TLSVersion
このプロパティは、特定のSSL/TLSバージョンを使用する接続を強制します。
宣言
// C#
public static string TLSVersion { get; set; }プロパティ・タイプ
System.String
説明
サポートされている値は、undetermined |1.2|TLSv1.2|1.3|TLSv1.3です。複数のSSL/TLSバージョンを指定するには、バージョン番号をカッコで囲み、値をコンマで区切ります。たとえば、(1.2,1.3)のようにします。
ODP.NET 23.9以降では、1.2+やTLSv1.2+など、バージョンの後にプラス(+)記号を追加することで、最小TLSバージョンを指定できます。この値は、TLS 1.2以上で、データベース・サーバーでサポートされている最も高いバージョンを使用することを示します。
場合によっては、アプリケーションで最小のTLSバージョンを設定しても、それより1つ以上高いバージョンはサポートされていないことがあります。除外するバージョンを指定するには、OracleConfigurationやOracleConnectionにあるTLSExcludeVersionプロパティまたはそれと同等のプロパティを設定します。
デフォルト値は未決定のバージョンです。未決定(undetermined)のバージョンとは、ODP.NETが任意のTLSバージョンを使用できるという意味です。このプロパティを指定してもかまいません。無効な値に対しては例外がスローされます。
このプロパティは、完全接続記述子および簡易接続プラス構成を含むSSL_VERSIONパラメータをオーバーライドします。