10.1 リレーショナル・データに対してRDFビューを使用する理由

リレーショナル・データに対してRDFビューを使用することで、SPARQLを使用してリレーショナル・データを問い合せたり、様々なソースからのデータを統合することができます。

リレーショナル・データと一致するRDFトリプルを物理的に格納しなくても、リレーショナル・データの長所を利用することができます。

RDFデータにリレーショナル・データのマッピングを作成する最も単純な方法は、SEM_APIS.CREATE_RDFVIEW_GRAPHプロシージャをコールしてRDFビュー・グラフを作成し、RDFとして表示する内容の表またはビューのリストを指定することです。これが、それらのリレーショナル表またはビューの直接マッピングになります。

よりカスタマイズされたマッピングを取得するには、SEM_APIS.CREATE_RDFVIEW_GRAPHプロシージャをコールしてRDFビュー・グラフを作成し、r2rml_stringパラメータで(TurtleまたはN-Triple構文を使用して)R2RMLマッピングを指定します。