ディレクトリベースの分散データベースのロードマップ
分散データベースの構成、スキーマ・オブジェクトの作成、ライフサイクル管理操作など、ディレクトリベースの分散データベースを設定します。
1.ディレクトリベースの分散データベースのデプロイ
ディレクトリベースの構成は、ユーザー定義の分散データベースの場合と同じステップに従いますが、いくつかの違いがあります。
分散データベース・トポロジのデータベースを計画、インストール、作成するために必要な情報のほとんどは、Oracle Globally Distributed Databaseのデプロイを参照してください。
ディレクトリベースのデータ分散のトポロジを構成するには、次のタスクを実行します:
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ユーザー定義のデータ分散のシャード・カタログを作成します。「ディレクトリベースの分散データベース用のシャード・カタログの作成」を参照してください。
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シャード・ディレクタを追加して起動します。「シャード・ディレクタの追加と起動」を参照してください。
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シャード領域を作成し、それらのシャード領域にシャードを作成します。「シャード領域の追加(必要な場合)」、「シャードCDBの追加」、および「シャードPDBの追加」を参照してください。
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シャード領域内に表領域を作成します。例については、ユーザー定義のデータ分散を参照してください。
各表領域は個別に作成し、明示的にシャード領域に関連付ける必要があることに注意してください。
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トポロジの確認、シャードとホスト・メタデータの追加、構成のデプロイおよびグローバル・データベース・サービスの起動を行います。Oracle Globally Distributed Databaseのデプロイを参照してください。
2.スキーマ・オブジェクトの作成
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ディレクトリによってシャードされた表を作成するには、「ディレクトリによってシャードされた表の作成」を参照してください。
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ディレクトリに対してキーを追加(および削除)するには、「ディレクトリベースの分散データベースにおけるキーの管理」を参照してください。
3.DMLおよび問合せの実行
「ディレクトリによってシャードされた表でのDMLサポート」を参照してください。
4.ライフサイクル操作の実行
ディレクトリベースの分散データベースの存続期間中、次のようなタスクを実行する必要があります:
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キーを追加および削除します。「ディレクトリベースの分散データベースにおけるキーの管理」を参照してください
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パーティションを追加します。「シャード領域への新しい表領域およびチャンク(パーティション)の追加」を参照してください。
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チャンクを移動します。「ディレクトリベースの分散データベースにおけるチャンク管理」を参照してください。
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チャンクを分割します。パーティション(チャンク)の分割を参照してください。
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ディレクトリ・ビューでメタデータを問い合せます。「シャーディング・キー・ディレクトリ公開ビュー」を参照してください。