10 RDFビュー: RDFとしてのリレーショナル・データ
RDFグラフ内のリレーショナル・データ上にRDFビューを作成し、使用できます。
リレーショナル・データは、W3Cドキュメントに説明のあるRDB2RDFマッピングの2つのフォームのうちの1つを使用して、直接マッピングとR2RMLマッピングで仮想RDFトリプルとして表示されます。
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R2RML: RDB to RDF Mapping Language、W3C勧告(
http://www.w3.org/TR/r2rml/
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A Direct Mapping of Relational Data to RDF、W3C勧告(
http://www.w3.org/TR/rdb-direct-mapping/
)
この章では、次の項目について説明します。
- リレーショナル・データに対してRDFビューを使用する理由
リレーショナル・データに対してRDFビューを使用することで、SPARQLを使用してリレーショナル・データを問い合せたり、様々なソースからのデータを統合することができます。 - RDFビューのAPIサポート
SEM_APISパッケージには、RDFビューの作成、削除およびエクスポート(つまりRDFビューの実体化)のためのサブプログラムが含まれています。 - 例: 直接マッピングによるRDFビュー・グラフの使用
ここでは、直接マッピングによるRDFビュー・グラフの使用例を示します。 - ネイティブRDFデータと仮想RDB2RDFデータの組合せ
SERVICEキーワードを使用して、ネイティブ・トリプル・データと仮想RDB2RDFトリプル・データ(RDFビュー・グラフからの)を、1つのSEM_MATCH問合せで組み合せることができます。
親トピック: 概念および使用方法に関する情報