Open
このメソッドは、接続をOracle Databaseにオープンします。
宣言
// C# public overide void Open();
実装
IDbConnection
例外
ObjectDisposedException - オブジェクトはすでに処理されています。
InvalidOperationException - 接続がすでにオープンしているか、または接続文字列がNULLまたは空です。
OracleException - トークン認証の場合、エラーには「ORA-25707: トークンが無効です。」、「ORA-25708: トークンが期限切れです。」および「ORA-50109: トークンベース認証の構成が無効です」が含まれます。
備考
接続プーリングが有効な場合、接続がプールから取得されます。それ以外の場合は、新規接続が確立されます。
Open()メソッドが起動されたときに、プールに未処理の接続が含まれていない可能性があります。この場合、新規接続が確立されます。
指定した接続タイムアウト値内で有効な接続がない場合、Max Pool Sizeに達したときにOracleExceptionがスローされます。
アクセス・トークンのクライアント側検証の場合:
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アクセス・トークンは16KBバイト以下である必要があります。
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ピリオド"
."が2つ必要です。 -
有効なベース64である必要があります。
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有効なJSONである必要があります
-
"sub"および"exp"クレームが必要です。
オープンしている接続のAutoCommitプロパティ値は、アプリケーションによって設定された値と同じになります。
オープンしている接続が分散トランザクションに参加している場合、AutoCommit値に関係なく自動コミットは無効になります。そのトランザクションが完了すると、自動コミット機能はAutoCommit値にリセットされます。
オープンしている接続のIsolationLevelプロパティ値は、アプリケーションによって設定された値と同じです。その接続が、TransactionScopeを使用して作成された分散トランザクションに参加している場合は、アプリケーションのIsolationLevel値がオーバーライドされます。接続オブジェクトのIsolationLevelは、そのトランザクションが終了してもオーバーライドされたままになります。