OracleDataSourceのメンバー

次の表に、OracleDataSourceのメンバーをリストします。

OracleDataSourceのパブリック・メソッド

OracleDataSourceのメソッドを表6-88にリストします。

表6-88 OracleDataSourceのパブリック・メソッド

メソッド	説明
ClearPool	OracleDataSourceに関連付けられているプールをクリアします。
CreateCommand	OracleDataSourceに対して実行する準備ができたOracleCommandを戻します。
CreateConnection	OracleDataSourceによって表されている、新しいクローズ済データベース接続を戻します。
Dispose	void Dispose()は、OracleDataSourceを破棄し、それに関連付けられているプールをクリアします。
DisposeAsync	ValueTask DisposeAsync()は、非同期式でOracleDataSourceを破棄し、それに関連付けられているプールをクリアします。
OpenConnection	OracleDataSourceによって表されている、新しいオープン・データベース接続を戻します。
OpenConnectionAsync	OracleDataSourceによって表されている、新しいオープン・データベース接続を非同期式で戻します。

OracleDataSourceのプロパティ

OracleDataSourceのプロパティを表6-89にリストします。

表6-89 OracleDataSourceのプロパティ

プロパティ	説明
ConnectionString	OracleDataSourceに関連付けられている接続文字列
DatabaseCharset	データベースの文字セットを返します
DatabaseMaxIdentifierLength	データベースの識別子の最大長を返します
DatabaseNCharset	データベースの各国語文字セットを返します
Password	OracleDataSourceのパスワードを更新します
ProxyPassword	OracleDataSourceのプロキシ・パスワードを更新します
RetryCount	接続試行がタイムアウトするまでに、TNS ADDRESSリストを走査する回数を指定します。
RetryDelay	接続に対する後続の再試行間の遅延時間(秒)を指定します

OracleDataSourceのパブリック・イベント

OracleDataSourceのパブリック・イベントを表6-90にリストします。

表6-90 OracleDataSourceのパブリック・イベント

パブリック・イベント	説明
ConnectionOpen	OracleConnectionOpenEventHandler ConnectionOpenは、アプリケーション・コンティニュイティのフェイルオーバーとリプレイを実行するために、OracleDataSource.OpenConnection()メソッドで、または接続オープン時にトリガーされます。 OracleConnection ConnectionOpenイベントも参照してください。
InfoMessage	OracleInfoMessageEventHandler InfoMessageは、データベースによって送信されたすべてのメッセージまたは警告に対してトリガーされます。 OracleConnection InfoMessageイベントも参照してください。
HAEvent	OracleHAEventHandler HAEventは、HAイベントが発生したときにトリガーされます。 OracleConnection HAEventイベントも参照してください。
Failover	OracleFailoverEventHandler Failoverは、Oracleデータベースのフェイルオーバーが発生したときにトリガーされます。 OracleConnection Failoverイベントも参照してください。
StateChange	StateChangeEventHandler StateChangeは、接続の状態が変化したときにトリガーされます。 OracleConnection StateChangeイベントも参照してください。