Raftレプリケーションの有効化
シャード・カタログを構成するときに、Raftレプリケーションを有効にします。
Raftレプリケーションを有効にするには、シャード・カタログの作成時にcreate shardcatalog
コマンドでネイティブ・レプリケーション・オプションを指定します。
gdsctl> create shardcatalog ... -repl native
例
GDSCTL> create shardcatalog -database catalog_connect_string
-user mysdbadmin/mysdbadmin_password -repl native -region region1,region2
シャード・カタログ構成の詳細は、「シャード・カタログの作成」を参照してください。
シャード・カタログの作成後、構成にシャードを追加し、DEPLOY
コマンドを実行できます。
ノート:
Raftレプリケーションを使用するには、分散データベースに少なくとも3つのシャードが必要です。レプリケーション・ユニット属性の指定
デフォルトでは、Oracle Globally Distributed Databaseは、シャード領域内のレプリケーション・ユニット(RU)の数とRU内のチャンクの数を決定します。
シャード・カタログの作成時に、-repunit
オプションを使用してプライマリRUの数を指定できます。ゼロ(0)より大きい値を指定します。
gdsctl> create shardcatalog ... -repunit number
分散データベース構成で最初のDEPLOY
コマンドが実行された後、RU値は変更できません。DEPLOY
を実行する前に、MODIFY SHARDSPACE
コマンドを使用してRUの数を変更できます。
gdsctl> modify shardspace -shardspace shardspaceora -repunit number
システム管理のシャーディングでは、shardspaceora
という名前のシャード領域が1つあることに注意してください。
-repunit
パラメータが指定されていない場合、最初のDEPLOY
コマンドの実行時にデフォルトのRU数が決定されます。