2.393 SQL92_SECURITY
SQL92_SECURITYにより、DELETE文、INSERT文、MERGE文またはUPDATE文で特定の句を指定するためにユーザーに表に対するSELECT権限が必要かどうかを指定します。
| 特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
ブール値 |
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デフォルト値 |
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変更可能 |
いいえ |
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PDBで変更可能 |
はい |
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値の範囲 |
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基本 |
いいえ |
SQL標準では、セキュリティ管理者は、RETURNING、SETまたはWHERE句で表の列値を参照するDELETE文、INSERT文、MERGE文またはUPDATE文をユーザーが実行するときに、そのユーザーに表に対するSELECT権限を要求できる必要があると規定されています。
値:
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trueユーザーは、次の場所でターゲット表の列を参照するには、そのターゲット表に対する
SELECT権限が必要です:-
DELETE文またはUPDATE文のWHERE句 -
UPDATE文のSET句での割当ての右辺。 -
DELETE文、INSERT文、MERGE文またはUPDATE文のRETURNING句
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false-
DELETE文のターゲット表に対するDELETE権限があるユーザーは、DELETE文のWHERE句においてターゲット表の列を参照できます。 -
UPDATE文のターゲット表に対するUPDATE権限があるユーザーは、UPDATE文の、WHERE句で、またはSET句での割当ての右辺で、そのターゲット表の列を参照できます。 -
DELETE文、INSERT文、MERGE文またはUPDATE文のターゲット表に対するREAD権限またはSELECT権限を持つユーザーは、RETURNING句においてそのターゲット表の列を参照できます。
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