7.3 LRSデータの索引付け

LRSデータに4つの次元(3つの次元とM次元)があり、メジャー次元以外の3つの次元すべてに索引付けする必要がある場合、空間Rツリー索引を使用して、データに索引付けする必要があります。

CREATE INDEXにPARAMETERS('sdo_indx_dims=3')を指定して、最初の3つの次元が索引付けされるようにする必要もあります。ただし、sdo_indx_dimsの値に3以上を指定する場合、3つの次元すべてが対象となり、「3次元の空間オブジェクト」にリストした演算子のみ索引付けしたジオメトリに使用できます。「空間演算子」に示す他の演算子は使用できません。(sdo_indx_dimsキーワードのデフォルト値は2です。この値を使用すると、最初の2次元のみが索引付けされます。)たとえば、次元がX、Y、ZおよびMの場合に、X、YおよびZの各次元を索引付けし、メジャー(M)次元を索引付けしないようにするには、sdo_indx_dims=3を指定します。追加の処理オーバーヘッドが発生し、メリットがないため、メジャー次元は空間索引に含めないでください。

CREATE INDEX文およびそのパラメータとキーワードの詳細は、「空間データを索引付けするためのSQL文」を参照してください。