL_QUERY_TIMEOUTは、データベース・サーバーがWindows NT上で実行されている場合は機能しません。回避策として、サーバーのsqlnet.oraファイルでBREAK_POLL_SKIP=1と設定すると、問題が解決します。デフォルトでは、これは100に設定されており、データベースはODBCアプリケーションによって設定されたタイムアウトをチェックしません。

  • SQLBindParameterがバッファをSQL_PARAM_INPUT_OUTPUTとしてバインドし、IN OUTパラメータを含むPL/SQLプロシージャを持っていて、パラメータがプロシージャで変更されていない場合、ドライバはStrLen_or_IndPtrSQL_NULL_DATAを返しません。

  • Oracle Database ODBCドライバでは、SQL SELECT問合せのCASE句でのKeysetカーソルの使用はサポートされていません。