22.8 SDO_CS.CREATE_OBVIOUS_EPSG_RULES

書式

SDO_CS.CREATE_OBVIOUS_EPSG_RULES(
     use_case  IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);

説明

特定の変換で適用するEPSGルールの基本セットを作成します。

パラメータ

use_case

作成するEPSGルールのアプリケーションに関連付けるユースケースの名前を指定します。この値は、SDO_PREFERRED_OPS_USER表(「SDO_PREFERRED_OPS_USER表」を参照)のUSE_CASE列の値である必要があります。

使用上のノート

このプロシージャでは、特定の座標参照系間で実行する主要なEPSG定義の変換ルールを作成します。一部の座標参照系間の変換では、EPSGで適用するルールがすでに指定されている場合があります。ある座標参照系から別の座標参照系への特定の変換で、EPSGルールがデフォルトのOracle Spatialルールと異なる場合があります。このような場合、このプロシージャを実行すると、EPSGルールが適用されます。このような場合、このプロシージャを実行しないと、デフォルトのSpatialルールが使用されます。

このプロシージャでは、複数の行をSDO_PREFERRED_OPS_SYSTEM表(「SDO_PREFERRED_OPS_SYSTEM表」を参照)に挿入します。

このプロシージャによって作成されたEPSGルールを削除して、すべてのケースでデフォルトのSpatialルールを使用するようにするには、SDO_CS.DELETE_ALL_EPSG_RULESプロシージャを使用します。

次の例では、特定の変換で適用するEPSGルールの基本セットを作成します。

EXECUTE SDO_CS.CREATE_OBVIOUS_EPSG_RULES;