29.4 SDO_PC_PKG.CLIP_PC_INTO_TABLE

書式

SDO_PC_PKG.CLIP_PC_INTO_TABLE(
  pc_table                VARCHAR2,
  pc_column               VARCHAR2,
  id_column               VARCHAR2,
  id                      VARCHAR2,
  query                   MDSYS.SDO_GEOMETRY,
  where_clause            VARCHAR2,
  result_table_name       VARCHAR2,
  lods                    MDSYS.SDO_LODS_TYPE,
  category_table          VARCHAR2 DEFAULT NULL,
  category_match          VARCHAR2 DEFAULT NULL,
  category_query          VARCHAR2 DEFAULT NULL,
  include_unblocked_table NUMBER DEFAULT 0
) PARALLEL_ENABLE;

説明

任意のモデルの点群を問い合せて、結果を表に格納します。

パラメータ

pc_table

SDO_PCオブジェクトが格納されている表の名前。

pc_column

SDO_PCオブジェクトが格納されている列の名前。

id_column

pc_tableID列の名前。

id

SDO_PCオブジェクトを識別するID列のID値。

query

ジオメトリ問合せを表すSDO_GEOMETRY

where_clause

現在は使用されていません。

result_table_name

結果を格納する出力表の名前。

この表が自動的に作成されます。

lods

ピラミッドが有効な点群の詳細のレベル(LOD)のリスト。

これはオプションのパラメータです。

category_table

現在は使用されていません。

category_match

現在は使用されていません。

category_query

現在は使用されていません。

include_unblocked_table

現在は使用されていません。

使用上のノート

SDO_PC_PKG.CLIP_PC_INTO_TABLEファンクションはすべての点群モデルをサポートしていますが、SDO_PC_PKG.CLIP_PCはブロック・モデルのみをサポートしています。また、結果は表に格納されますが、SDO_PC_PKG.CLIP_PCは表をマテリアライズせずに問合せ結果を返します。

次の例では、表PCSの点群オブジェクトを問い合せます。PC表の列にはSDO_PCオブジェクトが含まれ、ID列の値は12345です。この例では、単純な長方形の問合せウィンドウを使用し、結果は表QUERY_RESULT_1に格納されます。

call
  sdo_pc_pkg.clip_pc_into_table(
    pc_table          => 'PCS',
    pc_column         => 'PC',
    id_column         => 'ID',
    id                => '12345',
    query             => mdsys.sdo_geometry(
                           SDO_POLYGON2D,
                           27700,
                           null,
                           mdsys.sdo_elem_info_array(1, 1003, 3),
                           mdsys.sdo_ordinate_array(
                              1,  1,
                             10, 10)),
    where_clause      => null,
    result_table_name => 'QUERY_RESULT_1',
    lods              => sdo_lods_type(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10)
  );