15.82 SEM_APIS.ENABLE_INC_INFERENCE

形式

SEM_APIS.ENABLE_INC_INFERENCE(
     entailment_name IN VARCHAR2,
     network_owner   IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
     network_name    IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);

説明

指定された伴意(ルール索引)の増分推論を有効にします。

パラメータ

entailment_name

増分推論を有効にする伴意の名前。

network_owner

RDFネットワークの所有者。(表1-2を参照してください。)

network_name

RDFネットワークの名前。(表1-2を参照してください。)

使用に関するノート

このプロシージャを使用するには、指定した伴意の所有者である必要があります。

このプロシージャが実行される前に、伴意に関連するすべての基礎となるモデルで変更トラッキングを有効にしておく必要があります。伴意の所有者が、基礎となるモデルの所有者でもある場合、このプロシージャをコールすることにより、それらのモデルで変更トラッキングが自動的に有効になります。ただし、いくつかの基礎となるモデルが伴意の所有者によって所有されない場合、それらのモデルで変更トラッキングを有効にするには、適切なモデル所有者が最初にSEM_APIS.ENABLE_CHANGE_TRACKINGプロシージャをコールする必要があります。

伴意に対する増分推論を無効にするには、SEM_APIS.DISABLE_INC_INFERENCEプロシージャを使用します。

増分推論の説明(使用方法の情報を含む)は、「増分推論の実行」を参照してください。

RDFネットワークのタイプおよびオプションの詳細は、「RDFネットワーク」を参照してください。

次の例では、伴意RDFS_RIX_FAMILYの増分推論を有効にします。

EXECUTE sem_apis.enable_inc_inference('rdfs_rix_family');