3.284 ALL_JSON_COLUMNS
ALL_JSON_COLUMNSは、現行のユーザーがアクセスできるJavaScript Object Notation (JSON)列に関する情報を示します。
このビューには、JSONデータを戻すことが保証されている表およびビューの列に関する情報が表示されます。これには次のものがあります。
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データ型
JSONの列 -
ISJSON条件を含むチェック制約が定義されている列(ISJSON条件が常に強制されます)。このようなチェック制約には、ISJSON条件のみを含めることも、論理AND条件の一部としてISJSON条件を含めることもできます。たとえば、次のチェック制約によって、
ISJSON条件が常に強制され、その結果、ALL_JSON_COLUMNSビューにmycolが表示されるようになります。mycol IS JSON mycol IS JSON AND LENGTH(mycol) > 100
ただし、次のチェック制約では、
ISJSON条件が強制されることはありません。これは論理OR条件の一部であるため、mycolがALL_JSON_COLUMNSビューから省略されるためです。mycol IS JSON OR LENGTH(mycol) > 100
- JSONデータを返すSQL関数の戻り値として定義された列を表示します。次のような関数があります。
TREAT(exprASJSON)JSON_ARRAY、JSON_ARRAYAGG、JSON_MERGEPATCH、JSON_OBJECT、JSON_OBJECTAGG、JSON_QUERY、JSON_SERIALIZE、JSON_TRANSFORM
たとえば、ビュー
v1に対する次の定義で、列mycolはJSON_OBJECT関数の戻り値として定義されており、この結果、mycolがALL_JSON_COLUMNSビューに表示されます。CREATE TABLE t1 (text varchar2(100)); CREATE VIEW v1 AS SELECT JSON_OBJECT(text) AS mycol FROM t1;
関連ビュー
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DBA_JSON_COLUMNSは、すべてのJSON列に関する情報を示します。 -
USER_JSON_COLUMNSは、ユーザーが所有者であるJSON列に関する情報を示します。このビューは、OWNER列を表示しません。
| 列 | データ型 | NULL | 説明 |
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JSON列を持つ表の所有者 |
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JSON列を持つ表の名前 |
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オブジェクト型:
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JSON列の名前 |
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JSONデータのフォーマット |
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JSON列のデータ型 |
関連項目:
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Oracle DatabaseでのJSONの使用の詳細は、『Oracle Database JSON開発者ガイド』を参照してください。